FAMLog


OpenSSL 1.0.2が公開

February 16, 2015

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2」が2015年1月下旬に公開されています。

OpenSSL 1.0.2では、DTLS 1.2に対応し、TLS 1.2およびDTLS 1.2でSuite B 暗号スイートがサポートされています。その他にも数多くの新機能が追加されています。

なお、OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にサポートが終了する予定となっており、今後はバージョン1.0.1系統もしくはバージョン1.0.2系統へのアップグレードが推奨されています。

(2015/03/21追記:「終了する予定なっており」を「終了する予定となっており」に修正・変更しました。)

Tag: Security

FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数

February 13, 2015

FileMaker ProのGet(システムバージョン)関数は、通常現在のオペレーティングシステムのバージョンを返しますが、FileMaker WebDirectの場合は「<オペレーティングシステムまたはデバイス> <Web ブラウザー名> <ブラウザーバージョン>」という形式の文字列を返します(例:「iPad Safari 8.0」)。

FileMaker Server 13.0v5のFileMaker WebDirectでは、オペレーティングシステムまたはデバイスについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebクライアントのOSまたはデバイスの情報を返します。

・「Win」:Windowsの場合
・「Mac」:OS Xの場合
・「Linux」:Linuxの場合
・「iPad」:iPadの場合
・「iPhone」:iPhoneの場合
・「iPod」:iPodの場合
・「Other」:上記以外の場合(Android等)

ブラウザーバージョンについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebブラウザーのバージョンを返します。また、Webブラウザーについては下記の値を返します。

・「Safari」:Safariの場合
・「IE」:Internet Explorerの場合
・「Chrome」:Google ChromeもしくはOpera(Chromiumベース)の場合
・「Firefox」:Firefoxの場合
・「Other」:上記以外の場合

[関連]Get(システムバージョン)関数とOS X Yosemite(FAMLog)

Tag: FileMaker

OS X YosemiteではSystemStarterが廃止

February 10, 2015

OS X YosemiteではSystemStarterコマンドが廃止され、利用できなくなっています。

各種サービスやデーモンの管理を行う仕組みとしてlaunchdがMac OS X  Tigerで導入されましたが、SystemStarterコマンドはOS X Mavericksでも使用できる状態になっていました。OS X YosemiteでついにSystemStarterコマンドが同梱されなくなりましたが、SystemStarterの機能はlaunchdで代替することができます。

なお、OS X版のFileMaker Serverでは、2007年に発売されたバージョン9の時点でSystemStarterではなくlaunchdで管理されるように変更されていました。

[関連]新・OS X ハッキング! (126) Yosemiteでついに消えた「あのファイルたち」(マイナビニュース)

Tag: Mac

ClamXav 2.7.4が公開

February 06, 2015

OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.7.4」が2015年1月下旬に公開されています。

バージョン2.7.4では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98.6が搭載されるようになっています。なお、ClamAV 0.98.6にはセキュリティ関連の修正点も含まれています。

ClamXavのWebサイトで配布されているClamXav 2.7.4は、Mac OS X v10.6以降で動作し、OS X Yosemiteにも対応しています。

Tag: Mac

Apache HTTP Server 2.4.12が公開

February 05, 2015

Apache HTTP Server 2.4.12」が2015年1月下旬に公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.12は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.12では4件のセキュリティ脆弱性が修正されています。また、OpenSSL 0.9.8e以降でgraceful restartの際にmod_sslでメモリーリークが発生していた問題も修正されています。

Apache HTTP Server 2.0系統はすでに保守が終了しており、今後はApache 2.4系統もしくはApache 2.2系統の利用が強く推奨されます。

Tag: Apache

APPLE-SA-2015-01-27-3 Safari 8.0.3, Safari 7.1.3, and Safari 6.2.3

February 03, 2015

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 8.0.3、Safari 7.1.3およびSafari 6.2.3が配布されています。

Safari 8.0.3、Safari 7.1.3およびSafari 6.2.3ではWebKitの脆弱性が修正されています。Safari 6.2.3はOS X Mountain Lion v10.8.5向け、Safari 7.1.3はOS X Mavericks v10.9.5向けのものです。

現在OS X Lion向けにSafariの更新は行われておらず、OS X Mountain Lion以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。また、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。

Tag: Security

FileMaker Pro 13v5 アップデータが公開

January 29, 2015

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced v5 アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedをバージョン13.0v5に更新するものです。バージョン13.0v5では、OS Xにおいてファイアウォール有効時にFileMaker Pro 13.0v4またはFileMaker Pro 13.0v4 Advancedを開くたびにFileMaker Proでネットワーク受信接続を許可するかどうかを尋ねるシステムメッセージが表示される問題が解決されています。

また、[フィールド指定]ダイアログボックスで選択したフィールドを表示するために利用者がスクロールする必要のある問題等も修正されています。

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 4.7が公開

January 27, 2015

HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースを利用したWebアプリケーションを開発できるフレームワーク「INTER-Mediator 4.7」が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。

バージョン4.7では、論理削除がサポートされ、FileMaker Serverのポータルアクセスモードが高速化されています。その他、media-root-dirキーによるメディアアクセスもしくはファイルアップロードコンポーネントを利用している場合に影響を受ける可能性があるセキュリティ関連の修正も行われています。

Tag: FileMaker

第18回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

January 26, 2015

2015年2月28日(土)午前10時より「第18回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/18

Tag: FileMaker

PHP 5.6.5、PHP 5.5.21およびPHP 5.4.37が公開

January 23, 2015

PHP 5.6.5」、「PHP 5.5.21」および「PHP 5.4.37」が公開されています。

PHP 5.6.5、PHP 5.5.21およびPHP 5.4.37では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されています。

なお、FileMaker Server 13では、FileMaker Server 13.0v5に更新することで、Windows版ではPHPのバージョンは5.5.16に、OS X YosemiteではPHPのバージョンは5.5.14に更新されます。

Tag: Apache

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