FAMLog
OS X Serverのバージョン確認方法
May 17, 2013
OS X Serverのバージョンをコマンドラインで確認する方法の1つに、serverinfoコマンドを使用する方法があります。このコマンドを使用することでOS X Serverのバージョン情報を確認できます。
OS X Mountain Lion v10.8.3にOS X Serverのバージョン2.2.1を導入した環境では、serverinfoコマンドの実行結果は次のように表示されます。
[実行例]
$ serverinfo --shortversion
2.2.1
なお、serverinfoコマンドはOS X Mountain Lionで新たに導入されたコマンドであるため、OS X Lion Serverでは使用できません。
CakePHP 2.3.5が公開
May 14, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.5」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.5では、クロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。その他にも不具合の修正等が行われています。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年5月現在CakePHP 2.3に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.3.5で動作可能な状態になっています。
[関連]CakePHP 2.3.5 変更点(zz log)
Phusion Passenger 4.0.1が公開
May 13, 2013
「Phusion Passenger 4.0.1」が2013年5月上旬に公開されています。
Phusion Passengerは、RubyやPythonで記述されたWebアプリケーションを運用するための、Apache HTTP Serverおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
バージョン4系で初の安定版となるPhusion Passenger 4.0.1では、異なるバージョンのRubyを同時に利用できるようになり、Ruby 2.0やJRuby、およびRubiniusに新たに対応するようになっています。なお、Nginxの脆弱性に対応するために5月7日にPhusion Passenger 4.0.2が公開されています。
PHP 5.3.25とPHP 5.4.15が公開
May 09, 2013
PHP 5.3.25とPHP 5.4.15が公開されています。
PHP 5.3.25とPHP 5.4.15では不具合の修正が行われており、PHP 5.4.15に同梱されているlibmagicがバージョン5.14に更新されています。
なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5.0RC1が公開されている状況です。
FileMaker Go 12.0.7が公開
May 08, 2013
FileMaker Go 12がバージョン12.0.7にアップデートされています。FileMaker Go 12.0.7ではiOS 6に対応するネイティブのiOSデータ保護が可能になったほか、いくつかの問題が解決されているとのことです。
FileMaker Go 12.0.7は、iTunes App Storeから無料で入手可能です。利用にはiOS 5.1以降が必要で、iOS 6の利用が推奨されています。
なお、2013年9月30日に販売終了が予定されているFileMaker Go 11は、昨年9月以来更新されておらず、バージョン11.0.2が最新版のままです。
[関連]FileMaker Go 12の動作環境として今後推奨されないハードウェアとOSの一覧(FAMLog)、FileMaker Go 11の販売終了予定日(FAMLog)
Cyberduck 4.3が公開
May 07, 2013
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.3」が2013年4月下旬に公開されています。
Cyberduck 4.3のOS X版では、OS X Mountain Lionの通知センターやGatekeeper、およびRetinaディスプレイに新たに対応しています。Cyberduck 4.3のライセンスはGPLであり、OS X版についてはMac OS X v10.5以降で、Windows版についてはWindows XP、Windows VistaまたはWindows 7で動作します。
なお、2013年5月上旬にCyberduck 4.3.1が公開されており、現在の最新バージョンは4.3.1となっています。
CakePHP 2.3.4が公開
May 02, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.4」が公開されています。
CakePHP 2.3.3では、バージョン2.3以降でSecurityComponentなしでAuthComponentを使用している場合に認証を回避できてしまう脆弱性が修正されています。また、CakePHP 2.3.4では、Paginatorコンポーネントが原因でSQLインジェクションを引き起こす可能性がある脆弱性が修正されています。
なお、Paginatorコンポーネントの脆弱性修正のために、CakePHP 2.3.4と同時にCakePHP 2.2.8、CakePHP 1.3.16、およびCakePHP 1.2.12も公開されています。
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧
April 26, 2013
2013年2月にFileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOS(オペレーティングシステム)の一覧が発表されていましたが、この情報はFileMaker Pro 12v4 アップデータに付属の文書にも記載されています。
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧は下記の通りです。
・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
・Windows XP
・Windows Vista
・Windows Server 2003(ターミナルサービス用)
・Citrix XenApp 5.0
さらに、今後推奨されない技術・機能一覧も下記の通り挙げられています。
・オブジェクトフィールドへの[サウンドを挿入]オプション(サウンドをオブジェクトフィールドに直接録音)
なお、FileMaker Pro 12であれば、オブジェクトフィールドの[インタラクティブコンテンツ]オプションを有効にして、[ファイルを挿入]または[オーディオ/ビデオを挿入]を使用することでサウンドファイルをオブジェクトフィールドに格納することができます。
[関連]FileMaker 12 - Deprecated Features and Operating Systems(FileMaker Knowledge Base)
FileMaker Pro 12v4 アップデータが公開
April 25, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 12v4 アップデータ」と「FileMaker Pro 12v4 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 Advancedをバージョン12.0v4に更新するものです。バージョン12.0v4では、ポータルの枠が必要以上に太く表示される可能性がある問題、Windows XPでPDFファイルを作成する場合にFileMaker Proがクラッシュする可能性がある問題、およびWindows環境でクラシックテーマの印刷速度が低下する問題が修正されています。
なお、FileMaker Go 12については特にアップデートされておらず、FileMaker Goの最新バージョンは12.0.6のままです。
APPLE-SA-2013-04-16-1 Safari 6.0.4
April 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.4」が配布されています。
Safari 6.0.4では1件の脆弱性が修正されている他、Javaプラグインの実行許可をWebサイトごとに設定できるようになっています。
なお、Mac OS X Snow Leopard向けにSafari 5.1.9が利用できるようになっていますが、こちらについては修正内容の詳細は不明のままとなっています。
[関連]AppleがMac向けのJava更新版公開、SafariにはJavaプラグイン管理の新機能(ITmedia エンタープライズ)