FAMLog
FileMaker Pro 9の新機能:クイックスタート画面
October 11, 2007
FileMaker Pro 9では、起動時に「FileMaker クイックスタート画面」が通常最初に表示されるようになっています。
この新しいダイアログボックスを利用して、ファイルを作成したり、ローカルまたはリモートにあるコンピューター上のファイルを開いたり、FileMaker Proの電子マニュアルを表示することができます。その他に、最近使ったファイルや共有ファイルを開いたり、最も頻繁に使用するデータベースのお気に入りリストを作成することもできます。
なお、FileMaker Proを起動した後に、FileMaker クイックスタート画面を再度表示させたい場合には、[ファイル]メニューの[新規データベース...]を選択します。
(2007/10/12追記:FileMaker Pro 9の環境設定で[[FileMaker クイックスタート] 画面の表示]のチェックを外している場合には、FileMaker クイックスタート画面は表示されません。)
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (5)
May 23, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、apachectlコマンドにおいて新たにgraceful-stopがサポートされています。
Apache 2.0でも既存の処理中のリクエストが完了してから再起動を行うことは可能でした。一方、バージョン2.2ではgraceful-stopを利用することにより、既存のリクエストの処理が完了するまで、もしくはGracefulShutdownTimeoutディレクティブで指定されている秒数が経過するまで、サーバーは終了処理を待機することが可能になっています。
[実行例]
$ apachectl graceful-stop
FileMaker Pro 8.5をRosetta上で動作させる
October 12, 2006
IntelベースMacにおいてFileMaker Pro 8.5(もしくはFileMaker Pro 8.5 Advanced)をRosetta上で動作させるには、Finderの情報ウインドウにおいて[Rosetta を使って開く]にチェックを入れます。
具体的な手順としては、FileMaker Proをあらかじめ終了させておき、FinderでFileMaker Proアプリケーションを選択している状態で、[ファイル]メニューの[情報を見る]を選択します。IntelベースMacの場合、情報ウインドウ内に[Rosetta を使って開く]チェックボックスが表示されるので、それにチェックをつけてからFileMaker Pro 8.5を起動すれば、Rosetta上で動作させることができます。
IntelベースMac上でFileMaker Pro 8.5を動作させる際、PowerPCベースMac用のFileMakerプラグインは通常利用できませんが、上記の方法によりPowerPCベースMac用プラグインを利用することも可能です。ただし、Universalアプリケーションの恩恵が受けられなくなるので、動作速度は遅くなります。
[関連]FileMaker Pro 8.5の新機能:Universalアプリケーション(FAMLog)
Mac OS X 10.4.8 Update
October 04, 2006
Appleから「Mac OS X 10.4.8 Update」(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)および「Mac OS X Server 10.4.8 Update」(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)がリリースされています。
Mac OS X v10.4.8の主な改良点は下記の通りです。
・EAP-FASTプロトコルを使用したワイヤレスネットワークとの接続
・Apple USB モデムの信頼性
・Microsoft WordでのOpenTypeフォントの使用
・他社製USBハブとの互換性
・スキャナー利用時の性能
・RAWカメラサポート
・アジア圏言語でファイル名が付けられた書類ファイルのプリント
・「翻訳」ウィジェットの性能
・ブロードバンドネットワーク利用時の性能
・セキュリティアップデート
なお、Mac OS X v10.4.8へのシステムソフトウェアアップデートを行うと、IntelベースのMacの場合は、インストール後の再起動が1度ではなく2度行われるとのことです。
KP-Backup 1.0.4 アップデート
September 20, 2006
株式会社キー・プランニングが「KP-Backup 1.0.4 アップデート」を公開しています。
KP-Backupは、FileMaker Serverの標準機能のみでは実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールです。バージョン1.0.4では、サービスの再起動をせずにエラー通知メールの設定変更が反映されるようになると共に、大量のファイルを含むフォルダを保存元として指定した場合にバックアップ時にサービスが停止する問題が修正されています。
なお、アップデートする際には、旧バージョンのKP-Backupはアンインストールせずに、アップデート用インストーラーを実行する必要があります。また、Windows版に限り、インストール先は旧バージョンと同じディレクトリを指定する必要があります。
FileMaker Server 8のデフォルトバックアップフォルダ
June 26, 2006
FileMaker Server 8では、[データベースのバックアップ]タスクスケジュールが実行されると、ホストされているデータベースファイルは通常下記のフォルダ内にバックアップされます。
(Mac版)
/Library/FileMaker Server/Data/Backups/
(Windows版)
\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Backups\
FileMaker Server Admin ツールを使用すれば、上記のデフォルトバックアップフォルダのパスを指定、変更することができます。パスは、FileMaker独自の形式で指定し、「filemac:/」もしくは「filewin:/」で始まりスラッシュ(/)で終わるようにしなければなりません。
(指定例)
filemac:/Macintosh HD/Library/FileMaker Server/Data/Backups/
filewin:/C:/Program Files/FileMaker/FileMaker Server/Data/Backups/
なお、デフォルトデータベースフォルダ、およびそのサブフォルダにあるデータベースは、FileMaker Serverの起動時にすべて自動的に開かれるため、デフォルトバックアップフォルダのパスとしてそれらのフォルダを使用しないように注意する必要があります。
[関連]FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ
APPLE-SA-2006-05-23 Xcode Tools 2.3
May 24, 2006
Appleから「Xcode Tools 2.3」が公開されています。
バージョン2.3ではWebObjects Developer Toolsに関するセキュリティ上の問題が修正されています。この問題は、WebObjects Developer Toolsをインストールしている場合に、Xcodeを起動していると発生する問題であったようです。
Xcode Tools 2.3は、http://developer.apple.com/tools/download/からダウンロードでき、Mac OS X v10.4.xで動作します。
Boot Camp Public Beta
April 07, 2006
アップルが、IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータソフトウェアを2006年4月5日に発表しています。
Boot Campを使用すると、Microsoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザーは、IntelベースのMacにWindows XPをインストールできるようになります。インストールが完了すると、ユーザーはコンピュータを再起動してMac OS XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができます。
Boot Campのパブリックベータは、期間限定の試用版としてライセンスされるプレビューソフトウェアであり、www.apple.com/macosx/bootcamp/からダウンロードすることができます。Boot Campの製品版は、今後発表されるMac OS X v10.5 “Leopard”(レパード)の一機能として提供される予定です。
Mac OS X Update 10.4.6
April 06, 2006
Appleから「Mac OS X 10.4.6」アップデート(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)および「Mac OS X Server 10.4.6」アップデートがリリースされています。
Mac OS X v10.4.6の主な改良点は下記の通りです。
・各種のネットワーク環境におけるログインと認証
・AFPファイル共有でのファイルアクセスとバイトレンジロック機能
・プロキシサーバーの自動構成ファイル使用時のネットワークアクセス
・IPSecを使用したCisco VPNサーバーとの接続
・Bluetoothのワイヤレス機器の使用
・iWork '06やMicrosoft Officeの書類のSpotlight検索
・ネットワークホームディレクトリ使用時のWord書類の自動保存
・iPhoto 6用のAutomatorワークフローの作成
・.Macや携帯電話とのアドレスデータ、カレンダーの同期処理
・iDiskボリュームのマウント、マウント解除の処理
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
・以前に、単体で実施されたセキュリティアップデートデート
なお、Mac OS X v10.4.6へのシステムソフトウェアアップデートを行うと、PowerPCベースのMacの場合は、インストール後の再起動が1度ではなく2度行われます。
Mac OS X Update 10.4.3
November 02, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.3」および「Mac OS X Server 10.4.3」アップデートがリリースされています。
このアップデートにより、「ディスクユーティリティ」でMac OS X v10.4の起動ボリュームの検証を行うことが可能になり、Mac OS X TigerでサポートされていないQuartz 2D Extremeの機能が無効になります。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。
また、Mac OS X Server v10.4に付属するApache 2はバージョン2.0.54にアップデートされ、Mac OS X Server v10.4でApache 2が64KBより大きなファイルを正常に取り扱えない状況が発生する不具合が修正されています。
[関連]Mac OS X v10.4で発生するApache 2.0.54の不具合回避策(FAMLog)
(2005/11/02追記:Apache 2に関する関連事項を追記しました。)