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FileMaker Server 7 Preview配布開始

April 22, 2004

今月上旬に案内されていた「FileMaker Server 7 Preview」の配布が開始されています。ダウンロードするためには登録が必要であり、登録後にメール(英語)でダウンロードURLの情報を届けてくれます。

このPreview版の使用期限は2004年7月31日で、製品版のFileMaker Server 7は2004年夏に出荷予定となっています。

FileMaker Server 7 Advancedの機能は含まれないため、Webコンパニオンに替わるWeb公開エンジン(FileMaker Server Web Publishing Engine)を試用することは残念ながらできません。

(2006/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

バージョン7ではデータファイルフォーマットが変更

April 19, 2004

FileMaker 7のデータファイルフォーマットは、以前のバージョン(5.0〜6.0)とは異なります。FileMaker Pro 7でファイルを作成すると、ファイルの拡張子は「.fp7」となります。

これまでファイルメーカーProでは1ファイルにつき1テーブルでしたが、バージョン7からは1つのファイルに複数のテーブルを持たせることが可能になりました。リレーションシップやセキュリティ関連も改良されており、データファイルフォーマットを変更するに値するほどの新機能が各種追加されています。

なお、ファイルメーカーPro 1.x、2.xのデータベースは、ファイルメーカーPro 3.x、4.x、5.x、6.xのいずれかを使用して変換してから、FileMaker Pro 7を使用してもう一度変換する必要があります。

Tag: FileMaker

Linux版FileMaker Server 7の詳細は未定

April 18, 2004

現行製品であるファイルメーカー Server 5.5はWindowsやMacだけでなく、Red Hat Linuxにも対応しています。しかし、今回発表されたFileMaker Server 7ではWindows版とMac版しかありません。

現時点では仕様や発売時期などの詳細は未定ですが、FileMaker Server 7とFileMaker Server 7 AdvancedについてはLinux版の計画があるようです。どのディストリビューションのLinuxを公式にサポートすることになるのか気になるところです。

なお、FileMaker Pro 7についてはLinux版はなく、対応する計画もないようです。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。また、Linux版のFileMaker Server 7はリリースされませんでした。)

(2020/05/25追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

ファイルメーカー Mobile for i-mode

April 17, 2004

FileMaker 7 ファミリ製品ラインが発表されましたが、今後の動向が不明な製品があります。それは「ファイルメーカー Mobile for i-mode」です。

単に名称から推測すると、iモード上で動作するアプリケーションなのかと思ってしまいそうですが、これは実はWindowsやMac OS X、Red Hat Linux上で動作するサーバーソフトウェアです。iモード向けのWeb公開のためのサーバーソフトウェアなので、上記のような名称となっているようです。

この製品は日本でのみ販売されている製品でしたが、FileMaker, Inc.はFileMaker 7 ファミリ製品ラインの一部として、その将来バージョンの開発を計画しているそうです。

(2006/01/03追記:ファイルメーカー Mobile for i-modeは、FileMaker Pro 7に対応したバージョンや代替製品がなく、さらに将来のバージョンをFileMaker 8 製品ラインの一部として開発する計画はないことが、ファイルメーカー株式会社から2005年10月に発表されています。)

(2007/01/02追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

ファイルメーカー 6 製品ラインの購入期限

April 16, 2004

日本でもFileMaker Pro 7が発表されましたが、現行製品であるファイルメーカー 6の製品ラインはいつまで購入できるのでしょうか。

ファイルメーカー社のWebサイトによると、ファイルメーカー 6 製品ラインは2004年12月末日まで購入可能であり、それ以降の取り扱いについては市場の需要次第とのことです。

来年以降は入手できなくなる可能性があるので、必要な方は今年中にご購入ください、ということでしょう。

[関連]ファイルメーカーPro 6 Unlimitedのテクニカルサポート終了予定日

(2007/01/02追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。あわせて関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server (2)

April 12, 2004

現在、Apache HTTP Serverは2種類の安定バージョンが提供されています。

1つはApache 1.3系列です。現時点での最新バージョンは1.3.29であり、近日中に1.3.30がリリースされる予定になっています。Mac OS XおよびMac OS X Serverに付属しているApacheはこちらのバージョンです。

もう1つは、マルチスレッド、マルチプロトコル、IPv6に対応したApache 2.0系列です。2002年4月5日にリリースされたApache 2.0.35がApache 2.0初の正式リリース版であり、現時点での最新バージョンは2.0.49です。

なお、Mac OS X Server v10.3にはApache 1.3とApache 2.0の両方がインストールされていますが、GUIでサーバー管理ができるのはApache 1.3のみです。

Tag: Apache

Apache HTTP Server

April 11, 2004

Apache HTTP Serverはインターネット上で最も利用されているWebサーバーであり、NCSA HTTPd 1.3のソースコードやアイデアをベースにしたオープンソースのソフトウェアです。

Apacheは「A PAtCHy server(パッチだらけのサーバー)」であり、その名称はいくつかの既存のコードや一連のパッチファイルをベースにしていることに由来しています。

パフォーマンスに優れ、信頼性があり、モジュールを追加することにより機能拡張できる仕組みを備えています。必要に応じてモジュールを追加あるいは削除することにより、効率の良い、高機能なWebサーバーを構成することができます。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: Apache

FileMaker Server 7 Preview

April 08, 2004

FileMaker, Inc.のWebサイトで評価用の「FileMaker Server 7 Preview」について案内がされています。今月中に配布が開始されるそうです。

上記のPreview版は評価・フィードバックを目的として配布されるものであり、実際の製品版ではありません。FileMaker Server 7は今年の初夏に出荷される予定になっています(日本語版の発売時期は未定)。

今回のPreview版はFileMaker Server 7 AdvancedのPreviewではありませんので、残念ながら新しいWeb公開機能を試してみることはできません。Server 7 Advancedについては、Preview版を公開するという記述は見当たらないので、やはり実際の製品版を待つしかないのでしょう。

(2006/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

UnlimitedからServer Advancedへ

April 07, 2004

ファイルメーカーPro UnlimitedはWeb公開のためのサーバー製品であり、ファイルメーカーPro用のサーバーとしての役割はありません。ファイルメーカーPro用のサーバーには、ファイルメーカー Serverという製品があります。

FileMaker Server 7 Advancedは、ファイルメーカーPro Unlimitedの機能とファイルメーカー Serverの機能を組み合わせた製品と捉えることができ、Unlimitedがさらに進化したものと考えてよいでしょう。

さらに、Webからは同時100接続をサポートするとのことですので、同時接続数20程度が限界だったファイルメーカーPro 6 Unlimitedに比べると、Server 7 Advancedは飛躍的な進化を遂げています。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

CDMLからXSLTへ

April 05, 2004

FileMaker Server 7 AdvancedではCDMLがサポートされなくなりましたが、カスタムWebに相当する機能はXSLTで記述することになるようです。

CDMLからXSLTへの移行ツールがServer 7 Advancedに付属するようですが、どの程度まで実際に移行をしてくれるものなのか現時点では不明です。

上記のような不安要素がありますが、FileMaker Server 7 Advancedは100までのWeb接続と250までのFileMaker Proの接続をサポートするとのことですので、性能面ではかなり期待できます。

実際の評価は販売開始を待つしかありませんが、とても待ち遠しいものです。

Tag: FileMaker

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