FAMLog
Apache Tomcat 8.5.3とApache Tomcat 8.0.36が公開
June 17, 2016
Apache Tomcat 8.0.36とApache Tomcat 8.5.3が公開されています。
バージョン8.5系統における最初の安定版であるApache Tomcat 8.5.3では、HTTP/2やTLSバーチャルホスティングがサポートされています。また、Apache Tomcat 8.0.36では、メモリーリークの検知や予防に関する改良が行われています。
Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M8 (alpha)が公開されている状況です。
macOS Sierraが2016年秋に登場予定
June 14, 2016
Appleが、OS X El Capitanの後継バージョンとなるmacOS Sierraを今秋提供する予定であると発表しています。
「OS X」は「macOS」に改名され、macOS SierraではSiriをMacでも使えるようになっています。iCloudを使ってすべてのデバイスでデスクトップと書類を共有できる機能や、Appleデバイス間でコピー&ペーストできるUniversal Clipboard、Apple Watchを利用したAuto Unlockなどの新機能も追加される予定です。
macOS Sierraは、今秋Mac App Storeを通じて無料でダウンロードできるようになります。なお、macOS Sierraと同時にiOS 10も発表されており、iOS 10も今秋正式に提供が開始される予定となっています。
FAMLog News Archive:第73回 2016年夏号
June 13, 2016
■FileMaker 15 製品ラインが発売(2016年5月)
「FileMaker Pro 15」「FileMaker Pro 15 Advanced」および「FileMaker Server 15」が2016年5月11日に発売されました。「FileMaker Go 15」についてはiTunes App Storeから無料で入手できますが、FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 15にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。
[関連]FileMaker 15 プラットフォームが登場(FAMLog)
■FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(2016年3月)
FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが2016年3月に公開され、OS X版のみFileMaker Server 14の最新版はバージョン14.0.4bとなっています。OS X El Capitan v10.11.4以降でFileMaker Server 14をインストールする場合には、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが必要かつFileMaker ナレッジベースで案内されている手順でインストールしなければならないので要注意です。
[関連]FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 14.0.6 アップデータが公開
June 08, 2016
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.6 および FileMaker Pro 14.0.6 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.6に更新するものです。バージョン14.0.6では、PDFファイルの作成に使用するPDFエンジンが置き換えられています。
なお、現時点におけるFileMaker Proの最新バージョンは2016年5月に発売されたバージョン15(15.0.1)です。
OS X版FileMaker Server 15の動作環境
June 03, 2016
OS X版のFileMaker Server 15はOS X Yosemite v10.10とOS X El Capitan v10.11をサポートしています。
RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたOS X Mavericks v10.9はFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されています。バージョン14と同様、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUは下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]OS X版FileMaker Server 14の動作環境(FAMLog)
Cyberduck 5.0が公開
June 01, 2016
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 5.0」が公開されています。
バージョン5.0では、Google DriveやSpectra BlackPearl Deep Storage Gatewayが新たにサポートされるようになっています。
Cyberduck 5.0のライセンスはGPLであり、OS X版についてはOS X v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。なお、Windows 10への対応については特に言及されていない模様です。
(2016/10/20追記:「Windows XP(Service Pack 3)以降で動作」を「Windows Vista以降で動作」に変更・修正しました。)
FileMaker カンファレンス 2016が2016年11月上旬に開催
May 31, 2016
ファイルメーカー社が、2016年11月9日(水)から11月11日(金)までの3日間、JPタワーホール&カンファレンスで「FileMaker カンファレンス 2016」を開催すると発表しています。
本カンファレンスでは、今月新バージョンが発表されたFileMaker 15 プラットフォームを用いてカスタムAppを開発するためのヒントやベストプラクティス、テクニックを学べます。入場無料および事前登録制で、昨年同様、3日間の会期で50以上のセッションが予定されているとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて2016年8月下旬より開始される予定です。
PHP 5.5.36、PHP 5.6.22およびPHP 7.0.7が公開
May 30, 2016
「PHP 5.5.36」、「PHP 5.6.22」および「PHP 7.0.7」が公開されています。
PHP 5.5.36、PHP 5.6.22およびPHP 7.0.7では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、PHP 5.5系統の保守は今年の7月に、PHP 5.6系統の保守は2018年12月に終了する予定となっています。
PHP 7では実行速度が高速化されていることから将来的にはPHP 7.0系統の普及が期待されますが、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
FileMaker Pro 15の動作環境
May 26, 2016
OS X版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、OS X Yosemite v10.10もしくはOS X El Capitan v10.11となっており、OS X Mavericks v10.9が動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、Windows 7 SP1(Professional EditionおよびUltimate Edition)、Windows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくはWindows 10(ProおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン14と同様、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。
なお、OS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 14の動作環境(FAMLog)
Apache Tomcat 8.0.35が公開
May 25, 2016
Apache Tomcat 8.0.35が2016年5月中旬に公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 8.0.35では、TLSのデフォルト設定がより安全なものに変更されています。また、Apache Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.7に更新され、Tomcat Native LibraryがWindows環境でOpenSSL 1.0.2hとAPR 1.5.2を使用するようになっています。セキュリティ修正が含まれているかどうかは現状では不明です。
Apache TomcatはHTTP/2やTLSバーチャルホスティング等がサポートされたバージョン8.5系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 8.5.2 beta」が公開されている状況です。