FAMLog


FileMaker GoとGet(システムプラットフォーム)関数

August 02, 2010

FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「-1」:PowerPCベースのMac上で実行した場合
・「1」:IntelベースのMac上で実行した場合
・「-2」:Windows XP、Windows Vista、Windows 7上で実行した場合
・「3」:モバイルデバイス(iPhone、iPad)上で実行した場合

FileMaker GoでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「3」となります。Get(アプリケーションバージョン)関数と共に使用することで、現在のプラットフォームを判定してiPhoneやiPad専用のレイアウトに移動するといった処理が可能です。

[関連]Get(システムプラットフォーム)関数とWindows Vista(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server 2.2.16が公開

July 28, 2010

Apache HTTP Server 2.2.16」が公開されています。

Apache 2.2.16にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれており、mod_cacheとmod_davにおけるworker MPM使用時のDoS脆弱性や、WindowsとNetware、およびOS2におけるmod_proxy_ajpとmod_proxy_http、mod_reqtimeoutのタイムアウト処理に関するセキュリティ上の問題点が修正されています。

その他、mod_rewriteにおいて明示的に値を指定しなくても環境変数を設定できるようになるなど、不具合の修正や機能改善が行われています。

Tag: Apache

FileMaker GoとGet(アプリケーションバージョン)関数

July 23, 2010

FileMaker Proの関数である「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMakerのアプリケーションの種類とバージョン情報を示す文字列を返します。

FileMaker Goで上記の関数を実行すると、次のような形式の値を返します。

・iPhoneおよびiPod touch:「Go 1.0.1」
・iPad:「Go_iPad 1.0.1」

FileMaker Go for iPadのバージョン1.0.2の場合には「Go_iPad 1.0.2」という値を返します。この値はFileMaker Server Admin Consoleにも表示されます。

Tag: FileMaker

Ruby 1.9.1-p429が公開

July 05, 2010

Ruby 1.9.1-p429」が公開されています。

Ruby 1.9.1-p429は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースであり、Windows上でARGF.inplace_modeに危険な値を代入するとバッファーオーバーフローを起こすセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、この脆弱性はRuby 1.8系統に直接は影響しません。

同時にRuby 1.9.2 RC1も公開されており、Ruby 1.9.2の正式版は8月初旬にリリースされる予定とのことです。

Tag: Ruby

Get(レコードのオープン状態)関数

June 24, 2010

FileMaker Proの「Get(レコードのオープン状態)関数」は、現在のレコードの状態を示す番号を返します。

この関数の戻り値は次の通りで、レコードの確定状態を確認する際に使用されます。

・0:閉じているか確定されたレコードの場合
・1:確定されていない新しいレコードの場合
・2:確定されていない変更レコードの場合

なお、Get(レコードのオープン状態)関数はバージョン8で追加された関数です。

Tag: FileMaker

デザインを一新してユニボディ構造を採用したMac miniが発売

June 15, 2010

アップルが、デザインを一新してユニボディ構造を採用したMac miniを発表しています。

新たにHDMIポートおよびSDカードスロットを搭載した新しいMac miniは、電源を内蔵することで外部電源アダプターの必要性がなくなり、さらに従来モデルよりメモリーの拡張が簡単になっています。新しいMac miniの税込価格は68,800円です。

Mac OS X Snow Leopard Serverを搭載したMac miniも同様にデザインが一新され、従来モデルより速い2.66GHzのインテル Core 2 Duo プロセッサーと7200rpmで動作する2基の500GBハードディスクドライブを搭載し、税込価格は104,900円から98,800円に値下げされています。

Tag: Mac

FMCakeMixが値一覧やスクリプト実行などをサポート

May 19, 2010

CakePHP用のFileMakerデータソースドライバーであるFMCakeMixがアップデートされています。

GitHub上で公開されている最新版では、値一覧やスクリプト実行、およびOR検索がサポートされるようになり、文字エンコーディングの取り扱いが改善されています。

FMCakeMixは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。FileMaker ServerのXML APIを利用しており、内部的にはFX.phpを利用してFileMaker Proデータベースと接続します。

[関連]【コラム】FileMaker×PHPで作る、簡単・便利なWebアプリ (53) 番外編: CakePHPでFileMakerを使う方法(マイコミジャーナル)

Tag: FileMaker

最長10時間駆動するMacBookが94,800円で登場

May 18, 2010

アップルが「MacBook」の新モデルを発表しています。

新しいMacBookは、最長10時間駆動するバッテリー、2.4GHz Intel Core 2 DuoプロセッサーおよびNVIDIA GeForce 320Mグラフィックプロセッサーを搭載しています。税込価格は98,800円から94,800円に値下げされています。

先月発表されたMacBook Proと同様に、新たにモーメンタムスクロールにも対応しています。

Tag: Mac

Get(ウインドウモード)関数

May 13, 2010

FileMaker Proの「Get(ウインドウモード)関数」は、関数が評価されたときのウインドウモードを示す数値を返します。

この関数の戻り値は次の通りで、現在のデータベースファイルで複数のウインドウが開いている場合、一番手前のウインドウの結果のみが返されます。

・0:ブラウズモード
・1:検索モード
・2:プレビューモード
・3:印刷中
・4:レイアウトモード

なお、FileMaker Pro Advancedのデータビューアから関数を評価して、現在のウインドウがレイアウトモードになっている場合には「4」を返します。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 11の新機能:マージ変数

May 11, 2010

FileMaker Pro 11では、新たにマージフィールドで変数を使用できるようになり、レイアウトモードにおいて[挿入]メニューに[マージ変数]というメニュー項目が追加されています。

レイアウト上にグローバルフィールドや計算フィールドなどの代わりにマージ変数を配置することで、データベーススキーマをよりシンプルにできます。

なお、マージ変数で利用しているグローバル変数が未定義の場合には、ブラウズモードにおいてマージ変数としてレイアウト上に配置している文字列がそのまま表示されてしまうので、事前に何らかの値を設定しておくとよいでしょう。

(2010/07/08追記:バージョン11.0v2でレイアウト上に空のマージ変数が表示されてしまう問題が解決されています。)

Tag: FileMaker

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