FAMLog
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開
April 17, 2013
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開されています。
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。
なお、Java SE 6は2013年2月に公式アップデートが終了する予定でしたが、現時点ではJava SE 6のサポート期間がさらに延長されたという公式発表もなく、今後の動向がはっきりしない状況となっています。
FileMaker Pro 12で名称が変更された関数とスクリプトステップ
April 15, 2013
FileMaker Pro 12では一部の関数とスクリプトステップの名称が変更されています。
バージョン12では、Get ( ツールバーの表示状態 )関数はGet ( 書式設定バーの表示状態 )関数に名称が変更されています。また、[ツールバーの表示]スクリプトステップは[書式設定バーを許可]に、[ステータスエリアの表示切り替え]スクリプトステップは[ツールバーの表示切り替え]に名称が変更されました。
なお、ステータスエリアの代わりにウインドウの上部にステータスツールバーとして表示されるようになったのはバージョン10からです。
FileMaker Server 12の新機能:FileMaker スクリプトエンジン
April 12, 2013
FileMaker Server 12では、データベースサーバーの内部構造が刷新されており、スクリプトやプラグインの処理を別プロセスとして実行するコンポーネントである「FileMaker スクリプトエンジン」が新たに用意されています。
バージョン12では、FileMaker Serverのサーバーサイドスクリプトおよびプラグインを実行するスクリプトエンジン(OS Xにおけるプロセス名はfmsased)だけでなく、ODBC/JDBCおよびプログレッシブバックアップも別プロセスとして実行されるようになっています。これにより各プロセスで万一障害が発生してもデータベースサーバーに影響することがなくなったため、データベースサーバーの安定性が向上しています。
なお、FileMakerのスクリプトを実行する際にFileMaker Serverでプラグインを使用できるようにするには、プラグインを所定のフォルダに保存し、Admin Consoleの[データベースサーバー]ペインにある[サーバープラグイン]タブ内で[FileMaker スクリプトエンジン (FMSE) によるプラグインの使用を有効にする]にチェックをつけます。
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開
April 11, 2013
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開されています。
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14では不具合の修正が行われている他、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン8.32に更新されています。
なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5 beta3が公開されている状況です。
CakePHP 2.3.2が公開
April 10, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.2」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.2では、すべてのプラットフォームにおいてFormHelper::year()が1901年から2038年までの範囲外の日付をサポートするようになり、Validator::uuid()がRFC 4122を考慮するように改善されています。その他にも不具合の修正等が行われています。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年4月現在CakePHP 2.3に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.3.2で動作可能な状態になっています。
第5回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
April 08, 2013
2013年4月20日(土)午前10時より「第5回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/5
なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。
FileMaker Server 12.0v4で管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応
April 03, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12.0v4」のインストーラを公開しています。
このソフトウェアは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedのバージョン12.0v4(12.0.4.405)をインストールするものです。バージョン12.0v4では、Java 7がインストールされ、管理サーバー(Admin Consoleサーバー)とカスタムWeb公開エンジンで使用するTomcatがJava 7に対応しています。アップデータは用意されておらず、バージョン12.0v3以前からのアップデートにあたりFileMaker Serverのアンインストールが必要になるのでその点は要注意です。
なお、Java 7はMac OS X Snow Leopardでサポートされていないため、FileMaker Server 12.0v4をMac OS X Snow Leopardにインストールすることができません。さらに、Mac OS X Snow Leopardの環境からAdmin Consoleを使用して日本語ファイル名のデータベースをアップロードできなくなる問題があるとのことです。
[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)、Java 7 for Mac OS X: [データベースアップロードアシスタント]で、全角文字を含むファイルを選択できない(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 12によって使用されるポート
April 01, 2013
FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。
・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページおよびオブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロード
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース
上記以外にWeb公開エンジンやFileMaker Server Helper等が内部的に使用するポートが存在します。なお、ポート番号16000についてはFileMaker Server Admin Consoleだけでなく、オブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロードでも使用されるので注意が必要です。
[関連]第86回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)
FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能
March 29, 2013
ファイルメーカー社が、2013年2月にFileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しており、その内容を更新しています。
FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能の一覧は下記の通りです。
・Excel 2007より前の形式のエクスポートとインポート(Mac OS X Lion以降では、FileMaker ServerはExcel 2003のエクスポートとインポートをサポートしていません。)
・カスタムWeb公開 with XSLT
上記の内容はFileMaker Server 11.0v4が登場したときに今後廃止予定である旨が言及されていましたが、今回は今後廃止されるという表現に変更されています。なお、XSLTによるカスタムWeb公開機能は、FileMaker Server 12ですでに廃止されています。
[関連]OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能(FAMLog)、FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可(FAMLog)
APPLE-SA-2013-03-14-2 Safari 6.0.3
March 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.3」が配布されています。
Safari 6.0.3では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.0.3は、OS X Mountain Lion v10.8.3に同梱されている他、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5でも利用可能です。
なお、Mac OS X Snow Leopard用のSecurity Update 2013-001にはSafari 5.1.8が同梱されており、Mac OS X Snow Leopardでは10ヶ月ぶりにSafariが更新されていますが、修正内容の詳細については不明のままとなっています。
[関連]Apple、Snow Leopard向けのSafari更新版を10カ月ぶりに提供(ITmedia エンタープライズ)