FAMLog
FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド
July 13, 2016
「FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド」は2015年11月に発売された書籍です。
この書籍は、FileMakerプラットフォームを使用してカスタムAppを開発するユーザー向けのリファレンスガイドであり、FileMaker 14 プラットフォームに対応しています。関数リファレンス編とスクリプトステップ編の二部で構成されていて、FileMaker Storeおよび全国のFileMaker製品取扱店にて購入できます。
FileMaker Proのオンラインヘルプをベースに、日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMakerデベロッパーが内容を加筆・修正しており、分かりやすい解説を読みながら、実際の関数やスクリプトステップの使い方を学ぶことができます。
価格(税別):1,800円(冊子版)、900円(電子書籍版)
ページ数: 672
執筆:株式会社未来Switch
監修:株式会社スプラッシュ
発行:ファイルメーカー株式会社
ISBN:978-4-9906546-4-1[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 15はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲
May 12, 2016
FileMaker Pro 15のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。
同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 15では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 15の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、バージョン13およびバージョン14)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる可能性があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker WebDirectとGet(持続 ID)関数
March 10, 2016
FileMaker ProのGet(持続 ID)関数は、FileMaker Proが実行されているコンピュータ、またはFileMaker Goが実行されているデバイスの固有で不変の識別子、または現在のFileMaker WebDirectセッションを32桁の16進数文字列の形式で返します、という説明がされています。
FileMaker WebDirectでは、クライアントであるWebブラウザーのCookieが消去された場合は、Get(持続 ID)関数によって返される値が変わります。例えば、PCを再起動すると値が変わるので、あくまで一時的なセッションIDが返るという認識をしておく必要があります。
なお、Get(持続 ID)関数には不具合が報告されている環境もあり、FileMaker ProやFileMaker Goにおいて値が固有で不変とは限らない場合もあるので、Get(UUID)関数を使って実装できるケースであればGet(持続 ID)関数ではなくGet(UUID)関数を使用することが推奨されます。
[関連]「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)、Persistent_ID not persistent on Win 7(FileMaker Community)
FileMaker 14とGet(アプリケーションバージョン)関数
January 26, 2016
FileMakerプラットフォームの「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMaker製品の種類およびそのバージョン情報を示す文字列を返します。
FileMaker 14では戻り値の形式が一部変更され、「14.XvX」ではなく「14.X.X」という形式でバージョン番号を返すようになっています。例えば、FileMaker Pro 14.0.1では「Pro 14.0v1」ではなく「Pro 14.0.1」を返します。
なお、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数も上記と同様に戻り値の形式が変更されています(例:「Server 14.0.4」)。
[関連]Get(アプリケーションバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker GoとGet(アプリケーションバージョン)関数(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2015 関連リンク集
November 26, 2015
・ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス 2015」を開催(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス 2015」ショウケース会場に多数のiPad Pro対応ソリューションが展示される(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカーの総合イベント「FileMaker カンファレンス 2015」が開幕(マイナビニュース)
・「効率化/コスト削減の面から、紙の書類が多い環境でのFileMaker導入は大きなメリットとなります」 - ファイルメーカー社長ビル・エプリング氏 (マイナビニュース)
・FileMaker 14の関数・スクリプトを学べるビギナーズガイドブックが刊行(マイナビニュース)
・ファイルメーカー社長「いま、FileMakerはとにかく好調」(ASCII.jp)
・iPadとFileMakerで業務改善!(林 伸夫のLong and Winding Mac)
・FileMaker カンファレンス 2015 “ブームから文化へ”拡大する医療ITのユーザーメードのさまざまな取り組みを紹介(インナビネット)
・ネクスコ・メンテナンス東北様の高速道路の維持保全業務のiPad納入事例ビデオが公開されました(株式会社寿商会)
・FileMaker カンファレンス 2015レポート(イエスウィキャンのファイルメーカー情報)
・FileMakerカンファレンス2015 レポート(Splash, Inc.)
・FileMaker カンファレンス 2015ご来場のお礼(株式会社エミック)
(最終更新日:2015/12/15)
APPLE-SA-2015-10-21-6 Mac EFI Security Update 2015-002
October 27, 2015
Mac EFI Security Update 2015-002の提供が開始されています。
Mac EFI Security Update 2015-002は、OS X Mavericks v10.9.5を対象としたファームウェア・アップデートです。Mac EFIにおける使用されていない関数に到達される脆弱性が修正されています。
このアップデートを適用すると、EFIが認証なしに上書きされる可能性がある問題が解決され、Macの安全性が向上します。
[関連]Apple OS X などの製品で使用される Mac EFI における使用されていない関数に到達される脆弱性(JVN iPedia)
FileMaker Go 14の新機能:オンスクリーンキーボードの表示制御
October 20, 2015
FileMaker Go 14では、スクリプトによりオンスクリーンキーボードの表示・非表示を制御できるようになっています。
バージョン14で新たに追加された[タッチキーボードの有効化]スクリプトステップを使うことで、FileMaker GoおよびWindows 8以降でタッチキーボードを有効または無効にすることができます。
あわせて、タッチキーボードが必要時に自動的に表示されるように設定されているかどうかの状態を取得できるGet ( タッチキーボード状態 )関数もバージョン14で追加されています。
FileMaker Pro 関数・スクリプト サンプル活用辞典 Ver.14/13/12/11/10/9対応
September 11, 2015
FileMaker Proの関数とスクリプトを使った実用的なサンプルが掲載されている書籍「FileMaker Pro 関数・スクリプト サンプル活用辞典 Ver.14/13/12/11/10/9対応」がソーテック社から2015年9月上旬に発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro 関数・スクリプト サンプル活用辞典 Ver.12/11/10/9/8.5/8対応」のバージョン14対応版です。バージョン13と14の新たな関数およびスクリプトステップを追加する形で改訂されています。
購入者向けにサンプルファイルのダウンロードサービスも用意されています。
定価:2,980円(税別)
サイズ:A5
ページ数: 544
著者:野沢 直樹・胡 正則
出版社:ソーテック社
ISBN:978-4-8007-1105-2[Amazon.co.jpで購入...]
INTER-Mediator 5.2を公開
August 24, 2015
「INTER-Mediator 5.2」を公開しました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。
バージョン5.2では、PDOでレコードの複製およびLDAP認証をサポートし、PHP 5.2/5.3向けにファイルアップロードコンポーネントにおけるPHPのmove_uploaded_file関数でNULLバイト攻撃できる問題(CVE-2015-2348、PHP 5.4.39/PHP 5.5.23/PHP 5.6.7で修正済み)への対策を行いました。同時に、バージョン5.2をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。VMを利用する上での利便性を高めるアップデートも行っています。
FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧
June 12, 2015
FileMaker Pro 14では新しい関数が追加され、メニューバーやタッチキーボードの状態を取得する関数や、日本語テキストをひらがな、カタカナまたはローマ字に変換する関数などが新設されています。
バージョン14で追加された関数一覧は下記の通りです。
・Get ( メニューバー状態 )
・Furigana
・Get ( アプリケーションアーキテクチャ )
・Get ( スクリーン倍率 )
・GetAVPlayerAttribute
・Get ( トリガ外部イベント )
・Get ( タッチキーボード状態 )
なお、バージョン13.0v2以降で利用できる「Get ( スクリーン倍率 )」関数も、バージョン14で追加された新しい関数の1つとしてマニュアルで紹介されています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、Get(スクリーン倍率)関数(FAMLog)