FAMLog


curl 8.1.1が公開

May 26, 2023

curl 8.1.0およびcurl 8.1.1が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。2023年5月中旬に公開されたcurl 8.1.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。バージョン8.1.0が公開された直後に問題が発覚したため、curl 8.1.0が公開された6日後にcurl 8.1.1が公開されていました。

なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS

Tag: Apache

WordPress 6.2.2が公開

May 24, 2023

WordPress 6.2.1およびWordPress 6.2.2が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.2.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われていました。

また、バージョン6.2.2でもセキュリティ脆弱性が修正されており、今月中旬に公開されたWordPress 6.2.1が公開された4日後にWordPress 6.2.2が公開されていました。

Tag: WordPress

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 19, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。

なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開

May 16, 2023

Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開されています。

Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。一昨年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)

Tag: Java

PHP 8.1.19とPHP 8.2.6が公開

May 12, 2023

PHP 8.1.19PHP 8.2.6が公開されています。

PHP 8.1.19とPHP 8.2.6では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

PHP 8.1.18とPHP 8.2.5が公開

April 17, 2023

PHP 8.1.18PHP 8.2.5が公開されています。

PHP 8.1.18とPHP 8.2.5では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

iOS 15.7.5およびiPadOS 15.7.5の提供が開始

April 14, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.5の提供が開始されています。

iOS 15.7.5およびiPadOS 15.7.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.6.3はiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降で動作します。

[関連]iOS 16.4.1およびiPadOS 16.4.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Ventura 13.3.1の提供が開始

April 11, 2023

macOS Ventura 13.3.1の提供が2023年4月上旬に開始されています。

macOS Ventura 13.3.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.3.1にアップデートすることが推奨されます。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。

Tag: Security

iOS 16.4.1およびiPadOS 16.4.1の提供が開始

April 10, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.4.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.4.1の提供が開始されています。

iOS 16.4.1およびiPadOS 16.4.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.6.3はiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降で動作します。

Tag: Security

Ruby 2.7の公式サポートが終了

April 05, 2023

2023年3月に公開されたRuby 2.7.8をもってRuby 2.7系列の公式サポートが終了しています。

バージョン2.7のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.7系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、Ruby 2.7.8と同時に公開されたRuby 3.2.2です。

Ruby 3.0系列については、2024年3月末頃に公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 3.0系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。

[関連]Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開(FAMLog)

Tag: Ruby

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