FAMLog
Mac版FileMaker Server 10の動作環境
February 06, 2009
Mac版のFileMaker Server 10およびFileMaker Server 10 Advancedは、Mac OS XとMac OS X Serverのv10.4.11およびv10.5.4以降をサポートしています。
FileMaker Server 10では、CPUの最低要件は2GHzのPowerPC G5もしくは1.67GHzのインテル Core Duo プロセッサーとなっており、以前のバージョンより若干高速なCPUが要求されるようになっています。また、デュアルCPUもしくはデュアルコアのCPUの利用が推奨されています。
Javaについては32ビットのバージョン5.0(1.5.0_13)以降、PHPについてはバージョン5.2.6以降が必要となっています。PHP 4は2008年8月で保守が終了になっているため、バージョン5.2系列が要求されるようになっているのは安全性の観点から妥当な判断と言えます。
[関連]Mac版FileMaker Server 9.0v3の動作環境(FAMLog)
Rfm Code Reading #1
February 04, 2009
2009年2月11日(水・祝)午前9時より「Rfm Code Reading #1」を開催します。
Ruby on RailsとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。
開催日時:2009年2月11日(水・祝)午前9時から午前11時まで
開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟105号室
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
参加費用:無料(事前登録不要)
テーマ :Rfmのソースコードを読み始めるには
Rfm Code Readingでは、FileMaker API for Rubyとして知られるオープンソースソフトウェアであるRfm(http://sixfriedrice.com/wp/products/rfm)のソースコードを読み解くことにより、カスタムWeb公開やRuby、およびRuby on Railsを使った開発のスキルアップを目指します。
今後、FM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)の分科会活動の一環として、FM-Tokyo開催日の午前中に定期的に開催する予定です。
ファイルメーカー社の新社長に粟倉豊氏が就任
February 03, 2009
ファイルメーカー株式会社が、2009年2月1日付けで同社代表取締役社長に粟倉 豊(あわくら ゆたか)氏が就任したことを発表しています。
新社長に就任した粟倉氏は経営トップとして、FileMaker, Inc.が販売するFileMaker Pro 製品ライン、およびパーソナルデータベースBentoの日本市場におけるセールスマーケティング全般を統括し、同社の経営の指揮を執る、と案内されています。同時に、FileMaker, Inc.において日本担当のバイス プレジデント(副社長)も務めるとのことです。
長年にわたり同社社長を務めていた宮本高誠氏が昨年社長を退任して会長に就任し、ウィリアム・エプリング氏がその後任として社長に就任したことが昨年11月に発表されていましたが、米FileMaker, Inc.のグピール社長に対するインタビューにおいて日本法人の新しい体制が近々発表されることが示唆されていました。
[関連]ファイルメーカーの新社長に粟倉豊氏が就任(マイコミジャーナル)
Ruby 1.9.1
February 02, 2009
Ruby 1.9系統初の安定版である「Ruby 1.9.1」が公開されています。
Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。2003年以来利用されているRuby 1.8系統から数多くの改良が加えられていますが、Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリが1.9で動かない場合があります。その場合には、Ruby 1.9へ対応させるように各プログラムを修正したり、各ライブラリのRuby 1.9対応を待つ必要があるので、互換性を重視する場合には現時点ではRuby 1.8.7を利用するのが無難でしょう。
なお、Ruby 1.8系統の保守もしばらくは継続される予定となっています。
FileMaker Web 公開 10v1a アップデータ
January 28, 2009
ファイルメーカー株式会社から「FileMaker Web 公開 10v1a アップデータ」が配布されています。
このアップデートは、FileMaker Pro 10.0v1またはFileMaker Pro 10.0v1 AdvancedのインスタントWeb公開機能で発生していた下記2点の問題を解決するものです。
インスタントWeb公開において、FileMaker Proフォルダ内のWebフォルダに配置するカスタムホームページ(iwp_home.html)が無視される問題、および参照情報のみ保存されているオブジェクトフィールドの内容が表示されない場合がある問題が修正されています。
アップデート手順の詳細については、付属文書「Readme.pdf」に記載されています。
FileMaker Pro 10の新機能:スクリプトトリガ
January 27, 2009
FileMaker Pro 10では、スクリプトトリガと呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、ユーザーまたはスクリプトによるフィールドの入力、変更、終了時、キー入力、フィールド修正、レコード確定などの特定のイベント発生時に、任意のスクリプトを実行するよう指定できます。
開発者は、決まった種類の出来事が発生した際に自動的に任意の処理が行われるように指定できるので、より自然な形で利用者が使いやすいようにデータベースを作ることが可能になっています。
FileMaker Pro 10の新機能:ステータスツールバー
January 26, 2009
FileMaker Pro 10では、ステータスエリアのデザインが変更され、ウインドウの上部にステータスツールバーとして表示されるようになりました。
ステータスツールバーを利用すると、FileMaker Proに用意されている機能を素早く使うことができます。モードごとにツールバーを調整することも可能であり、よく使う機能のボタンをツールバー上の好きな位置に配置できます。
ツールバーのボタン上にポインターを合わせると、その機能の説明が表示されるようになっており、よく使う機能を分かりやすく能率的に利用できるようにユーザーインターフェースが一新されたと言えます。
APPLE-SA-2009-01-21 QuickTime 7.6
January 22, 2009
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.6」が配布されています。
QuickTime 7.6では、7件の脆弱性が修正されており、細工されたファイルやURLを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows Vista、Windows XP SP2およびWindows XP SP3です。
同時に、Windows版QuickTime MPEG-2再生コンポーネントの脆弱性も修正されています。
第3回「FileMaker Day」のお知らせ
January 20, 2009
2009年2月5日(木)にApple Store, Ginzaで行われる特別イベント「FileMaker Day」のパネルディスカッションにおいて、パネリストの1人として登壇する予定です。
セブンズドアとApple Storeのコラボレーション企画であるFileMaker Dayは、2007年3月の初回から数えて今回で3回目の開催になります。FileMaker Pro 10の発売を記念して、2009年2月5日の銀座店を皮切りに、各地のユーザーグループと協力して全国4ヶ所(東京、福岡、札幌、大阪)のApple Storeで開催されます。
Apple Store, Ginzaで行われるパネルディスカッションの時間は18:00〜19:00の予定です。有賀啓之さん、木下雄一朗さん、西村早苗さんなど、FileMaker関連書籍執筆者、開発者などさまざまな立場の方々を交え、FileMakerについて熱く語ります。
参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
FileMaker Day
開催日時:2009年2月5日(木)13:00〜19:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/
参加費:無料(事前登録も不要です)
また、各地の開催日やイベントスケジュールの詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://web.sevensdoor.com/resources_browse.xsl?report=158
FileMaker Pro 10の動作環境
January 09, 2009
Mac版FileMaker Pro 10およびFileMaker Pro 10 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.4.11もしくはMac OS X Leopardとなっています。
FileMaker Pro 9では256MBのRAMが動作に必要でした。バージョン10ではPowerPC G3を搭載したMacが動作環境の対象から外され、Mac OS X v10.4.11で動作させる場合には256MB以上、Mac OS X Leopardで動作させる場合には512MB以上のRAMが必要です。
Windows版FileMaker Pro 10およびFileMaker Pro 10 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)およびWindows Vista(Service Pack 1)となっています。Windows版では800×600以上ではなく1024×768以上の解像度のビデオアダプターとディスプレイが新たに必要になっていて、Windows XPの場合にはPentium III 700MHz以上のプロセッサーが要求されるようになっています。
また、FileMaker Pro 10 Advancedの製品パッケージに含まれるメディアは、CD-ROMではなくDVD-ROMで供給されるように変更されている点が注意点と言えます。