FAMLog
PHP 5.3.11とPHP 5.4.1が公開
May 02, 2012
「PHP 5.3.11」と「PHP 5.4.1」が公開されています。
PHP 5.3.11とPHP 5.4.1では、ファイルアップロード機能に関する脆弱性が修正され、readline_write_history関数とreadline_read_history関数でopen_basedirの設定で指定した制限が反映されるようになっています。
また、Apache 2.4で発生していた互換性に関する問題が修正され、Apache 2.4がサポートされるようになっています。
[関連]PHP 5.4.1リリースのポイント(Opensource days)
OpenSSL 1.0.1a、OpenSSL 1.0.0iおよびOpenSSL 0.9.8vが公開
April 23, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1a」、「OpenSSL 1.0.0i」および「OpenSSL 0.9.8v」が公開されています。
これらのバージョンにはセキュリティ脆弱性の修正が含まれていて、asn1_d2i_read_bio関数の脆弱性が修正されています。
上記の問題は、OpenSSLにおけるSSL/TLSのコードへの影響はなく、OpenSSHには影響しない模様です。
[関連]OpenSSL 0.9.8wが公開(FAMLog)
(2012/04/25追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker ProでScriptMasterを用いてUUIDを生成する
February 14, 2012
360Worksが配布しているFileMakerプラグイン「ScriptMaster」を利用することで、FileMaker ProでUUID(Universally Unique IDentifier、汎用一意識別子)を生成することが可能です。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。
ScriptMasterを使用してUUIDを生成するには、ScriptMasterで用意されているEvaluateGroovy関数を使用します。
[記述例]
EvaluateGroovy("return UUID.randomUUID();")
FileMaker Proにおける計算式の記述例は上記のようになります。主に[フィールド設定]スクリプトステップや[変数を設定]スクリプトステップなどの計算式でEvaluateGroovy関数を使うことが多いでしょう。
[関連]Mac OS XでUUIDを生成する(FAMLog)
FX.php 6.0が公開
February 09, 2012
PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン6.0が公開されています。
FX.php 6.0では、FX.phpの内部構造が大幅に整理されて一部の変数が追加・更新されており、若干ではあるもののパフォーマンスが向上しているとのことです。さらに、2012年2月7日(日本時間では2月8日)に更新されたバージョンでは、FX.php 5.0で追加されたRemainAsArray関数に起因する問題が修正されています。
FMCakeMixでレコードの編集や削除を行っている場合には、FX.php 5.0および修正前のFX.php 6.0の利用は推奨されません。2012年2月7日(日本時間では2月8日)以降に更新されたFX.php 6.0を利用するようにして、事前に動作確認を行うようにしてください。
FX.php 5.0が公開
January 24, 2012
PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン5.0が公開されています。
FX.php 5.0では、新居雅行氏によって追加されたRemainAsArray関数や、フィールド名をオブジェクトのプロパティのように扱って出力結果を得る仕組みが組み込まれている他、FileMaker ServerのXML APIに起因するサロゲートペア文字の問題を修正するパッチも取り込まれています。
また、バージョン5.0の公開と同時に、公式リポジトリがGitHubに移行しています。
[関連]CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの発表資料が公開(FAMLog)
第74回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 05, 2011
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2011年9月10日に行われた第74回のイベントレポートが追加されており、カスタム関数の再帰とOS X Lion Serverに関する情報などが紹介されています。
次回は「データベース高速化のベストプラクティス」と「クロス集計を手軽にできるCC Pivotを試してみる」というテーマで2011年10月8日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。
[関連]第74回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)
FileMaker Server 11.0v4が提供開始
September 30, 2011
ファイルメーカー社が、Mac版の「FileMaker Server 11.0v4」の提供を開始しています。
FileMaker Server 11.0v4は、Mac OS XおよびMac OS X Serverのバージョン10.5、10.6および10.7に対応しています。このアップデートにより、OS X LionおよびOS X Lion Server上でWeb公開機能を利用できるようになり、ログインウインドウにfmserverユーザーが表示されないように改善されています。また、Get(FileMaker パス)関数を使用するスクリプトスケジュールでMac版のFileMaker Serverがクラッシュする問題が解決されています。
バージョン11.0v4はフルインストーラーの形態として配布されており、サーバーのオペレーティングシステムをアップグレードする場合はFileMaker Serverを再インストールする必要があるため、その点は注意する必要があります。
第72回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
August 15, 2011
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2011年7月9日に行われた第72回のイベントレポートが追加されており、集計やスクリプトトリガに関する情報などが紹介されています。
次回は「カスタム関数を再帰させてみよう」と「FileMaker Server管理者のためのOS X Lion Server入門 ーインストール編ー」というテーマで2011年9月10日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。