FAMLog


Get(デスクトップパス)関数

November 10, 2008

FileMaker Proの「Get(デスクトップパス)関数」は、現在のユーザーのデスクトップフォルダへのパスを返します。

この関数の戻り値は次の例のようになります。

・「/Macintosh HD/Users/foo/Desktop/」:Mac版の場合
・「/C:/Documents and Settings/foo/Desktop/」:Windows XPの場合
・「/C:/Users/foo/Desktop/」:Windows Vistaの場合

Mac版におけるパス形式は通常「/ドライブ名/Users/ユーザー名/Desktop/」、Windows XPにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Documents and Settings/ユーザー名/Desktop/」、そしてWindows Vistaにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Users/ユーザー名/Desktop/」となっています。

なお、Get(デスクトップパス)関数は、バージョン8で追加された関数です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9のライセンスを更新する

September 30, 2008

FileMaker Server 9の評価版からアップグレードする場合や、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、FileMaker Serverのライセンスキーを更新する必要があります。

FileMaker Server 9のライセンスを更新するには、FileMaker Server Admin Consoleを使用します。Admin Consoleを起動し、[ヘルプ]メニューの[FileMaker Server ライセンスの更新]を選んで表示されるダイアログボックスにおいて、ユーザー名やライセンスキーなどの必要な情報を入力して、[更新]ボタンを押します。

「ODBC/JDBC クライアント接続」および「IWP 接続」の値が「許可」になっていれば、FileMaker Server Advancedのライセンスに更新されたことが確認できます。なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、必要なファイルはすでにインストールされているため、アップグレードのために追加インストールを行う必要はありません。

Tag: FileMaker

Ruby 1.8.6-p287 & Ruby 1.8.7-p72

August 14, 2008

Ruby 1.8.6-p287およびRuby 1.8.7-p72が公開されています。

Ruby 1.8.6-p287およびRuby 1.8.7-p72では複数の脆弱性が修正されています。セーフレベルの脆弱性、WEBrickのDoS脆弱性、dlの汚染チェックの欠如およびresolv.rbのDNSスプーフィング脆弱性が修正されています。

Ruby 1.9系統で上記脆弱性に対応するには、現時点ではSubversionで最新版をチェックアウトする必要があります。なお、Ruby 1.8.5についてはすでに保守が終了しています。

Tag: Ruby

Mac版FileMaker Server 9でイベントログの言語を変更する

July 24, 2008

Mac版のFileMaker Server 9においてイベントログの言語を変更するには、データベースサーバーを停止した後に、ターミナルで次のように入力します。

sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add SystemLocale English'
(実際には1行で入力します)

データベースサーバーを再度起動すると、上記の例ではイベントログで使用される言語が英語に変更されます。英語(English)以外に指定できる言語は、French、German、Japanese、ItalianまたはSwedishのいずれかです。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

3.06GHz iMac

April 30, 2008

アップルが、最新のインテル Core 2 Duo プロセッサー、6MBの共用二次キャッシュおよび1066MHzのフロントサイドバスを搭載した「iMac」を発表しています。

139,800円から提供される新しいiMacは、20インチ2.4GHzモデル以外のすべてのモデルにおいて2GBのメモリーを標準装備し、Bluetooth 2.1+EDRに対応しています。

BTOオプションおよびアクセサリーとして、24インチのiMacの場合には、3.06GHzのインテル Core 2 Duo プロセッサー、最大4GBのDDR2 SDRAM、512MBのビデオメモリー搭載のNVIDIA GeForce 8800 GSおよび最大1TBのシリアルATAハードディスクドライブなどが用意されています。

今回発表されたiMacは2008年4月28日より順次販売が開始され、税込価格は、20インチ2.4GHzモデルが139,800円、20インチ2.66GHzモデルが169,800円、24インチ2.8GHzモデルが199,800円となっています。

Tag: Mac

FileMaker Server 9の改善点:インストール手順の簡略化

March 25, 2008

FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、管理ツールがゼロから再設計されただけでなく、インストール手順も簡略化されています。

旧バージョンのFileMaker Server Advancedでは、FileMaker ServerとWeb公開エンジンを個別にインストールする手順が発生していましたが、バージョン9では1台構成の場合には個別にインストールする必要がなくなりました。

管理ツールの再設計により、Web公開エンジン管理コンソールの機能がFileMaker Server Admin Consoleに統合されたこともあり、FileMaker Server ID(識別子)やパスコードを設定する手順も発生しなくなっています。

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2007-12-14 Java Release 6 for Mac OS X 10.4

December 19, 2007

Appleから「Java Release 6 for Mac OS X 10.4」がリリースされています。

Java Release 6 for Mac OS X 10.4は、Mac OS X v10.4.10、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.10およびMac OS X Server v10.4.11において、Javaに関するセキュリティ上の各種問題を修正するものです。なお、今回修正されている問題は、Mac OS X Leopardではすでに修正されている、もしくは影響がないものであるとのことです。

このアップデートにより、J2SE 5.0はバージョン1.5.0_13に、Java 1.4はバージョン1.4.2_16に更新されます。

Tag: Security

FileMaker Pro 9の新機能:バージョン9で追加された関数一覧

November 07, 2007

FileMaker 9では、新しい関数が追加され、一時フォルダのパス情報を取得する関数や計算式が定義されているオブジェクトの内容を返す関数などが新設されています。

バージョン9で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Get ( ホストアプリケーションバージョン )
・Get ( テンポラリパス )
・Self
・Acos
・Asin

[関連]FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

バージョン9v2におけるFileMaker PHP Site Assistantの修正点

September 28, 2007

FileMaker Server 9v2 アップデータ」を適用すると、FileMaker PHP Site AssistantのWebサイト生成機能におけるセキュリティに関わる問題が修正されます。

詳細としては、バージョン9.0v1のFileMaker PHP Site Assistantにおいて、ゲストによるアクセスが許可されていないFileMakerデータベースを利用して、セキュリティポリシーオプションで「サイトにアクセスするときにユーザに認証を求める」を選んでサイトを生成した場合の問題です。

生成されたサイト内のアカウント名とパスワードを入力するフォームにおいてGETリクエストメソッドが使われているため、それらの情報がURLの一部として送信されることにより、Webサーバーや各種サーバーソフトウェアのログに記録される危険性がありました。

上記の問題はFileMaker Server 9v2 アップデータを単に適用しただけでは修正されません。再度FileMaker Server 9v2に付属のFileMaker PHP Site Assistantでサイトを生成し直すか、FileMaker Knowledge Baseのサポート記事で紹介されている方法でPHPのソースコードを直接修正する必要があります。

なお、HTTPでは通信が暗号化されないため、SSLを利用していない場合には、依然としてパスワード等が漏洩する危険性が残ります。その危険性を減らしたい場合には、SSLを利用してHTTPSで通信を暗号化させることを検討したほうがよいでしょう。

[関連]PHP Site Assistant Authentication Security Issue(FileMaker Knowledge Base)

(2007/10/04追記:1箇所誤字があったため文字を訂正しました。)

Tag: FileMaker

インスタントWeb公開データベースホームページのURL

September 07, 2007

FileMaker 7以降のインスタントWeb公開機能において、データベースホームページにアクセスするためのURLは次のような形式になります。

[FileMaker Pro (Advanced)でホストされている場合]
<スキーム>://<IPアドレスまたはドメイン名>[:<ポート番号>]/
(例)http://www.example.com/

[FileMaker Server Advancedでホストされている場合]
<スキーム>://<IPアドレスまたはドメイン名>[:<ポート番号>]/fmi/iwp/
(例)https://www.example.com/fmi/iwp/

データベースがFileMaker Server Advancedでホストされている場合には、「/fmi/iwp/」というパスを付加する必要があり、その点がFileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advancedでホストされている場合と違います。

Tag: FileMaker

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