FAMLog
APPLE-SA-2013-09-12-1 OS X Mountain Lion v10.8.5 and Security Update 2013-004
September 13, 2013
AppleからOS X Mountain Lion アップデート v10.8.5とSecurity Update 2013-004が公開されています。
Security Update 2013-004は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、Mac OS X v10.6.8およびMac OS X Server v10.6.8用のものがそれぞれ用意されています。
このアップデートにより、Apacheはバージョン2.2.24に、PHPはバージョン5.3.26に、OpenSSLはバージョン0.9.8yに、ClamAVはバージョン0.97.8に更新されます。
(2013/09/19追記:OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5とSecurity Update 2013-004の公開と同時に、セキュリティ脆弱性が修正された、Mac OS X Snow Leopard用のSafari 5.1.10が公開されています。)
APPLE-SA-2013-08-29-1 OS X: Java Web plug-in blocked
August 30, 2013
OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。
具体的には、Java 6の場合にはJava 6 Update 45およびそれ以前のバージョン、Java 7の場合にはJava 7 Update 21およびそれ以前のバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されており、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 25やJava for OS X 2013-004を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 16を適用する必要がある状況になっています(2013年8月30日現在)。
[関連]OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法(FAMLog)
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧
April 26, 2013
2013年2月にFileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOS(オペレーティングシステム)の一覧が発表されていましたが、この情報はFileMaker Pro 12v4 アップデータに付属の文書にも記載されています。
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧は下記の通りです。
・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
・Windows XP
・Windows Vista
・Windows Server 2003(ターミナルサービス用)
・Citrix XenApp 5.0
さらに、今後推奨されない技術・機能一覧も下記の通り挙げられています。
・オブジェクトフィールドへの[サウンドを挿入]オプション(サウンドをオブジェクトフィールドに直接録音)
なお、FileMaker Pro 12であれば、オブジェクトフィールドの[インタラクティブコンテンツ]オプションを有効にして、[ファイルを挿入]または[オーディオ/ビデオを挿入]を使用することでサウンドファイルをオブジェクトフィールドに格納することができます。
[関連]FileMaker 12 - Deprecated Features and Operating Systems(FileMaker Knowledge Base)
OS Xでマルウェア対策用の安全なダウンロードリストを手動で更新する方法
April 24, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルをCLI(コマンドラインインターフェース)で更新するには、ターミナルで次のように入力します。
sudo /usr/libexec/XProtectUpdater
OS X Mountain Lionの場合、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]における詳細設定で[安全なダウンロードリストを自動的にアップデート]を無効にしていない場合、マルウェア対策用の定義ファイルは24時間おきに更新されるようになっています。
上記の定義ファイルが更新されると古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなる面もありますが、Javaの脆弱性対策のためにもこの機能は有効にしたままにすることが推奨されます。
[関連]【コラム】新・OS X ハッキング! (81) OS Xの「マルウェア」対策を知る(マイナビニュース)
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法
April 23, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べるには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta
[出力例]
{
JavaWebComponentVersionMinimum = "1.6.0_45-b06-451";
LastModification = "Thu, 18 Apr 2013 21:19:55 GMT";
PlugInBlacklist = {
10 = {
"com.macromedia.Flash Player.plugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "11.6.602.171";
};
"com.oracle.java.JavaAppletPlugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "1.7.21.12";
};
};
};
Version = 2037;
}
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月23日現在)。
APPLE-SA-2013-04-16-1 Safari 6.0.4
April 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.4」が配布されています。
Safari 6.0.4では1件の脆弱性が修正されている他、Javaプラグインの実行許可をWebサイトごとに設定できるようになっています。
なお、Mac OS X Snow Leopard向けにSafari 5.1.9が利用できるようになっていますが、こちらについては修正内容の詳細は不明のままとなっています。
[関連]AppleがMac向けのJava更新版公開、SafariにはJavaプラグイン管理の新機能(ITmedia エンタープライズ)
APPLE-SA-2013-04-18-1 OS X: Java Web plug-in blocked
April 19, 2013
OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。
具体的には、Java 6の場合にはJava 6 Update 43およびそれ以前のバージョン、Java 7の場合にはJava 7 Update 17およびそれ以前のバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月19日現在)。
(2013/04/21追記:「(2012年4月19日現在)」を「(2013年4月19日現在)」に修正しました。)
FileMaker Server 12.0v4で管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応
April 03, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12.0v4」のインストーラを公開しています。
このソフトウェアは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedのバージョン12.0v4(12.0.4.405)をインストールするものです。バージョン12.0v4では、Java 7がインストールされ、管理サーバー(Admin Consoleサーバー)とカスタムWeb公開エンジンで使用するTomcatがJava 7に対応しています。アップデータは用意されておらず、バージョン12.0v3以前からのアップデートにあたりFileMaker Serverのアンインストールが必要になるのでその点は要注意です。
なお、Java 7はMac OS X Snow Leopardでサポートされていないため、FileMaker Server 12.0v4をMac OS X Snow Leopardにインストールすることができません。さらに、Mac OS X Snow Leopardの環境からAdmin Consoleを使用して日本語ファイル名のデータベースをアップロードできなくなる問題があるとのことです。
[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)、Java 7 for Mac OS X: [データベースアップロードアシスタント]で、全角文字を含むファイルを選択できない(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2013-03-14-2 Safari 6.0.3
March 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.3」が配布されています。
Safari 6.0.3では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.0.3は、OS X Mountain Lion v10.8.3に同梱されている他、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5でも利用可能です。
なお、Mac OS X Snow Leopard用のSecurity Update 2013-001にはSafari 5.1.8が同梱されており、Mac OS X Snow Leopardでは10ヶ月ぶりにSafariが更新されていますが、修正内容の詳細については不明のままとなっています。
[関連]Apple、Snow Leopard向けのSafari更新版を10カ月ぶりに提供(ITmedia エンタープライズ)
Mac版FileMaker Server 11.0v5ではインストールされるPHPのバージョンが更新
March 13, 2013
Mac版FileMaker Server 11.0v5ではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。
バージョン11.0v5では、Mac OS X Leopardの場合はPHP 5.3.3、Mac OS X Snow Leopardの場合はPHP 5.3.8、OS X LionおよびOS X Mountain Lionの場合はPHP 5.3.15がインストールされるようになっています。なお、Windows版では、バージョン11.0v3と同様にPHP 5.2.17がインストールされます。
Mac OS X LeopardとMac OS X Snow LeopardではインストールされるPHPのバージョンが古いことや、Mac OS X Snow LeopardでFileMaker Server 12を運用することが今後推奨されなくなったことから、OS XでFileMaker Server 11.0v5を利用する際にはOS X LionもしくはOS X Mountain Lionの使用が推奨されます。
[関連]FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)