FAMLog
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2が公開
February 08, 2023
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2が2023年2月上旬に公開されています。
PHP 8.1.15とPHP 8.2.2では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
OpenSSH 9.2が公開
February 07, 2023
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.2が2023年2月上旬に公開されています。
OpenSSH 9.2では、2点のセキュリティ問題と、1点のメモリ安全性に関する問題が修正されています。
なお、バージョン9.2では新機能として、sshd_configにおいてチャンネルのアイドルタイムアウトをサポートするChannelTimeoutディレクティブと、一定期間開いているチャンネルがないクライアント接続を終了させるUnusedConnectionTimeoutが追加されています。
[参考]OpenSSH 9.2 がリリースされました(春山征吾のBlog)
Safari 16.3の提供が開始
January 31, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.3の提供が開始されています。
WebKitの脆弱性が修正されたSafari 16.3はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.2にもSafari 16.3が含まれています。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されておらず、実質的にmacOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始(FAMLog)
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始
January 30, 2023
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。
[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.2の提供が開始
January 27, 2023
macOS Ventura 13.2の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.2には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
iOS 12.5.7の提供が開始
January 26, 2023
一部のiPhoneやiPad、および第6世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 12.5.7の提供が開始されています。
iOS 12.5.7ではWebKitのセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
アップデートの対象機種は、iOS 13以降に対応していないiPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3および第6世代のiPod touchです。
iOS 15.7.3およびiPadOS 15.7.3の提供が開始
January 25, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.3の提供が開始されています。
iOS 15.7.3およびiPadOS 15.7.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.6.1はiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降で動作します。
iOS 16.3およびiPadOS 16.3の提供が開始
January 24, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.3の提供が開始されています。
Apple ID用のセキュリティキーが導入されているiOS 16.3およびiPadOS 16.3では脆弱性の修正も行われています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.6.1はiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降で動作します。
Apache HTTP Server 2.4.55が公開
January 18, 2023
Apache HTTP Server 2.4.55が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。Apache HTTP Server 2.4.55では、mod_proxy、mod_proxy_ajpおよびmod_davのセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、macOSおよびUbuntu 18.04向けのClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されていますが、Ubuntu 20.04ではWebサーバーとしてApache HTTP Serverの代わりにnginxが使用されるようになっています。
[関連]JVNVU#99928083: Apache HTTP Server 2.4における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1が公開
January 10, 2023
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1が公開されています。
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1ではそれぞれSQLite用のPDOにおけるセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.4系統の公式セキュリティサポートは2022年11月に終了しており、今後はバージョン8.0系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。