FAMLog


FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に

July 17, 2019

FileMaker Pro 18 AdvancedではFileMaker Pro Advancedによるピアツーピア共有は廃止予定の機能になっています。

さらに、バージョン18では、ピアツーピアでの共有(FileMaker Pro Advancedによるクライアント共有機能)はテスト目的でのみ利用できるライセンスに変更されています。

本番環境では利用できないようになったため、テスト目的ではなく実運用でFileMakerネットワーク共有を利用するには、FileMaker ServerもしくはFileMaker Cloud for AWSを使用する必要があります。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 7.2.20とPHP 7.3.7が公開

July 04, 2019

PHP 7.2.20PHP 7.3.7が公開されています。

PHP 7.2.20とPHP 7.3.7では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.3に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.4系統の開発も進められており、現在バージョン7.4.0 Alpha 2が公開されている状況です。

なお、PHP 5.6系統とPHP 7.0系統の保守は終了しており、PHP 7.1系統の保守は2019年12月に終了する予定となっています。

Tag: Apache

FileMaker Server 18の改善点:fmsadmin SETコマンド

July 02, 2019

FileMaker Server 18では、コマンドラインインターフェースでバックアップスケジュールのバックアップ時刻を変更できるようになっています。

fmsadminコマンドを使ってバックアップスケジュールの時刻を変更するには、SETコマンドを使用します。

[使用例]
$ fmsadmin set backuptime 0:00
$ fmsadmin set backuptime 1 0:00

IDが1である1日1回実行される自動バックアップスケジュールだけでなく、Admin Console上で作成したバックアップスケジュールのバックアップ時刻を変更することも可能です。その際には、fmsadmin set backuptimeの後に任意のスケジュールIDを指定します。スケジュールIDはfmsadmin get backuptimeやfmsadmin list schedules等で確認できます。

[関連]FileMaker Server 17以降で自動バックアップスケジュールの実行を停止する(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin SETコマンド(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する

June 25, 2019

2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する方法に関する記事がFileMaker ナレッジベースで公開されています。

ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、手動で行う手順が含まれているだけでなく、FileMaker Serverを再起動する必要があることから、OpenJDKに移行する場合にはテストを十分に行った上で作業することが推奨されます。また、Windowsプラットフォームでは、Oracle JREをインストールしたままにしておくと、FileMaker WebDirectの起動時にOracle JVMプロセスが開始される旨が案内されており、注意が必要です。

ナレッジベースには、FileMaker Server 18.0.1の場合に関する記事以外に、FileMaker Server 17.0.3および17.0.4(17.0.5)の場合に関する記事や、FileMaker Server 17.0.2またはそれ以前のバージョンにおけるFileMaker Serverの場合に関する記事がFileMaker 18 プラットフォーム発売前から用意されていました。

[関連]FileMaker Server 18.0.1 での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17.0.3 および 17.0.4 における Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17.0.2 またはそれ以前のバージョンにおける Java の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18の新機能:FileMaker Admin API

June 17, 2019

FileMaker Server 18では、FileMaker Server上での管理タスクをWebサービスから実行できるようにするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)であるFileMaker Admin APIが正式版として利用できるようになっています。

FileMaker Admin APIは、FileMaker Server 17では試用版として利用できる機能でしたが、FileMaker Server 18で新しくなったFileMaker Admin APIのバージョン2(v2)はOpenAPIに準拠するように一部仕様が変更・更新されています。

なお、FileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin APIのトライアル期間は2019年9月27日に終了します。トライアル期間終了後は使用できなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17.0.5 アップデータが公開

June 03, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 17.0.5 アップデータ」を公開しています。

バージョン17.0.5では、日本の新元号である「令和」がサポートされるようになったバージョン17.0.3およびバージョン17.0.4でYearName関数がテキストではなく日付として結果を返していた問題が修正されています。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 17.0.3 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 17.0.4 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17.0.7 Advanced アップデータが公開

May 31, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.7 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン17.0.7では、日本の新元号である「令和」がサポートされるようになったバージョン17.0.5およびバージョン17.0.6でYearName関数がテキストではなく日付として結果を返していた問題が修正されています。なお、日付フィールドの値が「1989/1/8」である場合、バージョン17.0.4以前ではYearName(日付フィールド; 1)は「(平)1」を返していましたが、バージョン17.0.5以降ではYearName(日付フィールド; 1)は「(平)元」を返すように仕様が変更されているので注意が必要です。

バージョン17.0.7にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

[関連]FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Pro 17.0.5 AdvancedとYearName関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 AdvancedはFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

May 27, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 18 AdvancedおよびFileMaker Go 18はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 18 Advancedでは新しい機能や関数が追加されています。FileMaker 18の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、13、14、15、16および17)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる場合があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2019-5-13-1 iOS 12.3

May 14, 2019

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.3の提供が開始されています。

iOS 12.3では、AirPlay 2対応テレビのサポートと新しくデザインされたApple TV Appが含まれている他、和暦で日本の新元号「令和」がサポートされるようになっています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。

アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アカウントのロックアウト

May 13, 2019

FileMaker Pro 17 Advancedでは、共有ファイルへのサインインに一定回数失敗すると、一時的にアカウントがロックされるようになっています。これにより、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)や辞書攻撃からデータベースを保護することができます。

バージョン17では、FileMaker Server 17でホストされている共有ファイルへのサインインを試行して、5分間の間に、同じアカウント名に、異なるパスワードを5回試行してログインに失敗すると、そのアカウント名が5分間ロックされます。この機能ではクライアントではなくアカウントがロックされる仕様となっているので、同じクライアントから別の有効なアカウントを使ってログインすることは可能です。

なお、このアカウントのロックアウト機能は、FileMaker アカウントについてのみ有効となっています。

[関連]FileMaker 17 プラットフォームのその他の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

このページの上へ