FAMLog


OpenSSL 3.0系列のサポート終了予定日

April 19, 2023

OpenSSL 3.0系列は2026年9月7日にサポートが終了する予定となっています。

バージョン1.1.1系列は2023年9月11日にサポートが終了する予定となっているため、今後はバージョン3.0系統もしくはバージョン3.1系統へのアップグレードが推奨されます。現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは先月公開されたバージョン3.1.0ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。

なお、OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。

[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Security

PHP 8.1.18とPHP 8.2.5が公開

April 17, 2023

PHP 8.1.18PHP 8.2.5が公開されています。

PHP 8.1.18とPHP 8.2.5では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

Apache HTTP Server 2.4.57が公開

April 12, 2023

Apache HTTP Server 2.4.57が2023年4月上旬に公開されています。

Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.57では、mod_proxy、mod_http2、mod_rewriteおよびmod_mimeの不具合が修正されており、バージョン2.4.56での変更に起因するmod_rewriteの不具合も修正されています。

なお、macOSおよびUbuntu 18.04向けのClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されていますが、Ubuntu 20.04ではWebサーバーとしてApache HTTP Serverの代わりにnginxが使用されるようになっています。

[関連]Apache HTTP Server 2.4.56が公開(FAMLog)

Tag: Apache

Contact Form 7 5.7.5が公開

April 07, 2023

Contact Form 7 5.7.5が2023年3月下旬に公開されています。

Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。WordPress 6.2での動作検証が行われているバージョンとして位置付けられているContact Form 7 5.7.5では、wpcf7_enqueue_block_editor_assets()の導入によりブロックエディターでコンタクトフォームデータの取得が必要な場合に限り行われるようになっています。

FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

[関連]WordPress 6.2が公開(FAMLog)

Tag: WordPress

WordPress 6.2が公開

April 06, 2023

WordPress 6.2が2023年3月下旬に公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。新たに「集中執筆モード」が搭載されたWordPress 6.2では、900以上の機能強化と修正が施されており、ベータ版を終了したサイトエディターのインターフェースが一新されています。

なお、FMPress Forms 1.3.1はWordPress 6.2と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

Tag: WordPress

Ruby 2.7の公式サポートが終了

April 05, 2023

2023年3月に公開されたRuby 2.7.8をもってRuby 2.7系列の公式サポートが終了しています。

バージョン2.7のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.7系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、Ruby 2.7.8と同時に公開されたRuby 3.2.2です。

Ruby 3.0系列については、2024年3月末頃に公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 3.0系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。

[関連]Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開(FAMLog)

Tag: Ruby

Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開

April 04, 2023

Ruby 3.2.2Ruby 3.1.4Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開されています。

Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8では2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-28755CVE-2023-28756)が修正されています。

なお、今回公開されたRuby 2.7.8をもってRuby 2.7系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.7のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.7系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。

(2023/04/05追記:タイトルを「Ruby 3.2.2、3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開」から「Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開」に変更しました。)

Tag: Ruby

Safari 16.4の提供が開始

April 03, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.4の提供が2023年3月下旬に開始されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 16.4はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.3にもSafari 16.4が含まれています。

なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

[関連]macOS Ventura 13.3の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.4およびmacOS Big Sur 11.7.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Apache Tomcat 8.5系列のサポート終了予定日

March 27, 2023

Apache Tomcat 8.5系列は2024年3月31日にサポートが終了する予定となっています。

Apache Tomcat 8.5系列のサポート終了に関する案内は2022年12月に発表されていました。2024年7月になるとApache Tomcat 8.5のダウンロードページが削除される予定となっており、現在Apache Tomcat 8.5系列を利用している場合にはApache Tomcat 9.0系列もしくはApache Tomcat 10.1系列へのアップグレードが推奨されることになります。Apache Tomcatはバージョン11.0系統の開発も進められており、現在バージョン11.0.0-M4(アルファ版)が公開されている状況です。

なお、現時点でのApache Tomcat 9.0系列の最新バージョンはバージョン9.0.73ですが、Claris FileMaker Server 19.6.3ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.45が使用されています。

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.5.86、9.0.72および10.1.6ではセキュリティ脆弱性が修正済み

March 24, 2023

2023年2月に公開されたApache Tomcat 8.5.86Apache Tomcat 9.0.72およびApache Tomcat 10.1.6ではセキュリティ脆弱性が修正されています。

Apache Tomcat 8.5.86、Apache Tomcat 9.0.72およびApache Tomcat 10.1.6では、httpsが設定されたX-Forwarded-Protoヘッダーを含むリクエストをHTTP経由でリバースプロキシから受信し、RemoteIpFilterを使用している場合において、Apache Tomcatが作成するセッションCookieにSecure属性が含まれない問題(CVE-2023-28708)が修正されています。

なお、Apache Tomcat 10.0系列は2022年10月にサポートが終了しており、現在Apache Tomcat 10.0系列を利用している場合にはApache Tomcat 10.1系列へのアップグレードが推奨されています。

[関連]JVNVU#90635957: Apache Tomcatにおける保護されていない認証情報の送信の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

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