FAMLog


Apache Tomcat 7.0.78、8.0.44および8.5.15ではセキュリティ脆弱性が修正済み

June 13, 2017

2017年5月に公開されたApache Tomcat 7.0.78Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 8.5.15ではエラーページ処理に関するセキュリティ制限回避の脆弱性(CVE-2017-5664)が修正されています。

Apache Tomcat 7.0.78、8.0.44および8.5.15が公開されたのは先月ですが、上記修正に関する情報は今月上旬に公開されました。

CVE-2017-5664がFileMaker Serverに影響を与えるかは現時点では不明です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

[関連]JVNVU#95420726:  Apache Tomcat にセキュリティ制限回避の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

Thunderbolt 3(USB-C)ポートを搭載したiMacが登場

June 07, 2017

アップルが、iMacの製品ラインを刷新し、Kaby LakeマイクロアーキテクチャーのIntel Core i5 プロセッサーやThunderbolt 3(USB-C)ポートを搭載したiMacを発表しています。

新しいiMacは、Retina 4Kおよび5Kディスプレイモデルにおいて新たに10億色をサポートした他、21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデルの上位モデルと27インチiMac Retina 5KディスプレイモデルではFusion Driveが標準になっています。3.5GHzもしくは3.8GHzクアッドコアのIntel Core i5 プロセッサーを搭載した27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルではオプションでメモリーを16GB、32GBもしくは64GBに変更可能です。

21.5インチiMacの価格は120,800円(税別)、21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデルの価格は142,800円(税別)から、27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルの価格は198,800円(税別)からとなっています。

Tag: Mac

macOS High Sierraが2017年秋に登場予定

June 06, 2017

Appleが、macOS Sierraの後継バージョンとなるmacOS High Sierraを今秋提供する予定であると発表しています。

macOS High Sierraでは、強化されたパフォーマンス、セキュリティそしてデータの信頼性を特長とするファイルシステムである「Apple File System(APFS)」が採用されます。業界標準であるHEVC(High-Efficiency Video Coding/H.265)のサポートや、機械学習からバーチャルリアリアリティのコンテンツ制作まであらゆるものを実現するグラフィックステクノロジーであるMetalのアップデートが提供されるなど、数多くの機能追加や改良が予定されています。

macOS High Sierraは今秋、無料のソフトウェアアップデートとしてMac App Storeから提供される予定です。なお、macOS High Sierraと同時にiOS 11も発表されており、iOS 11も今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する

June 02, 2017

nodeコマンドを使用することで、macOS版のFileMaker Server 16に同梱されているNode.jsのバージョンを確認できます。

FileMaker Server 16.0.1がインストールされているmac OS Sierra 10.12.5では、FileMaker Server 16のFileMaker Data API エンジンで使用しているNode.jsのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ "/Library/FileMaker Server/node/bin/node" -v

[実行結果]
v6.9.2

現時点におけるFileMaker Serverの最新バージョンはバージョン16.0.1です。FileMaker Server 16.0.1にはNode.js 6.9.2が同梱されています。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectで500同時接続をサポート

June 01, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectで同時に500ユーザーまでサポートされるようになり、Webブラウザーを使用してより多くのチームメンバーが同時に接続できるようになっています。

1台のマスタマシンと最大5台のFileMaker WebDirect ワーカーマシンを構成することで、各ワーカーマシンは最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートできます。これにより、FileMaker WebDirectで最大500同時接続がサポートされるようになっています。

従来のバージョンでは、1台のサーバーでは実質5同時接続までとなっており、FileMaker WebDirectのクライアント数が5を超える場合には複数台のサーバーを利用することが推奨されていました。接続数の上限はハードウェアの構成、アプリケーションのデザイン、オペレーティングシステムおよびライセンス契約に依存しますが、バージョン16では1台のサーバーで最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートすることができるようにパフォーマンスやスケーラビリティが改善されています。

[関連]FileMaker Server 16 のコンポーネントと展開の代替(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)

May 31, 2017

FileMaker Server 16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。試用期間終了後、FileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 8.5.15、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 7.0.78が公開

May 30, 2017

Apache Tomcat 8.5.15、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 7.0.78が2017年5月中旬に公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcat 8.5.15、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 7.0.78では主に不具合の修正が行われており、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M21が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.1ではApache Tomcat 7.0.72が使用されています。

[関連]JVNVU#95420726:  Apache Tomcat にセキュリティ制限回避の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 7.0.78、8.0.44および8.5.15ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)

(2017/06/14追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Apache

APPLE-SA-2017-05-15-2 iOS 10.3.2

May 19, 2017

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 10.3.2の提供が開始されています。

iOS 10.3.2には不具合の修正だけでなくセキュリティに関わる修正も含まれており、KernelやWebKit、SQLite等の脆弱性が修正されています。

アップデートの対象機種は、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、第6世代のiPod touch、第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、第5世代のiPad、iPad Pro(12.9インチ、9.7インチ)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

Tag: Security

APPLE-SA-2017-05-15-7 Safari 10.1.1

May 18, 2017

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 10.1.1が配布されています。

多数の脆弱性が修正されたSafari 10.1.1は、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS Sierra 10.12.5にもSafari 10.1.1が含まれています。

OS X Mavericks用のSafari 10は提供されておらず、OS X Yosemite以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

[関連]APPLE-SA-2017-05-15-1 macOS 10.12.5(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2017-05-15-1 macOS 10.12.5

May 17, 2017

macOS Sierra 10.12.5OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-002が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれている他、macOS Sierra 10.12.5ではBoot Campを使ってWindows 10 Creators Updateのメディアフリー・インストールができるようになっています。

FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。

Tag: Security

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