FAMLog
OpenSSL 1.0.1i、OpenSSL 1.0.0nおよびOpenSSL 0.9.8zbが公開
August 07, 2014
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1i」、「OpenSSL 1.0.0n」および「OpenSSL 0.9.8zb」が公開されています。
これらのバージョンでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、OpenSSLはバージョン1.0.2系統の開発も進められており、現在ベータ版が公開されている状況です。
Java SE 7 Update 67およびJDK 7 Update 67が公開
August 06, 2014
Java SE 7 Update 67およびJDK 7 Update 67が公開されています。
バージョン7 Update 67では、バージョン7 Update 65利用時に一部のアプレットやWeb Startアプリケーションを起動できない問題が修正されています。今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれておらず、バージョン7 Update 65を利用していて特に問題がない場合にはバージョン7 Update 67に更新する必要は特にありません。
なお、Java SE 6の公式アップデートはすでに終了しており、Oracleの公式ダウンロードサイトからJava SE 6の最新アップデートを入手することはできません。Java 6を利用している場合にはJava 7への更新を早急に検討および実行する必要がある状況です。
[関連]Java SE 7 Update 65およびJDK 7 Update 65が公開(FAMLog)
FileMaker Server 13.0v4 アップデータが公開
August 05, 2014
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v4 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 13.0v4では、セキュリティの問題が解決されています。AdminServer.jar(管理サーバー)が更新されますが、現時点では修正内容の詳細は特に判明していません。
なお、このアップデータを適用するには、FileMaker Server 13.0v3が必要です。FileMaker Server 13.0v1や13.0v2を使用している場合には、FileMaker Server 13.0v4 アップデータを適用する前にバージョン13.0v3に更新しておく必要があります。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
[関連]バージョン13.0v4におけるFileMaker Serverの修正点(FAMLog)
(2014/08/06追記:「管理コンソールサーバー」を「AdminServer.jar(管理サーバー)」という記述に変更しました。)
(2014/09/12追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:リスト形式における現在のレコード表示
August 04, 2014
FileMaker Pro 13では、リスト形式で現在のレコードが他のレコードとは異なる塗りつぶし色で表示されるようになっています。
リスト形式でアクティブ(現在の)レコードを異なる塗りつぶし色で表示するには、レイアウトモードでボディパートラベルを選択し、インスペクタの[外観]タブにあるオブジェクトの状態ドロップダウンリストから[アクティブ]を選択します。その状態で塗りつぶし色を設定すると、リスト形式におけるアクティブ(現在の)レコード用の塗りつぶし色を設定できます。
なお、上記の機能を無効にするには、ボディパートの[パートの定義]ダイアログボックスにおいて[アクティブな行状態を使用]チェックボックスのチェックを外します。
Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2のメンテナンスが2014年7月31日に終了
August 01, 2014
延長されていたRuby 1.8.7およびRuby 1.9.2のメンテナンスは2014年7月31日に終了しました。
Rubyはバージョン2.1.2が2014年5月に公開され、Ruby 2.2.0が年内にリリースされる予定となっています。メンテナンス終了に伴い、今後Ruby 1.8.7およびRuby 1.9.2に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、バージョンアップが強く推奨されます。
なお、Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2からRuby 2.1.2へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
[関連]Ruby 1.8.7 および 1.9.2 のサポート終了について(オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby)
Cyberduck 4.5が公開
July 30, 2014
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.5」が2014年7月下旬に公開されています。
Cyberduck 4.5では、不具合が修正されている他、SSHおよびSFTPの内部実装が新しく更新されています。なお、Cyberduck 4.5の公開後にCyberduck 4.5.1が公開されており、現在の最新バージョンは4.5.1となっています。
Cyberduck 4.5のライセンスはGPLであり、OS X版についてはMac OS X v10.6以降、Windows版についてはWindows XP以降で動作します。
PHP 5.4.31とPHP 5.5.15が公開
July 25, 2014
「PHP 5.4.31」と「PHP 5.5.15」が公開されています。
PHP 5.4.31とPHP 5.5.15では不具合の修正が行われている他、SPL(Standard PHP Library)のセキュリティ脆弱性がそれぞれ修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0RC2」が公開されている状況です。
FileMaker Pro 13の改善点:新しく追加されたレイアウトオブジェクトのバッジ
July 23, 2014
FileMaker Pro 13では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を視覚的に表示するバッジに新しい種類のバッジが追加されています。
バージョン13では、FileMaker Pro 13の新機能であるポップオーバーボタンであることを示すバッジ、およびオブジェクトを隠す計算式が指定されていることを示すバッジの2種類が新たに追加されています。
なお、ポップオーバーボタンであることを示すバッジを表示するには、レイアウトモードで[表示]メニューの[オブジェクト]サブメニューから[ポップオーバーボタン]を選択する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 12の改善点:新しく追加されたレイアウトオブジェクトのバッジ(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.4.10が公開
July 22, 2014
「Apache HTTP Server 2.4.10」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.10は、2013年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.10では、mod_deflateやmod_cgid、mod_proxyのDoS脆弱性など5件のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Apache HTTP Server 2.0系統はすでに保守が終了しており、今後はApache 2.2系統もしくはApache 2.4系統の利用が強く推奨されます。
FileMaker Web News:第65回 2014年夏号
July 18, 2014
■FileMaker Server 13.0v3 アップデータが公開(2014年7月)
FileMaker Server 13.0v2 アップデータが2014年5月に、FileMaker Server 13.0v3 アップデータが2014年7月に公開されました。FileMaker Server 13の最新版はバージョン13.0v3となっており、バージョン13.0v3に更新することでFileMaker Server 13に組み込まれているOpenSSLはバージョン1.0.1hに更新されます。
[関連]FileMaker Server 13.0v3 アップデータが公開(FAMLog)
■FileMaker Server 12.0v6 インストーラが公開(2014年1月)
FileMaker Server 12.0v6 インストーラが2014年1月に公開されました。FileMaker Server 12.0v6は、アップデータではなく完全なインストーラであり、OS X Mavericksのみにインストールするためのものです。なお、2014年6月にはFileMaker Server 12.0v5および12.0v6用のソフトウェアパッチが公開されており、このパッチを適用することでJava 7 Update 55または60を使用している場合にWeb公開機能に障害が発生する問題が解決されます。
[関連]FileMaker Server 12.0v6 インストーラが公開(FAMLog)