FAMLog
Safari 16.5の提供が開始
June 02, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.5の提供が2023年5月中旬に開始されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 16.5はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.4にもSafari 16.5が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、Safari 16.5にアップデートすることが推奨されます。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.4の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.6およびmacOS Big Sur 11.7.7の提供が開始(FAMLog)
macOS Monterey 12.6.6およびmacOS Big Sur 11.7.7の提供が開始
June 01, 2023
macOS Monterey 12.6.6およびmacOS Big Sur 11.7.7の提供が2023年5月中旬に開始されています。
macOS Monterey 12.6.6およびmacOS Big Sur 11.7.7ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。
[関連]macOS Ventura 13.4の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.4の提供が開始
May 31, 2023
macOS Ventura 13.4の提供が2023年5月中旬に開始されています。
macOS Ventura 13.4には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6の提供が開始
May 30, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.6の提供が2023年5月中旬に開始されています。
iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合には現時点ではFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始
May 29, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5の提供が2023年5月中旬に開始されています。
iOS 16.5およびiPadOS 16.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
curl 8.1.1が公開
May 26, 2023
curl 8.1.0およびcurl 8.1.1が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。2023年5月中旬に公開されたcurl 8.1.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。バージョン8.1.0が公開された直後に問題が発覚したため、curl 8.1.0が公開された6日後にcurl 8.1.1が公開されていました。
なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS
WordPress 6.2.2が公開
May 24, 2023
WordPress 6.2.1およびWordPress 6.2.2が公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.2.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われていました。
また、バージョン6.2.2でもセキュリティ脆弱性が修正されており、今月中旬に公開されたWordPress 6.2.1が公開された4日後にWordPress 6.2.2が公開されていました。
Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン
May 19, 2023
Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。
実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。
なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。
・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS
[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)
Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開
May 16, 2023
Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。一昨年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)
PHP 8.1.19とPHP 8.2.6が公開
May 12, 2023
PHP 8.1.19とPHP 8.2.6が公開されています。
PHP 8.1.19とPHP 8.2.6では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。