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Bentoのプレビュー版が10万本を上回るダウンロード数を達成

December 12, 2007

FileMaker社が2007年12月11日(米国時間)に、2007年11月13日に公開を開始した「Bento」のプレビュー版のダウンロード数が30日未満で10万本を上回ったと発表しています。

Bentoは、Mac OS X Leopard専用にデザインされた新しいパーソナルデータベースアプリケーションです。評価目的のみに使用できる、使用期間が限定されたベータ版ソフトウェアとして、プレビュー版が現在公開されています。その製品版は、米国市場では$49の価格で2008年1月に出荷される予定です。

なお、日本市場での出荷や仕様、その他については現時点では不明となっています。

Tag: Mac

Ruby on Rails 2.0

December 10, 2007

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.0」が公開されています。

Rails 2.0では、RailsのコアライブラリであるAction PackのResourcesやMultiviewの改良や機能追加が行われ、Basic認証を扱うための新しいモジュールの追加および例外処理の強化など、数多くの機能が追加・改良されています。また、セッションがCookieに保存される仕組みが新たに導入され、デフォルトでその仕組みを利用するように変更されています。

なお、バージョン2.0が公開された直後に問題が発覚したため、現時点では修正版としてバージョン2.0.1が公開されています。

Tag: Ruby

APPLE-SA-2007-11-15 Mac OS X v10.5.1 Update

November 27, 2007

Mac OS X 10.5.1 UpdateおよびMac OS X Server 10.5.1 Updateにはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれています。

Mac OS X v10.5.1およびMac OS X Server v10.5.1では、下記のソフトウェアが修正されています。

・Application Firewall(Mac OS X v10.5.1、Mac OS X Server v10.5.1)

なお、上記のApplication Firewallに関する問題はいずれもMac OS X v10.4やそれ以前のシステムには関係がありません。

Tag: Security

Mac OS X v10.4.11 and Security Update 2007-008

November 26, 2007

Mac OS X v10.4.11およびMac OS X Server v10.4.11にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれています。また、バージョン10.3.9向けに「Security Update 2007-008」も同時に公開されています。

Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、およびSecurity Update 2007-008では、下記のソフトウェアが修正されています。

・AppleRAID、BIND、CFNetwork、CoreFoundation、Flash Player Plug-in、NSURL(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4〜v10.4.10、Mac OS X Server v10.4〜v10.4.10)
・bzip2、CFFTP、CoreText、Kerberos、Kernel、Networking、NFS、remote_cmds、Safari、SecurityAgent、WebCore、WebKit(Mac OS X v10.4〜v10.4.10、Mac OS X Server v10.4〜v10.4.10)

なお、このアップデートにより、Flash Playerはバージョン9.0.47.0に、BINDはバージョン9.3.4-P1に、bzip2はバージョン1.0.4に更新されます。

Tag: Security

FileMakerのインスタントWeb公開機能にXSS脆弱性

November 22, 2007

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、FileMakerのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性に関する情報を2007年11月21日に公開しています。

脆弱性の内容は、FileMakerのバージョン7、8および8.5のインスタントWeb公開機能に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在するというものです。

脆弱性が確認されているFileMaker製品は下記のとおりです。

・FileMaker Pro 7(Mac版、Windows版)
・FileMaker Pro 8(Mac版、Windows版)
・FileMaker Pro 8.5(Mac版、Windows版)
・FileMaker Developer 7(Mac版、Windows版)
・FileMaker Pro 8 Advanced(Mac版、Windows版)
・FileMaker Pro 8.5 Advanced(Mac版、Windows版)
・FileMaker Server 7 Advanced(Mac版、Windows版)
・FileMaker Server 8 Advanced(Mac版、Windows版)

なお、FileMaker 9 製品ラインでは本脆弱性は修正されています。

2007年11月22日現在、バージョン7、8および8.5用の修正パッチは提供されていないため、現時点で実行できる対策方法はFileMaker 9 製品ラインへアップグレードすることです。FileMaker 9 製品ラインへアップグレードしない場合には、インスタントWeb公開機能を無効にすることで本脆弱性を回避することが可能です。

[関連]JVN#55833292
「FileMaker」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性
(IPA)

(2007/11/23追記:誤記を修正し、「修正パッチは提供されていため、」を「修正パッチは提供されていないため、」に修正しました。)

Tag: FileMaker

Mac OS X 10.5.1 Update

November 20, 2007

Appleから「Mac OS X 10.5.1 Update」および「Mac OS X Server 10.5.1 Update」の配布が開始されています。

Mac OS X 10.5.1 UpdateはMac OS X Leopard用のアップデート、Mac OS X Server 10.5.1 UpdateはMac OS X Server Leopard用のアップデートとなっています。それぞれMacの安定性や互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。

なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedは、現在のところMac OS X Leopardで適切に稼働しないため、2008年の早い時期に提供される予定であるFileMaker ServerおよびFileMaker Server AdvancedのLeopard互換性アップデートを待つ必要があります。

Tag: Mac

第29回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

November 19, 2007

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2007年11月10日に行われた第29回のイベントレポートが追加されており、FileMakerのキーボードショートカットや値一覧、およびFileMaker 9の新機能である外部SQLデータソースに関する情報が紹介されています。

次回は、「集計はどうでしょう」というテーマで、2007年12月22日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。

なお、毎月のイベントとは別に、2007年12月4日(火)12:00-19:00に、「FileMaker Day」というイベントが再びApple Store, Ginza 3Fシアタールームで行われるという案内もされています。今回は、Apple Store, GinzaだけでなくApple Store, Nagoya Sakae(2007年12月6日(木)15:00-19:00)およびAppls Store, Shinsaibashi(2007年12月7日(金)15:00-19:00)でも同企画が開催されます。

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 9の改善点:マルチアンドゥ・リドゥ機能

November 12, 2007

FileMaker Pro 9では、アクティブなフィールドまたはレイアウトのテキストオブジェクトにおいて、テキストの編集を複数回元に戻したりやり直せる機能が新たにサポートされています。

これにより一段階前の入力操作を取り消すだけでなく、テキストの入力状態をさらにさかのぼって戻したり、入力や編集作業をやり直すことが可能になります。

なお、マルチアンドゥ・リドゥ機能がサポートされて機能強化されたことで、[元に戻す]スクリプトステップは、[元に戻す/再実行]に名称が変更されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 9の新機能:ソフトウェアアップデートの通知機能

November 08, 2007

FileMaker Pro 9では、新機能としてソフトウェアアップデートの通知機能が追加され、ソフトウェアの更新情報を取得できるようになっています。

インターネットに接続されている状態であれば、FileMaker Proで、毎週ソフトウェアの更新情報を自動的にチェックすることができます。また、[ヘルプ]メニューの[ダウンロードと更新]を選択することでも任意にアップデートの通知を得ることができます。

本機能は、自動的にソフトウェアをインストールおよび更新してくれるものではなく、更新情報の通知を取得するためのものです。ソフトウェアアップデートが入手できる場合には、通知を受け取り、アップデータをダウンロードできるWebページを表示することができます。

なお、自動的に更新情報をチェックしない場合には、[環境設定]ダイアログボックスにあるチェックボックス「7 日ごとに更新をチェック」のチェックを外します。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 9v2 アップデータ

November 05, 2007

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 9v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 9v2 Advanced アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 9またはFileMaker Pro 9 Advancedをバージョン9.0v2に更新するものです。Mac OS X Leopardにおける互換性を改善すると共に、その他の問題も修正されており、Mac版だけでなくWindows版のアップデータも提供されています。

Mac OS X LeopardにおけるインスタントWeb公開機能に関する問題が解決されていませんが、2007年12月に予定されているアップデートにて、インスタントWeb公開機能がLeopard互換になる予定であることが表明されています。

なお、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedは、現在のところMac OS X Leopard上で適切に稼働しませんが、Server製品のLeopard互換性アップデートを2008年の早い時期に提供する予定であるとのことです。

(2007/12/06追記:2007年12月5日にMac OS X LeopardにおけるインスタントWeb公開機能に関する問題を解決する「FileMaker Pro 9v3 アップデータ」と「FileMaker Pro 9v3 Advanced アップデータ」が公開されました。)

Tag: FileMaker

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