FAMLog
OpenSSL 1.0.1j、OpenSSL 1.0.0oおよびOpenSSL 0.9.8zcが公開
October 16, 2014
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1j」、「OpenSSL 1.0.0o」および「OpenSSL 0.9.8zc」が公開されています。
これらのバージョンでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
同時に、2015年12月31日をもってバージョン0.9.8系統のサポートを終了する予定であることが発表されています。
[関連]OpenSSL 0.9.8 End Of Life Announcement
Java SE 7 Update 71およびJDK 7 Update 71が公開
October 15, 2014
Java SE 7 Update 71およびJDK 7 Update 71が公開されています。
バージョン7 Update 71では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン7 Update 72も公開されていますが、バージョン7 Update 71で特に問題に直面していない場合にはバージョン7 Update 72に更新する必要はありません。
なお、FileMaker Serverのバージョンが12.0v4およびそれ以前(かつバージョン10以降)の場合には、バージョン7 Update 51と同様、JavaのコントロールパネルでFileMaker Server Admin Console 開始ページのURLを「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとAdmin Consoleを起動できないのでその点は注意が必要です(Javaのセキュリティ・レベルを「中」にする必要はありません)。
[関連]FileMaker Server 12.0v5および12.0v6用のソフトウェアパッチが公開(FAMLog)
OpenSSH 6.7が公開
October 14, 2014
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 6.7」が2014年10月上旬に公開されています。
OpenSSH 6.7では、Unixドメインソケットの転送がサポートされるようになった他、SFTPで中断されたアップロードの復帰が可能になる機能が新たに追加されています。さらに、移植版OpenSSHではlibressl-portableに対してのビルドがサポートされるようになっています。
その他にも機能追加だけでなく不具合の修正も行われていますが、バージョン6.7ではtcpwrappers/libwrapのサポートが削除されているので要注意です。
[参考]OpenSSH 6.7/6.7p1 がリリースされました.(春山 征吾のくけー)
FileMaker Drill Bookが発売
October 09, 2014
ファイルメーカー社が、初中級者ユーザー向け実践的トレーニング教材「FileMaker Drill Book ― FileMaker 13プラットフォームに対応した基本と実践を学習」(ISBN:978-4-9906546-1-0)の販売開始を発表しています。
FileMaker Drill Bookの制作にあたっては、日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMaker開発パートナーが600ページに及ぶテキストの執筆と演習用サンプルの作成を担当しています。FileMaker 13 プラットフォームに対応した基本編と実践編の2部で構成されており、解説や演習を通して実際のビジネスシーンでの活用方法に沿ったカスタムソリューションの構築を初歩から習得できます。
価格は4,000円(税別)で、FileMaker Storeや全国のFileMaker製品取扱店で購入できます。
(2015/03/18追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
「FileMaker カンファレンス 2014」のご案内
October 03, 2014
ファイルメーカー社が主催する「FileMaker カンファレンス 2014」において、併設されるショウケースにエミックのブースを出展します。
カスタムWebアプリケーションを高速開発および運用できるサービス「FMPress」のデモ展示を行う予定です。ご来場の際には是非ともお立ち寄りください。
また、2日目の11月27日(木)10時から開始予定のジェネラルトラックのセッション「FileMaker Serverのバックアップ機能の徹底活用法」ではスピーカーとしてFileMaker Serverのバックアップ機能に関するお話を、そして同日15時40分から開始予定のiPad & iPhone トラックのセッション「iPad & iPhoneからのリモートアクセスをより安全にするネットワーク構築術」ではスピーカーとしてVPNとSSLに関するお話をします。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。
FileMaker カンファレンス 2014
開催日:2014年11月26日(水)〜11月28日(金)
開催場所:JPタワーホール&カンファレンス
参加費:無料(事前登録制、一部有料のセッションあり)
詳細:FileMaker カンファレンス 2014 公式ページ(ファイルメーカー社)
[関連]FileMaker カンファレンス 2014の事前登録受付が開始(FAMLog)
APPLE-SA-2014-09-17-4 Safari 6.2 and Safari 7.1
October 02, 2014
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 6.2およびSafari 7.1が配布されています。
Safari 6.2とSafari 7.1ではSafariおよびWebKitの脆弱性が多数修正されています。Safari 6.2はOS X Mountain Lion v10.8.5向け、Safari 7.1はOS X Mavericks v10.9.5向けのものです。今回OS X Lion用のSafari 6.2が提供されていないことから、実質的にOS X Mountain Lion以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
なお、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
APPLE-SA-2014-09-17-5 OS X Server 3.2.1
September 29, 2014
Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Mavericksにサーバー機能を追加する「OS X Server v3.2.1 Update」の配布を開始しています。
バージョン3.2.1では、セキュリティ脆弱性が修正されていて、WikiサービスのSQLインジェクション脆弱性やPostgreSQLの脆弱性等が修正されています。なお、OS X Server v3.2.1の利用にはOS X Mavericks v10.9.5が必要です。
OS X Server 3は、Mac App Storeで購入してOS X Mavericksに追加できます。価格は2,000円で、OS X Server v3.0以降からのアップデートは無料です。OS X Server v3.2.1と同時に、OS X Mountain Lion v10.8.5向けのOS X Server v2.2.3 Updateの配布も開始されています。
Ruby 2.1.3とRuby 2.0.0-p576が公開
September 26, 2014
「Ruby 2.1.3」と「Ruby 2.0.0-p576」が公開されています。
Ruby 2.1.3とRuby 2.0.0-p576では多数の不具合が修正されています。また、Ruby 2.1.3ではメモリー使用量を減らすために実施されるFull GCのタイミングが変更されています。
Rubyはバージョン2.2系統の開発も進められており、現在「Ruby 2.2.0-preview1」が公開されている状況です。
PHP 5.4.33とPHP 5.5.17が公開
September 25, 2014
「PHP 5.4.33」と「PHP 5.5.17」が公開されています。
PHP 5.4.33とPHP 5.5.17では不具合の修正が行われており、DateTimeのコンストラクタでメモリーリークが発生していた問題等が修正されています。
なお、PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっています。セキュリティ脆弱性の修正のみを目的としたリリースは向こう1年間を期限としており、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されています。