FAMLog


Ruby 1.8.7

June 03, 2008

オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となる「Ruby 1.8.7」が公開されています。

Ruby 1.8.7では、組み込みクラスの機能充実、標準ライブラリの更新、パフォーマンスの改善、不具合の修正などが行われています。次世代版Ruby 1.9の機能が一部バックポートされていて、一部のメソッドがRuby 1.8でも利用できるようになっています。

なお、Ruby 1.8.6は今後もメンテナンスが継続される予定です。Ruby 1.8.5については、未適用のパッチを取り込んでから最後のリリースが行われ、その後はメンテナンスが終了する予定であるようです。

[関連]Ruby 1.8 リリース計画(Ruby Issue Tracking System)

Tag: Ruby

OpenSSL 0.9.8h

June 02, 2008

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8h」が公開されています。

OpenSSL 0.9.8hでは、バージョン0.9.8fおよび0.9.8gに存在していたセキュリティ上の問題が2点修正されています。

なお、上記の欠陥は、OpenSSL 0.9.7以前やOpenSSL 0.9.8e以前には存在しません。

Tag: Security

Security Update 2008-003 and Mac OS X v10.5.3

May 29, 2008

Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.3 Update」および「Mac OS X Server 10.5.3 Update」を公開しています。

バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-003」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています

・AFP Server、Apple Pixlet Video、CFNetwork、CoreFoundation、CoreGraphics、CoreTypes、Flash Player Plug-in、International Components for Unicode、ImageIO、Single Sign-On(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.2、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・ATS、CUPS、iCal、Kernel、Mongrel(Mac OS X v10.5〜v10.5.2、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・Wiki Server(Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・AppKit、Help Viewer、Image Capture、LoginWindow、Mail(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
・Apache(Mac OS X Server v10.4.11)

なお、このアップデートにより、Mac OS X Server v10.4.11に付属のApache 2.0はバージョン2.0.63に、Flash Playerはバージョン9.0.124.0に、Mongrelはバージョン1.1.4に更新されます。

Tag: Security

Mac OS X LeopardはUNIX 03標準規格に準拠

May 28, 2008

Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardは、UNIX 03標準規格登録製品です。

IntelベースMacで動作するMac OS X Leopardは、2007年5月にUNIX 03の認定を受けていて、既存のすべてのUNIX 03準拠コードをコンパイルして実行することができます。

なお、UNIXはThe Open Groupの登録商標です。

[関連]Mac OS X Leopardが正式な「UNIX」に認定(マイコミジャーナル)

Tag: Mac

FileMaker Pro 9がCODiE賞を受賞

May 22, 2008

FileMaker, Inc.が、サンフランシスコで開催されたSoftware & Information Industry Association(SIIA、米国ソフトウェア情報産業協会)の2008年CODiE賞の表彰式にて、FileMaker Pro 9がベスト・データベース・マネジメントソリューションに選ばれたと発表しています。

CODiE賞は、SIIAによって毎年授与されています。本年度のCODiE賞には、全体で1000を上回る応募がありました。

なお、FileMaker Pro 7やFileMaker Pro 6 Unlimitedなど、過去にもFileMaker製品は数多くCODiE賞を受賞しています。

[関連]FileMaker Pro 9 Wins A 2008 CODiE Award(FileMaker Addict)

Tag: FileMaker

データベースアップロードアシスタント利用時の注意点 (1)

May 13, 2008

FileMaker Server 9では、FileMaker Server Admin Consoleの一機能として用意されているデータベースアップロードアシスタントを使用して、FileMaker Serverにデータベースファイルを転送することができます。

データベースアップロードアシスタントでは、「.fp7」または登録済みランタイムソリューションのファイル名拡張子を持つファイルのみアップロードできる仕様となっています。

なお、登録済みランタイムソリューションのファイルタイプは、FileMaker Server Admin Consoleを使用して設定および登録することができます。

Tag: FileMaker

Mac版FileMaker Server 9.0v3の動作環境

May 12, 2008

Mac版のFileMaker Server 9.0v3およびFileMaker Server 9.0v3 Advancedは、Mac OS X v10.5.1以降およびMac OS X Server v10.5.1以降もサポートしています。

Mac版のFileMaker Server 9では、Web公開のためにApache HTTP Serverが利用されます。バージョン10.5では、OSに付属のApacheのバージョンが2.2であるため、サポートされているApacheのバージョンは2.2系列になっています。

なお、FileMaker Server 9.0v3で要求されるハードウェア要件については、Mac OS X v10.4 TigerとMac OS X v10.5 Leopardで特に差はありません。

[関連]Mac版FileMaker Server 9の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

第34回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

May 09, 2008

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2008年4月19日に行われた第34回のイベントレポートが追加されており、メール送信やサードパーティの便利ツール、およびポータルに置いた関連レコードの集計に関する情報が紹介されています。

次回は、「変則的なリレーションについての考察」というテーマで、2008年5月18日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9で設定できるタスクスケジュール

April 18, 2008

FileMaker Server 9では、FileMaker Server Admin Consoleを使用して、次の3種類のタスクスケジュールを定義できます。

・ホストされているデータベースのバックアップ
・Web互換のScriptMakerスクリプト、またはシステムレベルのスクリプトファイルの実行
・データベースに接続しているクライアントへのメッセージの送信

バージョン9では、Web互換のScriptMakerスクリプトをサーバーサイドで実行する機能が新たにサポートされたほか、タスク完了後に電子メールを送信するように設定することも可能です。

なお、FileMaker Server 9では、バージョン7およびバージョン8と同様に、最大で50のスケジュールを定義することができます。

[関連]FileMaker Server 8で設定できるタスクスケジュール(FAMLog)、FileMaker Server 9の新機能:ScriptMakerスクリプトの実行(FAMLog)、FileMaker Server 9の新機能:電子メールの通知機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

Passenger(mod_rails for Apache)

April 14, 2008

Ruby on Railsで構築されたWebアプリケーションを運用するためのApacheモジュール「Passenger(mod_rails for Apache)」が公開されています。

事前に必要なインストール作業や設定をしておけば、MongrelWEBrickを起動させることなく、業界標準のWebサーバーであるApache HTTP ServerでRuby on Railsを利用できるようになります。

PassengerのライセンスはGPLバージョン2であり、オープンソースとして公開されているソフトウェアです。POSIX準拠のOSで動作するため、Mac OS Xでの動作もサポートされています。

なお、PassengerはWindowsでは動作しません。

Tag: Apache

このページの上へ