FAMLog
CakePHP 2.3.8とCakePHP 2.2.9が公開
July 19, 2013
CakePHP 2.3.8とCakePHP 2.2.9が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.3.8とCakePHP 2.2.9ではAssetDispatcherクラスに関連するセキュリティ脆弱性が修正されており、脆弱性についての詳細な情報は後日公開されるとのことです。
なお、CakePHPはバージョン2.4系統の開発も進められており、現在ベータ版が公開されている状況です。
[関連]CakePHP 2.4.1が公開(FAMLog)
(2013/10/02追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Server 12 Advancedの新機能:グループ開始ページ
July 18, 2013
FileMaker Server 12 Advancedでは、「グループ開始ページ」と呼ばれる新機能が追加されています。
グループ開始ページは、管理者グループに関連付けられているホストされたデータベースを一覧表示します。ホストされたデータベースがインスタントWeb公開、またはFileMaker ProやFileMaker Goで開くことができるかどうかをWebブラウザーで確認することができます。
なお、管理者グループはFileMaker Server 11 Advancedで追加されたオプション機能であり、FileMaker Server Advancedでのみ利用できる機能です。
[関連]FileMaker Server 11 Advancedの新機能:管理者グループ(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.2.25とApache HTTP Server 2.0.65が公開
July 17, 2013
Apache HTTP Server 2.2.25とApache HTTP Server 2.0.65が公開されています。
Apache 2.2.25ではmod_davとmod_rewriteにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。Apache 2.0.65では6点のセキュリティ脆弱性が修正されており、今回公開されたバージョン2.0.65をもってApache 2.0系統の保守は終了となります。
なお、Apache 2.0系統は3年近く更新がない状態であったことや、バージョン2.2以降で修正された脆弱性がすべて修正されているわけではないため、Apache 2.2系統もしくはApache 2.4系統に移行することが強く推奨されます。
PHP 5.3.27が公開
July 12, 2013
「PHP 5.3.27」が公開されています。
PHP 5.3.27では、10点の不具合修正が行われている他、XMLパーサーのセキュリティ脆弱性が修正されています
なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっています。今後1年間セキュリティ上の修正が必要な場合にはPHP 5.3系統の新版が出る可能性はありますが、今後はバージョン5.4系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードを行う必要がある状況になっています。
ScriptMaster 4.2が公開
July 10, 2013
360WorksがFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 4.2」を2013年6月下旬に公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。
バージョン4.2では、Java 7 Update 25に対応し、Groovy 2が同梱された他、64bitがサポートされるようになっています。なお、現時点におけるScriptMasterの最新版は、2013年6月27日に公開されたScriptMaster 4.203です。
PHP 5.4.17が公開
July 09, 2013
「PHP 5.4.17」が公開されています。
PHP 5.4.17では20点の不具合修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。
なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっています。セキュリティ上の修正も内容によって対応する程度となるため、今後はバージョン5.4系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードを検討する必要がある状況になっていると言えます。
[関連]PHP 5.3.27が公開(FAMLog)
(2013/07/12追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Ruby on Rails 4.0が公開
July 08, 2013
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 4.0」が2013年6月下旬に公開されています。
バージョン4.0では、Turbolinksと呼ばれる新機能によるクライアントサイド処理の高速化や、キャッシュ機構の改良など、数多くの新機能が追加されています。Rails 4.0を実行するにはRuby 1.9.3以上が必要であり、Ruby 1.8はサポート対象外となっています。
なお、バージョン4.0系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
INTER-Mediator 3.6が公開
July 05, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.6」を公開しています。
バージョン3.6では、FileMaker Server利用時にチェックボックスセットがWebページ上で実現できるようになった他、ログのJavaScriptコンソール出力がサポートされています。
チェックボックスセットの利用方法はシンプルで、HTMLでテキストフィールドと結びついたチェックボックスを複数作ることで、value属性値がフィールドに入る値になります。なお、リレーションシップの動作は、FileMakerとは異なり普通に条件判断するだけであり、チェックボックスセットのフィールドとのリレーションシップはINTER-Mediatorでは未対応という扱いになっています。
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374が公開
July 02, 2013
「Ruby 2.0.0-p247」、「Ruby 1.9.3-p448」および「Ruby 1.8.7-p374」が公開されています。
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374では、OpenSSLクライアントにおけるホスト名検証バイパス脆弱性が修正されています。
なお、予定通りRuby 1.8.7は今後メンテナンスされなくなるため、今回公開されたRuby 1.8.7-p374がRuby 1.8系統における最後のバージョンとなります。今後はRuby 1.9.3系統もしくはRuby 2.0系統に移行することが強く推奨されます。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
バージョン12.0v3以前のFileMaker ServerとJava SE 6 Update 51 for OS Xは非互換
June 28, 2013
バージョン12.0v3およびそれ以前のFileMaker Serverは、先週公開されたJava for OS X 2013-004およびJava for Mac OS X 10.6 Update 16と非互換です。
Java for OS X 2013-004もしくはJava for Mac OS X 10.6 Update 16を適用すると、バージョン12.0v3およびそれ以前のMac版FileMaker Serverを使用している場合に、Admin ConsoleサーバーおよびWeb公開エンジン用のTomcatが自動起動しない問題が発生します。この問題は、Mac OS X v10.6.8だけでなく、OS X LionおよびOS X Mountain Lionでも発生し、FileMaker Server 10も影響を受けるのでご注意ください。なお、FileMaker Server 12.0v4にすでに更新済みの場合にはこの問題は発生しません。
現状の回避策は、catalina.shファイルのJAVA_OPTS環境変数に「-Djava.awt.headless=true」を追加することです。詳細については下記ナレッジベースの記事をご参照ください。
[関連]Java 1.6.0_51-b11 が適用された Mac OS X 10.6.8 で Admin Console が起動しない(FileMaker ナレッジベース)、APPLE-SA-2013-06-18-1 Java for OS X 2013-004 and Mac OS X v10.6 Update 16(FAMLog)