FAMLog


curl 7.54.1が公開

June 21, 2017

curl 7.54.1が2017年6月中旬に公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.54.1ではWindowsプラットフォームにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。

Tag: Apache

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectで500同時接続をサポート

June 01, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectで同時に500ユーザーまでサポートされるようになり、Webブラウザーを使用してより多くのチームメンバーが同時に接続できるようになっています。

1台のマスタマシンと最大5台のFileMaker WebDirect ワーカーマシンを構成することで、各ワーカーマシンは最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートできます。これにより、FileMaker WebDirectで最大500同時接続がサポートされるようになっています。

従来のバージョンでは、1台のサーバーでは実質5同時接続までとなっており、FileMaker WebDirectのクライアント数が5を超える場合には複数台のサーバーを利用することが推奨されていました。接続数の上限はハードウェアの構成、アプリケーションのデザイン、オペレーティングシステムおよびライセンス契約に依存しますが、バージョン16では1台のサーバーで最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートすることができるようにパフォーマンスやスケーラビリティが改善されています。

[関連]FileMaker Server 16 のコンポーネントと展開の代替(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)

May 31, 2017

FileMaker Server 16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。試用期間終了後、FileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13とFileMaker Go 13はFileMaker Server 16に接続不可

May 29, 2017

FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Go 13は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン16のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker Server 16に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン14.0.4以降となっています。FileMaker Pro 16のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン13のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 16に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 13 製品ラインのテクニカルサポートは2017年9月22日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server 16でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、
FileMaker 13 製品ラインのサポート終了のお知らせ
(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16でサポートされるクライアントアプリケーション

May 23, 2017

FileMaker Server 16でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。

・FileMaker Pro(バージョン16、15および14)
・FileMaker Pro Advanced(バージョン16、15および14)
・FileMaker Go(バージョン16、15および14)
・iOS App SDKを使用して作成されたiOSアプリケーション
・FileMaker WebDirect
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
・FileMaker Data APIを使用してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション

FileMaker Go、FileMaker WebDirect、FileMaker Pro(ユーザ接続ライセンスクライアント)およびiOS App SDKを使用して作成されたiOSアプリケーションからFileMaker Server 16にアクセスするにはFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。

なお、有償のFileMaker ProやFileMaker Pro Advanced、カスタムWeb公開(CWP)、FileMaker Data APIそしてODBC/JDBCを利用する場合にはFileMaker Server 接続ライセンスは不要です(2017年5月現在)。

[関連]FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Ruby on Rails 5.1が公開

May 02, 2017

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.1」が2017年4月下旬に公開されています。

バージョン5.1では、JavaScriptの依存管理をnpmからYarnに変更できるようになり、さらにオプションでwebpackを簡単にRailsアプリに統合できるようになっています。その他、Railsアプリの秘密情報を安全に管理できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。

なお、バージョン5.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]Ruby on Rails 5.1リリースノート(Ruby on Rails ガイド)

Tag: Ruby

FileMaker Go 15の新機能:App Extensionsによる他のiOSアプリとの連携

May 01, 2017

FileMaker Go 15ではApp Extensionsが新たにサポートされています。

App ExtensionsがサポートされたFileMaker Go 15では、iOSデバイス上にある他のアプリケーションに備わっている固有の機能を活用してFileMakerデータベースのコンテンツを共有および修正できます。

モバイルプリンターにデータを送信したり、写真編集アプリで写真を修正したり、会社専用アプリと情報交換するなど、以前のバージョンと比べてさまざまなことが新たにできるようになっています。

[関連]FileMaker Go 15の新機能:クラウドストレージサービスとの連携(FAMLog)

Tag: FileMaker

小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro 15/14対応

April 12, 2017

業務の効率化に関心のある中小企業の担当者向けにFileMaker製品を利用したデータベースの作成および運用方法を解説した書籍「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro 15/14対応」は2016年9月に発売された書籍です。

この書籍は、2014年に発行された「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro13/12/11/10対応」のバージョン14・15対応版であり、電子書籍版も用意されています。

業務に役立つサンプルアプリケーションの作成手順だけでなく、システムで実現したい業務の問題や課題を洗い出すための情報システム設計の基礎知識についても解説されています。

定価:2,800円(税別)
サイズ:B5変型
ページ数: 304
著者:富田 宏昭
出版社:翔泳社
ISBN:978-4798144535[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

FileMaker Go 15の新機能:クラウドストレージサービスとの連携

March 07, 2017

FileMaker Go 15ではApp Extensionsが新たにサポートされています。

App ExtensionsがサポートされたFileMaker Go 15では、iCloudなどのクラウドストレージサービスやファイル共有アプリケーションをデバイスで使用してドキュメントやイメージ、ビデオなどのファイルを簡単に送受信できるようになっています。

例えば、iCloud Drive上にあるファイルをオブジェクトフィールドに直接インポートしたり、FileMaker GoからエクスポートしたファイルをiCloud Drive上に直接保存することなどが新たにできるようになっています。

[関連]FileMaker Go 15 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数

February 21, 2017

FileMaker ProのGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Proの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

なお、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数はバージョン14以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

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