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CDML

April 04, 2004

CDMLはClaris Dynamic Markup Languageの略です。

ファイルメーカーPro 4〜6のカスタムWeb用のマークアップ言語であり、ファイルメーカーProのデータベースと連動して動的にWebページを生成することができます。

HTMLとCDMLタグを含むフォーマットファイルを作成して、Web公開に必要な設定を行うことにより、Webブラウザーを介してファイルメーカーProに特定の処理を行わせたり、ファイルメーカーProにあるデータを検索・表示させたりすることなどができます。ファイルメーカーProのWeb公開と言えば、CDMLを使ったカスタムWebが定番でした。

ところでなぜClarisなのかと言うと、ファイルメーカー社はもともとクラリス社だったからです。一時期FDML(FileMaker Dynamic Markup Language)と改称されたこともあったのですが、いつの間にかCDMLに戻っていました。このことからもCDMLはいつかはサポートされなくなる予定だったのかもしれません。

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インスタントWeb公開とカスタムWeb公開

April 03, 2004

ファイルメーカーProのデータベースをWeb公開する方法は、「インスタントWeb公開」と「カスタムWeb公開」の2通りに分類されます。

インスタントWeb公開機能を利用すると手軽にデータベースをWeb公開できますが、柔軟性に欠け、ボタン化されたスクリプトの利用に制限があります。割り切って使うにはいいのですが、物足りない部分が多々ありました。

Webブラウザーでの表示や動作をより自由にコントロールしたい場合には、CDML(クラリスダイナミックマークアップ言語)を使ったカスタムWeb公開機能をたいていは選択することになります。なお、CDML以外にはXMLやファイルメーカーJDBC ドライバを利用する方法があります。

ファイルメーカーでWeb公開する際、これまではCDMLを使ったカスタムWeb公開がよく利用されてきましたが、FileMaker Server 7 AdvancedではCDMLがサポートされておらず、カスタムWeb公開に相当する機能ががらりと変わっていることが伺えます。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

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