FAMLog
CakePHP 2.5.4が公開
September 05, 2014
CakePHP 2.5.4が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.4では、不具合の修正や機能の改善が行われており、セキュリティ脆弱性の修正は特にない模様です。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在ベータ版が公開されている状況です。なお、FMCakeMixは現在のところCakePHP 3.0に対応していないのでご注意ください。
FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧
August 29, 2014
FileMakerネットワーク共有で暗号化通信を実現するには、バージョン12以降のFileMaker Serverでデータベースファイルをホストした上で、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を認証局から購入する必要があります。
2016年8月現在、FileMaker 14以前でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。
・コモドジャパン 企業認証タイプSSL(Comodo Elite SSL Certificate)
・シマンテック セキュア・サーバ ID
・ジオトラスト トゥルービジネスID(SHA-2のみ)
・Thawte SSL 123(ドメイン認証型)
・GoDaddy Standard SSL(ドメイン認証型)
FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9ではSSL暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されているため、SSL暗号化通信を利用する場合には、FileMaker ProとFileMaker Pro Advancedをバージョン13.0v9以降に、FileMaker Goの場合にはバージョン13.0.9以降にアップデートする必要があります。
署名ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書に対応しているFileMakerソフトウェアは、FileMaker Pro 13.0v4以降(FileMaker Pro Advancedも同様)、FileMaker Go 13.0.6以降、およびFileMaker Server 13.0v5以降です。
[関連]FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 13の新機能:暗号化通信状態のインジケータ(FAMLog)、FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Pro 14.0.3 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker 15でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)
(2014/09/11追記:「FileMaker Serverでは、ワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていない」を「FileMaker製品では、ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書およびワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていない」に変更・更新しました。)
(2014/12/01追記:「COMODO JAPAN 企業認証タイプSSL」を「コモドジャパン 企業認証タイプSSL」に、「Geotrust QuickSSL Premium」を「ジオトラスト クイックSSL プレミアム」に変更しました。また、FileMaker Pro 13.0v4およびFileMaker Go 13.0.6でSHA-2に対応したことに伴い、「ジオトラスト トゥルービジネスID(SHA-2のみ)」をリストに追加しました。さらに、「2014年8月現在」を「2014年12月現在」に変更し、「署名ハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用したSSLサーバー証明書に対応しているFileMakerソフトウェアは、FileMaker Pro 13.0v4(FileMaker Pro Advancedも同様)、FileMaker Go 13.0.6以降、およびFileMaker Server 13.0v5です。」という文章を追加しました。)
(2015/06/10追記:「2014年12月現在」を「2015年6月現在」に変更し、Comodo Elite SSL Certificateに関する情報およびリンクを追加しました。SHA-2対応バージョンについて一部記載を変更(FileMaker Pro 13.0v4以降、FileMaker Server 13.0v5以降というように「以降」を追加)し、「FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9ではSSL暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されているため、SSL暗号化通信を利用する場合には、FileMaker ProとFileMaker Pro Advancedをバージョン13.0v9以降に、FileMaker Goの場合にはバージョン13.0.9以降にアップデートする必要があります。」という文章を追加しました。あわせて、関連リンクに「FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開」を追加しました。)
(2015/10/15追記:FileMaker Pro 14.0.3でワイルドカードSSLサーバー証明書がサポートされたため、「なお、FileMaker製品では、ワイルドカードSSLサーバー証明書は現状サポートされていないので注意が必要です。」という記述を削除しました。あわせて、関連リンクに「FileMaker Pro 14.0.3 アップデータが公開」を追加しました。)
(2016/08/16追記:「2015年6月現在、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。」を「2016年8月現在、FileMaker 14以前でサポートされているSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧は下記の通りです。」に変更しました。また、2016年2月以降に発行されたジオトラスト クイックSSL プレミアム(ドメイン認証型)の証明書はサポートされていないため、リストから削除しました。)
(2016/11/7追記:FileMaker 12 製品のメーカーサポートは2016年9月23日をもって終了となりました。また、関連リンクに「FileMaker 15でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧」を追加しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:暗号化通信状態のインジケータ
August 27, 2014
FileMaker Pro 13およびFileMaker Go 13では、FileMakerネットワーク共有による接続で暗号化通信が行われている場合に緑色の鍵アイコンが表示されるようになっています。
TCPの5003番ポートを使用するFileMakerネットワーク共有で暗号化通信を実現するには、バージョン12以降のFileMaker Serverでデータベースファイルをホストする必要があります。その上で、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を認証局から購入し、FileMaker Serverにインストールする必要があります。
FileMakerクライアント(FileMaker Pro 13、FileMaker Go 13)からは、SSLサーバー証明書と一致するサーバー名を利用してサーバーに接続します。鍵アイコンの色が緑でない場合には暗号化通信は実現されていないので要注意です。
[関連]FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
CakePHP 2.5.3とCakePHP 1.3.20が公開
July 24, 2014
CakePHP 2.5.3とCakePHP 1.3.20が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.3はCakePHP 2.5系統の保守リリース、CakePHP 1.3.20はCakePHP 1.3系統の保守リリースであり、それぞれ不具合の修正が行われています。
バージョン2.5.3と1.3.20には、同時に更新処理が発生している際にレコードが削除されたときにデータが失われてしまう可能性に対処するModel::save()メソッドに対する重要な修正が含まれています。
Rubyist Magazine 0047 号が公開
July 01, 2014
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0047 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0047 号には、Rubyで権限管理を行うためのgemであるPunditおよび8-bit風ゲームをつくるフレームワークburnに関する紹介記事やイベントレポートなどが掲載されています。
CakePHP 2.5.2とCakePHP 1.3.19が公開
June 20, 2014
CakePHP 2.5.2とCakePHP 1.3.19が2014年6月中旬に公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.2はCakePHP 2.5系統の保守リリース、CakePHP 1.3.19はCakePHP 1.3系統の保守リリースであり、それぞれ不具合の修正が行われています。
セキュリティ脆弱性への対応が行われたCakePHP 1.3.18に不具合が存在していたため、バージョン1.3.19ではその不具合が修正されたとのことです。
[関連]CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18が公開(FAMLog)
FileMaker Pro 13では.xls形式でのレコードのエクスポートと保存機能は非サポート
June 13, 2014
FileMaker Pro 13では、Excel 95-2004 ワークブック(.xls)形式でのレコードのエクスポートと保存機能がサポートされなくなりました。
今後Excel形式のファイルとしてエクスポートもしくは保存する際には、ファイルの拡張子が「.xlsx」である、Microsoft Excel 2007以降用のファイル形式を利用する必要があります。
なお、レコードのインポート機能については、拡張子が「.xls」であるExcel(Excel 95-2004)のファイル形式は引き続きサポートされています。
[関連]OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能(FAMLog)
INTER-Mediator 4.4が公開
May 22, 2014
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 4.4」を公開しています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。
バージョン4.4では、同一フィールドを複数の要素に展開しているときに自動で値が更新されるようになり、ローカルコンテキストでCookieの代わりにsessionStorageを使用するように変更されるなど、数多くの機能追加や改善そして不具合の修正が行われています。
CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18が公開
May 08, 2014
CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18が2014年4月下旬に公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18では、SecurityComponentのセキュリティ脆弱性が修正されています。CakePHP 1.3.18と同時にCakePHP 2.4.8が公開されていましたが、SecurityComponent使用時にFormHelper::postLink()が正常に機能しない不具合があったので急遽CakePHP 2.4.9が公開されています。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョンCakePHP 3.0.0-dev3が公開されている状況です。また、バージョン2.5系統の開発も進められていて、現在バージョン2.5.0-RC2が公開されている状況です。
Ruby on Rails 4.1が公開
April 24, 2014
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 4.1」が2014年4月上旬に公開されています。
バージョン4.1では、Springアプリケーションプリローダーや、端末の種類によって出力するテンプレートを変更できる機能、ブラウザでメールのテンプレートをプレビューする機能など、数多くの新機能が追加されています。
なお、バージョン4.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。