FAMLog


Get(レコード総数)関数

June 15, 2022

Claris FileMaker ProのGet(レコード総数)関数は、現在のテーブルにあるレコードの総数を返す関数です。

現在の計算結果が保存される場合にそのコンテキストを指定すると、この関数はそのコンテキストに基づいて評価されます。それ以外の場合は、現ウインドウのコンテキストに基づいて評価されます。なお、コンテキストは、リレーションシップグラフにおけるリレーションシップ評価時の基準となるテーブルオカレンスです。

Get(レコード総数)関数はバージョン7以降で利用できる関数ですが、Get関数はバージョン6以前ではステータス関数であったため、当該関数は実質的にバージョン6以前から存在していた関数であると言えます。

[関連]FileMaker Pro 7 では、ステータス関数が Get 関数に変換される(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Get(スクリプトの結果)関数

April 19, 2022

Claris FileMaker ProのGet(スクリプトの結果)関数は、実行されたサブスクリプトのスクリプト実行結果を返す、バージョン8以降で使用できる関数です。

スクリプト内でサブスクリプトを指定するには、[スクリプト実行]スクリプトステップや[サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップを用います。サブスクリプトが結果を返さない場合、スクリプト実行結果の内容は空または以前に実行されたサブスクリプトのスクリプト実行結果になります。

なお、サブスクリプトが実行した結果の値を制御するには、サブスクリプト内で[現在のスクリプト終了]スクリプトステップの[テキスト結果]オプションを使用します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト結果の指定と取得(FAMLog)、FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator Ver.7が公開

March 25, 2021

INTER-Mediator Ver.7が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.7では、Ver.6以降のサービスサーバーを利用して稼働するクライアント同期機能が搭載されています。sync-controlキーの値をコンテキストに加えると、変更処理がサービスサーバーに伝達されてから当該コンテキストを表示している各クライアントに伝達されて、変更結果が複数のクライアントに自動的に反映されるようになっています。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。なお、Ver.5系統は安定版として引き続きサポートを継続しています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:新しいアドオン

October 15, 2020

Claris FileMaker Pro 19.1.2では、9つのJavaScriptアドオンが新たに組み込まれるようになっています。

バージョン19.1.2で追加されたアドオンは次の通りです。

・カレンダー
・カレンダーヒートマップ
・カンバン
・アクティビティタイムライン
・簡易グラフ
・写真ギャラリー
・バーコードジェネレータ
・リッチテキストエディタ
・タイマー

アドオン機能はバージョン19で追加されました。レイアウトモードに切り替えた後、オブジェクトパネルの[アドオン]タブにある[+]ボタンをクリックし、アドオンを選択した後に[選択]をクリックすることで、アドオンをインストールすることができます。

[関連]Claris FileMaker Pro 19の新機能:アドオン(FAMLog)、FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker オンライン学習 中級編が公開

October 12, 2020

Claris FileMakerによるアプリ開発を無料で学習できる動画コンテンツであるFileMaker オンライン学習の中級編がClaris ジャパンの公式YouTubeチャンネルで公開されています。

今回公開された「FileMaker オンライン学習 中級編」は、独習用公式テキスト「FileMaker Master Book 中級編」に沿った集合研修「FileMaker Master Training」の中級コースをカバーしています。

人気トレーナーである河村将博さんによる分かりやすい解説で、1つ1つの動画は10分前後の内容となっています。これから16回に分けて、週に2回順次動画が公開される予定になっています。

[関連]FileMaker Master Book 初級編の公式解説動画が公開(FAMLog)

(2021/06/23追記:Claris ジャパンのサブチャンネル開設に伴いURLが変更されていたので、「FileMaker オンライン学習の中級編」のリンク先URLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19の新機能:ボタンバーセグメント状態スタイルのコピー&ペースト

September 08, 2020

Claris FileMaker Pro 19では、ボタンバーセグメント状態スタイルをコピーして、別の状態および他のボタンバーセグメントにペーストできるようになっています。

ボタンバーには、ボタンアイコンとテキストラベルで構成される個々のボタンを表すセグメントが含まれています。バージョン19では、レイアウトモードでボタンバーを選択している状態で、インスペクタの[外観]タブにおいてボタンバーセグメント状態スタイルをコピーおよびペーストすることができます。

なお、ボタンバーはFileMaker Pro 14で追加されたレイアウトオブジェクトです。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:ボタンバー(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップ

May 15, 2020

FileMaker Pro 18 Advancedでは、[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるプロトコルにsmb、smtp、smtps、ldapおよびldapsが追加され、SMTPを使用した電子メールの送信がサポートされるようになっています。

バージョン18では、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションに--mail-auth、--mail-fromおよび--mail-rcptオプションが新たに追加され、SMTPを使用した電子メールの送信が[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるようになっています。HTML形式で電子メールを送信することも可能です。

その他にも、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで--no-compressedオプションがサポートされるようになっていたり、curlがエラーを返してターゲットがテキストフィールドまたはテキスト変数である場合に返されたデータがターゲットに格納されるように挙動が一部変更されていたりします。

[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 14の改善点:[URL から挿入]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(テキスト定規表示)関数

March 12, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(テキスト定規表示)関数」は、テキスト定規が表示されている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

定規を表示または非表示にするには、[表示]メニューの[定規]を選択するか、[テキスト定規の表示切り替え]スクリプトステップを使用します。定規が使用する単位を変更するには、定規を右クリックして表示されるメニューから単位を選択するか、レイアウトモードで水平定規と垂直定規が交わる左上の角をクリックします。

なお、Get(テキスト定規表示)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため「0」を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(クイック検索テキスト)関数

February 28, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(クイック検索テキスト)関数」は、クイック検索ボックス内に入力されたテキストを返します。

カスタムメニューを利用して[クイック検索の実行]コマンドをいずれかのメニューの項目として追加し、その[処理]を任意のスクリプトに割り当てた上で、当該スクリプト内で[クイック検索の実行]スクリプトステップとGet(クイック検索テキスト)関数を併用することで、クイック検索ボックスに入力されたテキストをスクリプトに渡すことが可能です。

なお、Get(クイック検索テキスト)関数はバージョン11で追加された関数です。

[関連]FileMaker Pro 11の新機能:クイック検索(FAMLog)、FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(アクティブ選択位置)関数

February 19, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択位置)関数」は、選択されているテキストの開始文字を表す数値を返します。

一番手前のウインドウにおいて選択範囲が5文字目から開始されている場合、Get(アクティブ選択位置)関数は「5」を返します。テキストが選択されていない場合はカーソルの現在位置を返します。

Get(アクティブ選択位置)関数は、FileMaker Goでは選択したテキストがマスク付き編集ボックスにある場合に不正確な値が返される場合があります。また、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。

[関連]Get(アクティブ選択サイズ)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ