FAMLog
2016年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
August 25, 2016
2016年8月21日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker ServerでLet's Encrypt」(PDF形式/ファイルサイズ:約11MB)
「Let'sEncryptFMNetwork.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
2215e3d116de491a85819c0179397cc4c57d8d86a5ad64454b19bf4f9123b4b4
■関連リンク
・Let's Encrypt
・FileMaker のネットワークセキュリティと SSL - 概要(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Pro 15の改善点:[レコードのインポート]と[ファイルを変換]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション
August 03, 2016
FileMaker Pro 15では、[レコードのインポート]スクリプトステップと[ファイルを変換]スクリプトステップに[SSL 証明書の検証]オプションが追加されています。
[SSL 証明書の検証]オプションを有効にすると、接続先サーバーのSSLサーバー証明書を検証します。証明書の検証ができない場合、ユーザーはそのまま接続するか、キャンセルしてこのスクリプトステップをスキップするかを選択できます。暗号化通信を利用する際には[SSL 証明書の検証]オプションに必ずチェックをつける必要がありますが、証明書を検証できない状態でSSL/TLS接続を行うと暗号化通信が実現されていない状態でサーバーに接続することになってしまうので要注意です。
なお、上記のスクリプトステップ以外に、[メールを送信]スクリプトステップも暗号化通信に対応しているSMTPサーバーのSSLサーバー証明書を検証できるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 14の改善点:[URL から挿入]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション(FAMLog)
FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド
July 13, 2016
「FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド」は2015年11月に発売された書籍です。
この書籍は、FileMakerプラットフォームを使用してカスタムAppを開発するユーザー向けのリファレンスガイドであり、FileMaker 14 プラットフォームに対応しています。関数リファレンス編とスクリプトステップ編の二部で構成されていて、FileMaker Storeおよび全国のFileMaker製品取扱店にて購入できます。
FileMaker Proのオンラインヘルプをベースに、日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMakerデベロッパーが内容を加筆・修正しており、分かりやすい解説を読みながら、実際の関数やスクリプトステップの使い方を学ぶことができます。
価格(税別):1,800円(冊子版)、900円(電子書籍版)
ページ数: 672
執筆:株式会社未来Switch
監修:株式会社スプラッシュ
発行:ファイルメーカー株式会社
ISBN:978-4-9906546-4-1[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 15で取り除かれた機能
June 22, 2016
FileMaker Pro 15では一部の機能が削除されています。バージョン15で削除された機能の一覧は下記の通りです。
・レコードをPDFとして保存するときのAdobe Acrobat 5およびAdobe Acrobat 6との互換性のサポート
・32ビットアーキテクチャのサポート(OS X)
・OS X Mavericks v10.9のサポート
FileMaker Pro 15ではOS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。
なお、FileMaker Pro ユーザーズガイドはバージョン15でなくなっていますが、ユーザーズガイドにあった情報はヘルプで確認できます。
[関連]FileMaker Pro 14で取り除かれた機能(FAMLog)、FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、PDF behavior changes in FileMaker Pro 14.0.6 and FileMaker Pro 15(FileMaker Knowledge Base)
OS X版FileMaker Server 15の動作環境
June 03, 2016
OS X版のFileMaker Server 15はOS X Yosemite v10.10とOS X El Capitan v10.11をサポートしています。
RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたOS X Mavericks v10.9はFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されています。バージョン14と同様、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUは下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]OS X版FileMaker Server 14の動作環境(FAMLog)
FileMaker 15 プラットフォームが登場
May 11, 2016
ファイルメーカー社が、FileMaker 15 プラットフォームを2016年5月11日から販売を開始すると発表しています。
本日より「FileMaker Pro 15」、「FileMaker Pro 15 Advanced」および「FileMaker Server 15」の販売が開始され、さらにユーザー数ベースのライセンスプログラム「FileMaker Licensing for Teams (FLT)」が新しく開始されています。「FileMaker Go 15」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。
FileMaker 15 プラットフォームの各製品は、日本国内では下記の価格にて販売されます。FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 15にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。
・FileMaker Pro 15:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 15 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 15:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・FileMaker Licensing for Teams (FLT) 5 ユーザ接続:96,000 円(年間利用料金)
なお、FileMaker Pro 15では、OS X Mavericks v10.9はサポート対象外となっています。
FileMaker Go 14の新機能:署名キャプチャの機能強化
April 27, 2016
FileMaker Go 14では、署名キャプチャの機能が強化されています。
FileMaker Go 14では、iPadで署名キャプチャ画面を縦方向にも横方向にも表示できるようになっています。また、スクリプトを使用すれば、敬称や説明、署名行の下のテキストなど、情報を追加することもできるようになっています。
FileMaker Go 13以前では、ユーザーが署名キャプチャ画面に入ったときには、署名の内容のみが表示されていました。バージョン14では[デバイスから挿入]スクリプトステップが強化され、署名オプションとしてタイトル、メッセージおよびプロンプトという3つの追加パラメータを指定できるようになっています。
[関連]FileMaker Go 14 - 署名キャプチャの強化(FileMaker ナレッジベース)
2016年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 18, 2016
2016年4月16日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Server 14.0.4a Software Patch(PDF形式/ファイルサイズ:約110KB)
「FMS14v4aSoftwarePatch.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
897f0042d6a350ef9d609f5012db89bb5e55bd48ec2f89a598ac771b1ba5c2b2
■関連リンク
・Software Patch: FileMaker Server 14.0.4a(FileMaker Knowledge Base)
・FileMaker Server TLS version?(FileMaker Community)
・FileMaker, Inc. support policy(FileMaker Knowledge Base)
(2016/05/22追記:SlideShare上にあるスライドを表示するように内容を一部変更・更新しました。)
(2016/06/05追記:「FileMaker Server 14.0.4 a Software Patch」という記述を「FileMaker Server 14.0.4a Software Patch」に変更・修正しました。)
(2022年5月8日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Go 14の新機能:オブジェクトフィールドでのメディア再生
March 03, 2016
FileMaker Go 14では、ビデオをフルスクリーンだけでなくオブジェクトフィールドでも再生できるようになっています。
ビデオの再生中でもレイアウトを操作できるようになっていて、バージョン14で追加された新しいスクリプトステップを使うことで、ビデオまたはオーディオの再生を開始/停止するポイントを自動化できます。
新しいAVPlayer関連のスクリプトステップには、ユーザーインタラクションの無効化や、再生コントロールの表示・非表示、再生開始位置などといったオプションが用意されており、従来のバージョンと比べるとビデオやオーディオの再生を細かく制御できるように機能強化されています。
[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
ファイルメーカー社が「カスタム App 利用状況調査 2016」を発表
February 17, 2016
ファイルメーカー社が、FileMakerプラットフォームを導入しているユーザー企業に対して行った実態調査の報告書「カスタム App 利用状況調査」を発表しています。
この報告書は、FileMaker製品を使っているユーザー企業がアプリケーションをどのように利用しているのかについて詳しく把握するために実施されたアンケート調査の回答結果がまとめられたものです。
調査結果によると、82%がITソリューションを内製化し、74%のユーザー企業がFileMakerプラットフォームを使って作成されたアプリケーションを利用したことでビジネスチームの生産性が向上したと回答しています。