FAMLog


Apache HTTP Server 2.4.20が公開

April 12, 2016

Apache HTTP Server 2.4.20」が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.20は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.20では、mod_http2やmod_ssl等が更新されていて、mod_http2における機能追加や修正が多数行われています。なお、mod_http2の利用にはnghttp2が必要です。

Apache HTTP Server 2.0系統はすでに保守が終了しており、今後はApache 2.4系統もしくはApache 2.2系統の利用が強く推奨されます。

Tag: Apache

FileMaker Pro 14の新機能:サーバーへの再接続

April 11, 2016

FileMaker Pro 14では、よりシームレスにホストされているファイルに接続できるように、ネットワークの復元性が強化されています。

バージョン14では、ホストとの通信が途絶えると、即座に切断するのではなく定期的にホストへの再接続を試行できるようにクライアント上でセッションが保持されます。ネットワーク接続が切れた場合やサーバーが停止した後、再び利用できるようになると自動的にFileMaker Serverに再接続します。

FileMaker Proで接続していたソリューションは、接続が切れた時の状態に復帰するようになるので、中断したその時点から作業を再開できます。

[関連]ホストとの通信が途絶した後の再接続(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14の新機能:スタンバイサーバー(FAMLog)

(2019/02/22追記:「ホストとの通信が途絶した後の再接続」に関するページのリンク先URLを変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 77が公開

April 08, 2016

Java 8 Update 77が2016年3月下旬に公開されています。

バージョン8 Update 77ではデスクトップのWebブラウザーでJava SEを利用かつ細工されたWebサイトを訪問した場合に影響するセキュリティ脆弱性(CVE-2016-0636)が修正されています。

なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)

Tag: Java

Cyberduck 4.9が公開

April 07, 2016

オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.9」が公開されています。

バージョン4.9では、Backblaze社のB2 Cloud Storageが新たにサポートされるようになっています。

Cyberduck 4.9のライセンスはGPLであり、OS X版についてはOS X v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。なお、Windows 10への対応については特に言及されていない模様です。

(2016/10/20追記:「Windows XP(Service Pack 3)以降で動作」を「Windows Vista以降で動作」に変更・修正しました。)

Tag: Mac

Apache Tomcat 8.0.33が公開

April 06, 2016

Apache Tomcat 8.0.33が2016年3月下旬に公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 8.0.33では、Apache Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.5に更新され、Tomcat Native LibraryがWindows環境でOpenSSL 1.0.2gとAPR 1.5.1を使用するようになっています。なお、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。

Apache TomcatはHTTP/2やTLSバーチャルホスティング等がサポートされたバージョン8.5系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 8.5.0 beta」が公開されている状況です。

Tag: Apache

Ruby 2.1.9とRuby 2.1.10が公開

April 04, 2016

Ruby 2.1.9Ruby 2.1.10が公開されています。

Ruby 2.1.9では多数のバグ修正が行われており、Ruby 2.1.9がRuby 2.1系列における最後の通常リリースとなることが案内されています。今後はRuby 2.2系統もしくはRuby 2.3系統に移行することが推奨されます。なお、Ruby 2.1.10は、単にバージョン番号が異なるだけで、それ以外の中身はRuby 2.1.9と全く同じパッケージとなっています。

Ruby 2.1系列はセキュリティメンテナンスフェーズに移行し、セキュリティ対応以外のバグ修正・リリースは行われなくなります。この期間は1年間を予定しており、その後はRuby 2.1系列のサポートは終了となります。

Tag: Ruby

PHP 5.5.34、PHP 5.6.20およびPHP 7.0.5が公開

April 01, 2016

PHP 5.5.34」、「PHP 5.6.20」および「PHP 7.0.5」が公開されています。

PHP 5.5.34、PHP 5.6.20およびPHP 7.0.5では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、PHP 5.5系統の保守は今年の7月に、PHP 5.6系統の保守は2018年12月に終了する予定となっています。

PHP 7では実行速度が高速化されていることから将来的にはPHP 7.0系統の普及が期待されますが、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

Tag: Apache

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする場合の注意点

March 31, 2016

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする際には注意すべき点があります。

FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、OS X El Capitanではフルインストーラを使用してFileMaker Server 14.0.4をインストールする必要があります。さらに、OS X El Capitan v10.11.4では、インストール直後にサーバーの展開を行わずに、インストーラーを終了し、ターミナルを起動して次のコマンドを実行します。

sudo launchctl stop com.filemaker.fms

その後、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチをインストールし、デスクトップにある「FMS 14 Admin Console」アイコンをダブルクリックして、サーバーの設定を行う手順をとる必要があるので要注意です。

[関連]OS X El Capitan バージョン 10.11.4 に必要な FileMaker Server 14.0v4b ソフトウェアパッチ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.8.3、CakePHP 3.0.18、CakePHP 3.1.13およびCakePHP 3.2.6が公開

March 30, 2016

CakePHP 2.8.3、CakePHP 3.0.18、CakePHP 3.1.13およびCakePHP 3.2.6が公開されています。

CakePHP 2.8.3、CakePHP 3.0.18、CakePHP 3.1.13およびCakePHP 3.2.6では、Validation::uploadedFile()に存在していたセキュリティ脆弱性が修正されています。CakePHP 2.8.3とCakePHP 3.2.6では不具合の修正も行われています。

なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.2.6ですが、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

APPLE-SA-2015-10-21-8 OS X Server 5.1

March 29, 2016

OS X Server 5.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

TLS 1.2をサポートしたOS X Server 5.1では、iOS 9.3の教育機関向け新機能がサポートされています。また、プロファイルマネージャで共有iPadやOS X メジャーアップデートのインストールなどをサポートするようになっている他、新しい制限やペイロードが追加されています。

OS X Server 5.1にはOS X El Capitan v10.11.4以降が必要です。価格は2,400円(2016年3月29日現在)で、OS X Server v4.0からのアップデートは無料です。

Tag: Security

このページの上へ