FAMLog
FileMaker Serverと互換性のあるスクリプトステップを確認する方法
July 29, 2009
FileMaker Pro 10では、[スクリプトの編集]ウインドウにおいてFileMaker Serverと互換性のあるスクリプトステップを確認できるようになっています。
[スクリプトの編集]ウインドウの左下にある[互換性を表示]リストから「サーバー」を選択することで、FileMaker Serverのスケジュールでサポートされていないスクリプトステップが淡く表示されるようになります。
なお、バージョン9以前では、[スクリプトの編集]ウインドウにおいて「Web の互換を区別して表示」にチェックをつけると、Web互換でないスクリプトステップは淡く表示されるようになっていました。バージョン10でWeb互換のスクリプトステップを確認したい場合には、[スクリプトの編集]ウインドウの[互換性を表示]リストで「Web 公開」を選択します。
第48回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 16, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2009年6月20日に行われた第48回のイベントレポートが追加されており、FileMakerの開発作法、ツール、情報源および有用なTipsに関する情報などが紹介されています。
次回は、「セキュリティについて考える / FileMakerオヤジトーク」というテーマで2009年7月18日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
tailコマンドでFileMaker Serverのイベントログを確認する
July 10, 2009
Mac OS Xにおいて、ターミナルでtailコマンドを使用するとFileMaker Serverのイベントログを手軽に確認できます。
あらかじめ組み込まれているtailコマンドの-fオプションを使用すると、イベントログの最新内容を更新しつつ表示できます。CLI(コマンドラインインターフェース)でログをリアルタイムで監視したい場合に有用です。
[使用例]
$ tail -f "/Library/FileMaker Server/Logs/Event.log"
なお、上記の使用例はMac版FileMaker Server 9およびFileMaker Server 10の場合であり、バージョン7やバージョン8ではFileMaker Serverのイベントログが保存される場所は異なります。
[関連]FileMaker Server 9のイベントログ(FAMLog)
rsyncのバージョン確認方法
July 08, 2009
rsyncのバージョンを確認する方法の1つにrsyncコマンドを使用する方法があります。rsyncコマンドで--versionオプションを使用することで、rsyncのバージョンを確認できます。
Mac OS X v10.5.7では、rsyncのバージョン情報は次のように表示されます。なお、現時点におけるrsyncの最新バージョンは3.0.6です。
$ rsync --version
rsync version 2.6.9 protocol version 29
Copyright (C) 1996-2006 by Andrew Tridgell, Wayne Davison, and others.
<http://rsync.samba.org/>
Capabilities: 64-bit files, socketpairs, hard links, symlinks, batchfiles,
inplace, IPv6, 32-bit system inums, 64-bit internal inums
rsync comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY. This is free software, and you
are welcome to redistribute it under certain conditions. See the GNU
General Public Licence for details.
Mac OS X LeopardでMailのインラインプレビュー機能を無効にする
July 06, 2009
Mac OS X LeopardにおいてMailで添付ファイルのインラインプレビュー機能を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing -bool true
上記コマンドを実行後にMailを再起動することで、メールに添付された画像ファイルやPDFファイルの内容を自動的に表示する機能を無効にできます。
なお、元の状態に戻す場合には、ターミナルで次のように入力した後にMailを再起動します。
defaults delete com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing
Apache Tomcat 4.1.40
June 29, 2009
「Apache Tomcat 4.1.40」が公開されています。
Tomcat 4.1.40では、ディレクトリトラバーサルやDoS脆弱性、クロスサイトスクリプティングなど5点の脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker Server 7 AdvancedおよびFileMaker Server 8 AdvancedではTomcat 4.1系列が利用されていて、バージョン8.0v4ではTomcat 4.1.31が使用されています。
FileMaker Server 10の新機能:PHP Site Assistantテーマ機能の強化
June 24, 2009
FileMaker Server 10では、PHP Site Assistantの機能が強化されており、新たに追加されたテーマを使用したり、ユーザー独自のテーマを作成できるようになっています。
ユーザー定義のテーマについては、CSSと画像ファイルを別途用意することで独自のテーマを作成できます。この機能を利用するには、「FileMaker Server」フォルダ内の「Web Publishing」フォルダの中にある「PHPSA User Themes」フォルダにCSSファイルをコピーしておく必要があります。
なお、バージョン10で新たに追加されたテーマの中には、iPhone向けに特化したテーマも用意されています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
PHP 5.2.10
June 23, 2009
「PHP 5.2.10」が公開されています。
PHP 5.2.10では、1件のセキュリティ脆弱性と100件を超える不具合が修正されていて、細工されたJPEG形式のファイルによってexif_read_data関数でセグメンテーション違反が起こる脆弱性が修正されています。
なお、PHP 5.2.9で挙動が一部変更されたarray_unique関数について、PHP 5.2.8以前と同じ挙動となるように修正が施されています。
[関連]PHP 5.2.9(FAMLog)
Ruby 1.8.6-p369 & Ruby 1.8.7-p174
June 19, 2009
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174が公開されています。
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174では、Ruby標準ライブラリの1つであるBigDecimalのDoS脆弱性が修正されています。
なお、当初公開されていたRuby 1.8.7-p173には問題が見つかったため、問題が修正されたRuby 1.8.7-p174が公開されていますが、Ruby 1.8.6-p369にはこの問題はないとのことです。
Bento for iPhone and iPod touch 1.0.1
June 18, 2009
「Bento for iPhone and iPod touch 1.0.1」がiTunesのApp Storeで公開されています。
Bento for iPhoneは、iPhoneおよびiPod touch上で動作するアプリケーションです。バージョン1.0.1では、iPhone OS 3.0互換となり、その他にも各種不具合が修正されているとのことです。
価格は税込600円で、システム条件はiPhone OS 2.2以降のiPhoneもしくはiPod touchです。なお、バージョン1.0からバージョン1.0.1には無料で更新できます。