FAMLog
PHP 5.4.18が公開
August 16, 2013
「PHP 5.4.18」が公開されています。
PHP 5.4.18では、多数の不具合修正が行われている他、PHP 5.3系統ではPHP 5.3.27で修正された、XMLパーサーのセキュリティ脆弱性が修正されています。また、OpenSSL拡張モジュールのSSLクライアントに中間者攻撃を許してしまう脆弱性も修正されています。
なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっており、OpenSSL拡張モジュールの脆弱性修正がPHP 5.3系統で行われるのかどうかは現時点では不明です。
[関連]JVNDB-2013-003349 PHP の ext/xml/xml.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性(JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース)、Issue 18709: SSL module fails to handle NULL bytes inside subjectAltNames general names (CVE-2013-4238)(Python tracker)
第7回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
August 09, 2013
2013年8月24日(土)午前10時より「第7回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/7
なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。
FileMaker Go 12の新機能:動画や音声等のサポート
August 08, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、オブジェクトフィールドにiPadやiPhoneで記録した動画や音声を直接追加できるようになっています。また、その動画や音声をFileMaker Go上で直接再生することもできます。
バージョン12では、オブジェクトフィールド周りの機能が改良されており、オブジェクトフィールドをタップして次の操作を行うことができます。
・写真の追加と撮影
・動画の追加と撮影
・署名の挿入
・オーディオの録音
・iTunesライブラリの項目追加
・ファイルの表示、再生および追加
・データの置換とエクスポート(メールで送信/保存)
・データの削除
なお、写真または動画の撮影については、カメラが搭載されているデバイスでのみ利用可能です。
FileMaker Go 12の新機能:スナップショットリンク
August 02, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、FileMaker Pro 11で利用できるようになったスナップショットリンクに新たに対応しています。
スナップショットリンクを利用すると、ある時点における特定の対象レコード情報を保存できます。スナップショットリンクの実体はXMLファイルであり、レコードIDの一覧やレイアウト、表示形式、ソート順などの情報が保存されています。スナップショットリンク形式のファイル(拡張子:.fmpsl)を開くと、保存した対象レコード情報を再現した状態でデータベースファイルを開くことができます。
なお、現時点におけるFileMaker Go 12の最新版はFileMaker Go 12.0.7です。旧バージョンのFileMaker Go 11は2013年9月30日に販売終了する予定となっています。
Ruby on Rails 3.2.14が公開
July 30, 2013
「Ruby on Rails 3.2.14」が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.14では、多数の不具合修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。
なお、現時点におけるRailsの最新バージョンは4.0です。Rails 3.2系統は次のバージョン3.2.15で不具合の修正は最後となり、その後はセキュリティに関わる修正のみ行われる予定であるとのことです。
FileMaker Server 12の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンド
July 26, 2013
FileMaker Server 12では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにCERTIFICATEコマンドを利用できるようになっています。
CERTIFICATEコマンドを使うことで、FileMaker Pro 12(もしくはFileMaker Go 12)とFileMaker Server 12間の通信を暗号化する際に利用する、認証局(CA)から購入したSSLサーバー証明書をFileMaker Serverで利用することができます。
[使用例]
$ fmsadmin certificate create FQDN
$ fmsadmin certificate import CERTIFICATE.CRT
CERTIFICATEコマンドの詳細については、FileMaker Server ヘルプを参照してください。なお、FileMaker Server 12では、証明書失効リスト(CRL)を使用した検証はサポートされていません。
[関連]List of supported SSL certificate vendors and SSL certificate types for FileMaker products(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker セキュリティガイド[PDF](FileMaker)
FileMaker Server 12の改善点:fmsadmin START/STOP/RESTARTコマンド
July 25, 2013
FileMaker Server 12では、Web公開エンジン、FileMaker スクリプトエンジンおよびXDBC Listnerを含むFileMaker Server コンポーネントを個別に起動、停止または再起動できるように改善されています。
fmsadminコマンドを使用すると指定したタイプのサーバーを起動・終了・再起動することができ、FileMaker Server ヘルプでは下記が有効なタイプとして記述されています。
・adminserver:管理サーバー
・fmse:FileMaker スクリプトエンジン
・server:データベースサーバー
・wpe:Web公開エンジン
・xdbc:ODBCおよびJDBCアプリケーションとの通信に使用するXDBC Listner
なお、ヘルプには記載されていませんが、wpc、cwpc、jwpc、fmsibも指定可能であり、各コンポーネントを個別に起動、停止または再起動することができます。
[関連]FileMaker Server 12でWeb公開エンジンを停止する方法(FAMLog)
FileMaker Server 12の新機能:ログビューアフィルタ
July 24, 2013
FileMaker Server 12のAdmin Consoleでは、任意の文字列を入力してログビューアに表示されたログメッセージをフィルタできるようになっています。
ログビューアのフィルタ機能を利用するには、Admin Consoleのログビューアにおいて[フィルタ]フィールドに文字列を入力して、Enterキー(Windows)またはReturnキー(OS X)を押します。フィルタ文字列では大文字と小文字は区別されません。
なお、非表示になったログメッセージを再度表示するようにするには、[フィルタ]フィールド内の文字列を削除して、Enterキー(Windows)またはReturnキー(OS X)を押します。
Apache HTTP Server 2.4.6が公開
July 23, 2013
「Apache HTTP Server 2.4.6」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.6は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.6では、mod_davとmod_session_dbdのセキュリティ脆弱性が修正されています。その他注目する点としては、mod_proxy_wstunnelが追加されることでmod_proxyでWebSocketがサポートされるようになっています。
なお、2013年7月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は今後保守が行われない予定となっています。そのため、今後はApache 2.2系統もしくはApache 2.4系統の利用が推奨されます。