FAMLog


AdoptOpenJDK 8 update 252が公開

April 21, 2020

AdoptOpenJDK 8 update 252(jdk8u252-b09)が公開されています。

AdoptOpenJDK 8 update 252では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。

FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)、FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Java

FileMaker Go 18の提供終了予定日

April 16, 2020

FileMaker Go 18は2021年5月にApp Storeから削除される予定となっています。

FileMaker 18 プラットフォームは2021年5月にサポートが終了する予定です。FileMaker製品のサポートポリシーは昨年変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。

なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 18が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更(FAMLog)

(2021/05/18追記:関連記事のリンクを更新しました。Claris ナレッジベースの記事において、FileMaker 18 プラットフォームのサポート終了予定日およびFileMaker Go 18の提供終了予定日が2021年5月から2021年6月25日に変更されていました。)

(2021/07/26追記:関連記事を更新しました。FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていました。)

Tag: FileMaker

Cyberduck 7.3が公開

April 15, 2020

オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.3が2020年3月下旬に公開されています。

CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.3ではTLS 1.3およびCryptomatorにおいてVault format 7がサポートされています。また、macOS版ではブックマークでラベル機能が導入されています。

CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。

Tag: Mac

Ruby 2.4の公式サポートが終了

April 13, 2020

2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。

バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2020年3月に公開されたRuby 2.7.1です。

Ruby 2.5系列については、2021年3月末で公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 2.5系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。

[関連]Ruby 2.4 公式サポート終了

Tag: Ruby

FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開

March 25, 2020

FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開されています。

FileMaker Server 18.0.4では、サーバーサイドスクリプトにおいてSMTPサーバー経由で電子メールメッセージおよびメール添付ファイルを送信することができない不具合や、ODBCドライバーの障害が発生した後にクライアント接続が解放されずに接続が開いたままになる問題などが修正されています。

なお、FileMaker Server 18.0.2以降では、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっています。Web関連のサービスを使用するにはOpenJDKまたはOracle JREのいずれかをインストールもしくはいずれかの利用を選択する必要があるため、FileMaker Serverのアップデート方法やOpenJDKのインストール方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker CommunityがClaris コミュニティに名称変更

March 17, 2020

FileMaker CommunityがClaris コミュニティに名称が変更されています。

Claris コミュニティ(旧称FileMaker Community)は、Claris社の製品およびサービス(Claris FileMakerやClaris Connect)に関する議論をするために提供されるサイトです。Claris製品について詳しく学習するには最適な場所でもあり、日本中のClarisユーザーと知識を共有することができるようになっています。

なお、Claris コミュニティに名称が変更されたことに伴い、コミュニティサイトのデザインが新しくなり、URLがhttps://community.claris.com/ja/に変更になっています。

Tag: FileMaker

Claris Connectが発売

March 04, 2020

Claris International Inc.がClaris Connectを正式に販売開始したことを発表しています。

Claris Connectは、ワークフロー自動化プラットフォームとして利用できるクラウドサービスです。ビジネスプロセスの合理化に役立つコネクタが50種類近く用意されており、FileMaker Server 18.0.3やFileMaker Cloudと接続できるコネクタも利用できます。また、条件付きロジックや承認、コードブロック、カスタムコネクタなどの機能も備えています。

Claris Connectの価格は、Essentials(ライトプラン)の場合は1ヶ月あたり10,160円(税別)で支払いは年単位となっています。Standard(スタンダードプラン)の場合は1ヶ月あたり25,550円(税別)です。

[関連]Claris Connect コネクタについて(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Claris

AdoptOpenJDK 8 update 242が公開

January 21, 2020

AdoptOpenJDK 8 update 242(jdk8u242-b08)が公開されています。

AdoptOpenJDK 8 update 242では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。

FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)、FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Java

第50回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

December 26, 2019

2020年2月15日(土)午前10時より「第50回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、2018年8月から読書会形式として開催しています。

「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://www.famlog.jp/cwpstudy/50

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)

December 06, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloud 2.18ではOData(Open Data Protocol)に新たに対応しています。

ODataはデータの照会および更新を行うためのRESTベースのプロトコルで、HTTP、Atom、XMLおよびJSONなどの標準化された技術で構成されています。ODataでは、バッチ、トランザクション、メタデータの作成およびテーブルの削除がサポートされています。FileMakerデータを操作するためのレイアウトは必要なく、さらに、データを操作するためにドライバなど追加のソフトウェアをクライアントにインストールする必要はありません。

データ転送量の上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様であり、1ユーザあたり年間24GBです。追加のFileMakerデータ転送量はFileMaker Customer ConsoleやFileMaker Storeで購入可能となるようです。

[関連]FileMaker Cloud 2 の OData インターフェース(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Cloud 2.18 OData ガイド(Claris International Inc.)

Tag: FileMaker

このページの上へ