FAMLog


INTER-Mediator Ver.7が公開

March 25, 2021

INTER-Mediator Ver.7が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.7では、Ver.6以降のサービスサーバーを利用して稼働するクライアント同期機能が搭載されています。sync-controlキーの値をコンテキストに加えると、変更処理がサービスサーバーに伝達されてから当該コンテキストを表示している各クライアントに伝達されて、変更結果が複数のクライアントに自動的に反映されるようになっています。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。なお、Ver.5系統は安定版として引き続きサポートを継続しています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.2.1のWeb公開エンジンとJava

January 26, 2021

macOS版およびWindows Server版のClaris FileMaker Server 19.2.1では、FileMaker Serverをインストールする前にJavaもしくはOpenJDKをインストールした上でJAVA_HOME環境変数を設定することで追加の操作なしでWeb公開エンジンを有効にできるようになっています。

FileMaker Server 18.0.2以降では、Web公開エンジンを使用する前にFileMaker Server Admin Console経由でJavaもしくはOpenJDKを手動でアップロードおよびインストールする必要がありました。FileMaker Server 19.2では、JAVA_HOME環境変数を読み取ることにより、すでにインストールされているJavaもしくはOpenJDKを自動的に検出できるようになっています。

なお、FileMaker Server for LinuxではOpenJDKがデフォルトでインストールされて使用されるようになっており、追加の設定は特に必要ありません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、macOS および Windows 上で Web 公開をしようする場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2020-09-16-1 iOS 14.0 and iPadOS 14.0

September 17, 2020

iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 14とiPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 14の提供が開始されています。iOS 14およびiPadOS 14では脆弱性の修正も多数行われています。

iOS 14では、再設計されたウィジェットをホーム画面に追加でき、AppライブラリではAppが新しい方法で自動的に整理され、電話の着信とSiriの画面はコンパクトなデザインになっています。また、iPadOS 14には、iPadの大きなMulti-Touchディスプレイを活用したApple Pencilの新機能と再設計されたAppが含まれます。

iOS 14に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOS 14に対応している機種は、第5世代、第6世代、第7世代および第8世代のiPad、iPad Air 2、第3世代および第4世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

fmcsadmin 1.1.0の動作環境

August 20, 2020

Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

fmcsadmin 1.1.0の動作環境は、CentOS Linux 7以降、macOS High Sierra 10.13.6以降およびWindows 10です。2020年6月に公開したfmcsadmin 1.1.0では、Appleの公証に対応したmacOS用インストーラーを新たに用意することで、正式にmacOS Catalina 10.15に対応しました。

なお、fmcsadminのバージョン1.1.0では、Claris FileMaker Server 19を利用している場合に、暗号化されているデータベースファイルを開く際に自動的に開かれるようにするための暗号化パスワードを保存する機能(fmsadminコマンドのopenコマンドで利用できる--savekeyオプションと同等の機能)に対応しています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19の変更点:起動復元機能が初期状態で無効に

August 05, 2020

Claris FileMaker Server 19では、FileMaker Server 18で追加された起動復元機能が初期状態で無効になっています。

Claris FileMaker Serverの起動復元機能を利用すると、ハードウェアの障害またはソフトウェアの障害の後でファイルの復元に役立てることができる復元ログを作成するようになっています。ハードウェアまたはソフトウェアがクラッシュした後、ディスクの状態が正常であれば、復元ログを使用してFileMakerファイルを自動的に復元します。

なお、起動復元機能はfmsadminコマンドもしくはClaris FileMaker Admin APIを使用して有効または無効にすることができます。

[関連]Claris FileMaker Server 19 リリースノート(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18の新機能:起動復元(FAMLog)、fmsadminコマンドでFileMaker Serverの起動復元を無効にする方法(FAMLog)、

Tag: FileMaker

FMプラン16およびFMプラン15で新たにLet's Encryptに対応

April 03, 2020

FMプラン16およびFMプラン15のSSLサービスにおいて、無料のSSLサーバー証明書である「Let's Encrypt」に対応しました。Let's Encryptは、米国の非営利団体ISRG(Internet Security Research Group)が運営し、無料でSSLサーバー証明書を発行している認証局です。

FMプランは、株式会社エミックで提供しているFileMaker製品対応ホスティングサービスです。FMプラン16はFileMaker 16 プラットフォームに、FMプラン15はFileMaker 15 プラットフォームに対応したサービスです。

これまでLet's Encryptをご利用いただくにはFMプラン17以降のプランをご利用いただいている必要がありましたが、今後はFMプラン16およびFMプラン15でもご利用いただくことができます。Let's EncryptのサポートはFileMaker Serverの標準機能にはない機能ですが、FMプランでは証明書の自動更新機能にも独自に対応しており、証明書の更新に伴う手続きを省略することで管理の手間やコストを低減できます。

Tag: Ad

Claris ConnectでサポートされているWebブラウザー

March 10, 2020

Claris ConnectでサポートされているWebブラウザーはSafariとGoogle Chromeです。

今月上旬にClaris International Inc.が販売を開始したClaris Connectは、ワークフロー自動化プラットフォームとして利用できるクラウドサービスです。Claris ConnectはInternet Explorerと非互換である旨がClaris Knowledge Baseに記載されており、サポート対象となっているWebブラウザーはSafariとGoogle Chromeとなっています。

なお、Claris Connectには無料評価版が用意されており、無料評価版の試用期間日数は15日となっています。

[関連]Claris Connectが発売(FAMLog)、Claris Connectの無料評価期間(FAMLog)、Claris Connect Release Notes(Claris Knowledge Base)

Tag: Claris

Claris Connectの無料評価期間

March 05, 2020

ワークフロー自動化プラットフォームとして利用できるクラウドサービスであるClaris Connectには無料評価版が用意されており、無料評価版の試用期間日数は15日となっています。

Claris Connectの15日間無料評価版を使用するには、FileMaker IDとクレジットカード情報、メールアドレスが必要になります。なお、評価期間が期限切れになった後でもクレジットカードへの請求は行われないとのことです。

登録が完了すると、Claris Connectの評価版へのアクセス手順が記載された電子メールが届きます。

[関連]Claris Connectが発売(FAMLog)

Tag: Claris

Claris Connectが発売

March 04, 2020

Claris International Inc.がClaris Connectを正式に販売開始したことを発表しています。

Claris Connectは、ワークフロー自動化プラットフォームとして利用できるクラウドサービスです。ビジネスプロセスの合理化に役立つコネクタが50種類近く用意されており、FileMaker Server 18.0.3やFileMaker Cloudと接続できるコネクタも利用できます。また、条件付きロジックや承認、コードブロック、カスタムコネクタなどの機能も備えています。

Claris Connectの価格は、Essentials(ライトプラン)の場合は1ヶ月あたり10,160円(税別)で支払いは年単位となっています。Standard(スタンダードプラン)の場合は1ヶ月あたり25,550円(税別)です。

[関連]Claris Connect コネクタについて(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Claris

FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:刷新された[インポート順の指定]ダイアログボックス

December 10, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedでは、[インポート順の指定]ダイアログボックス(旧称[フィールドデータのインポート順]ダイアログボックス)が刷新されています。

バージョン18ではインポートダイアログボックスが新しくなり、次の機能が追加されています。

・ターゲットフィールドの検索
・ターゲットフィールドごとにインポート中における入力値自動化オプションの実行を選択
・フィールド値の区切りに使用するカスタム文字を指定
・ソースファイル内のフィールド名を表すレコードを選択してフィールド名として使用

なお、[インポート順の指定]ダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニュー>[レコードのインポート]>[ファイル...]を選択した後、インポートするファイルを選択して[開く]をクリックします。

[関連][レコードのインポート] の機能強化(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

このページの上へ