FAMLog
curl 7.88.0が公開
February 16, 2023
curl 7.88.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.88.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Pro 19.6.3において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.7 zlib/1.2.11
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy
macOS Ventura 13.2.1の提供が開始
February 15, 2023
macOS Ventura 13.2.1の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.2.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.2.1にアップデートすることが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
iOS 16.3.1およびiPadOS 16.3.1の提供が開始
February 14, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.3.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.3.1の提供が開始されています。
iOS 16.3.1およびiPadOS 16.3.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.6.3はiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降で動作します。
Ruby 3.2.1が公開
February 13, 2023
Ruby 3.2.1が2023年2月上旬に公開されています。
変更点の詳細はGitHubで確認可能です。実用段階になったYJITが含まれているRuby 3.2.0では、WASIベースのWebAssemblyへのコンパイルがサポートされるようになっていました。
なお、2023年3月末頃で保守が終了する予定であるRuby 2.7系列は、現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、原則として重大なセキュリティ上の問題が発見された場合のみリリースが行われる状態であり、より新しいバージョンへ移行することが推奨されている状況です。
OpenSSL 1.1.1tとOpenSSL 3.0.8が公開
February 09, 2023
OpenSSL 1.1.1tとOpenSSL 3.0.8が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1tおよびOpenSSL 3.0.8では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMakerでもOpenSSLが使用されていますが、Claris FileMaker Pro 19.6.1、Claris FileMaker Go 19.6.1およびClaris FileMaker Server 19.6.1ではOpenSSL 3.0.7に更新されていました。
[関連]JVNVU#91213144: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2が公開
February 08, 2023
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2が2023年2月上旬に公開されています。
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
OpenSSH 9.2が公開
February 07, 2023
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.2が2023年2月上旬に公開されています。
OpenSSH 9.2では、2点のセキュリティ問題と、1点のメモリ安全性に関する問題が修正されています。
なお、バージョン9.2では新機能として、sshd_configにおいてチャンネルのアイドルタイムアウトをサポートするChannelTimeoutディレクティブと、一定期間開いているチャンネルがないクライアント接続を終了させるUnusedConnectionTimeoutが追加されています。
[参考]OpenSSH 9.2 がリリースされました(春山征吾のBlog)
Safari 16.3の提供が開始
January 31, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.3の提供が開始されています。
WebKitの脆弱性が修正されたSafari 16.3はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.2にもSafari 16.3が含まれています。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されておらず、実質的にmacOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始(FAMLog)
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始
January 30, 2023
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。
[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.2の提供が開始
January 27, 2023
macOS Ventura 13.2の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.2には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)