FAMLog
Apache HTTP Server 2.4のmod_sslはTLS 1.1とTLS 1.2をサポート
February 24, 2012
Apache HTTP Server 2.4に付属するmod_sslは、OpenSSL 1.0.1以降を利用している場合にTLS 1.1およびTLS 1.2を新たにサポートするようになっています。
mod_sslは、Secure Sockets Layer(SSL)およびTransport Layer Security(TLS)のプロトコルをApache HTTP Serverでサポートするためのモジュールです。このモジュールを利用することにより、Apache WebサーバーとWebブラウザー間におけるSSL暗号化通信を実現できるようになります。
なお、OpenSSL 1.0.1は、2012年2月現在ベータ版が公開されている状況であり、正式版はまだ公開されていません。
(2013/10/15追記:タイトル内のスペルミスを修正しました。また、Apache HTTP Server 2.2に付属するmod_sslもOpenSSL 1.0.1以降を利用している場合にTLS 1.1およびTLS 1.2をサポートしています。)
Apache HTTP Server 2.4.1が公開
February 21, 2012
WebサーバーソフトウェアであるApache HTTP Serverの最新版「Apache HTTP Server 2.4.1」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.1は、新しい安定版系列であるApache HTTP Server 2.4の最初のバージョンです。バージョン2.0以降はLinux Kernelと同様に、バージョン番号の小数点第1位が奇数の場合は開発バージョン、偶数の場合は安定バージョンとするように番号が割り振られていて、Apache 2.4はこれまでバージョン2.3として開発されていました。
今回のメジャーバージョンアップでは、複数のMPM(Multi-Processing Module)を動的に読み込み可能になり、Event MPMがフルサポートされるようになっています。数多くのモジュールが追加されており、mod_sslではOCSP(Online Certificate Status Protocol)へのサポートが大幅に強化されるなど、数多くの機能が追加・改良されています。
第78回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
February 20, 2012
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2012年1月14日に行われた第78回のイベントレポートが追加されており、FileMakerデータベースで効率的な開発を実現する方法やFileMaker Serverによる共有実験の様子などが紹介されています。
次回は「FileMaker with CSS3 - WebViewer 徹底活用 -」というテーマで2012年3月10日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Ruby 1.9.3-p125が公開
February 17, 2012
「Ruby 1.9.3-p125」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p125にはセキュリティ上の修正が含まれ、TLSの脆弱性に対する攻撃(TLS BEAST攻撃)対策のためのOpenSSL機能「0/n splitting」を利用できるようになっているとのことです。
Ruby 1.8.7系統も同様の修正が行われており、Ruby 1.8.7-p358も同時に公開されています。
Mac OS Xの次期メジャーバージョンはOS X Mountain Lion
February 16, 2012
Appleが、Mac OS Xの次期メジャーバージョンとなるOS X Mountain Lionを今夏後半に出荷する予定であると発表しています。
OS X Mountain Lionには、メッセージやリマインダー、Game Center、Notification Center、AirPlay MirroringなどがOS Xに新機能として含まれる予定となっています。
OS X Mountain Lionは、今夏Mac App Store経由で有料アップグレードとして提供される予定ですが、価格などの詳細はまだ公表されていません。
(2012/02/18追記:「Mac OS X Mountain Lion」という表記を「OS X Mountain Lion」に変更・修正しました。)
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する
February 15, 2012
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS XにおいてコマンドラインインターフェースでRFC 3041で定義されているIPv6拡張機能を使用しているかどうかを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n net.inet6.ip6.use_tempaddr
1
「1」と出力されていればIPv6の一時アドレスが有効、「0」と出力されていればIPv6の一時アドレスが無効になっていることが分かります。なお、特に設定を変更していなければ、OS X Lionでは1、Mac OS X Snow Leopardでは0と表示されます。
FileMaker Web News:第56回 2012年冬号
February 13, 2012
■FX.php 6.0が登場(2012年2月)
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするオープンソースのライブラリクラスであるFX.phpの新バージョンが2012年2月に公開されました。2012年1月に公開されたFX.php 5.0のリリースと同時に公式リポジトリがGitHubに移行し、現在の最新バージョンは6.0となっています。
[関連]FX.php 6.0が公開(FAMLog)
■FileMaker Server 9のテクニカルサポートが2012年9月に終了予定(2011年11月)
FileMaker 9 製品ラインのテクニカルサポートサービスが2012年9月27日に終了することがファイルメーカー社から2011年11月に発表されました。これにより、FileMaker Pro 9、FileMaker Pro 9 Advanced、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedのテクニカルサポートサービスがあと約7ヶ月半で終了することになります。
[関連]FileMaker Server 9のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
CakePHP 2.0.6が公開
February 08, 2012
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.0.6」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。CakePHP 2.0.6では、不具合の修正が行われており、バージョン5.2.8以降のPHPを必要とするように要件が変更されています。
なお、CakePHP 2.0.6はCakePHP 2.0系統の最終版になる見込みであり、今後はCakePHP 2.1系統の開発に注力していく予定となっているとのことです。
PHP 5.3.10が公開
February 03, 2012
「PHP 5.3.10」が公開されています。
先月公開されたPHP 5.3.9で追加されたコードに、リモートからのコード実行を招いてしまう脆弱性が存在しており、このセキュリティ脆弱性を修正するためにバージョン5.3.10が急遽公開された模様です。
なお、PHPはバージョン5.4系統の開発も進められており、現在PHP 5.4.0 RC7が公開されている状況で、近いうちにPHP 5.4が登場する予定となっています。
Ruby on Rails 3.2が公開
January 26, 2012
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.2」が公開されています。
Rails 3.2では、developmentモードでの動作が高速化され、ARelを使って生成されたクエリーを表示する機能など、数多くの新機能が追加されています。なお、廃止されている機能や非推奨になっている機能も存在するので移行時には注意が必要です。
Rails 3.2を利用するには、Ruby 1.8.7以上もしくはRuby 1.9.2以上が必要です。