FAMLog
FileMaker Pro 9v3 アップデータ
December 05, 2007
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 9v3 アップデータ」と「FileMaker Pro 9v3 Advanced アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 9またはFileMaker Pro 9 Advancedをバージョン9.0v3に更新するものです。Mac OS X LeopardにおいてインスタントWeb公開機能が動作するようになると共に、インスタントWeb公開のサポート対象ブラウザーにMac OS X LeopardのSafari 3とFirefox 2が新たに追加されています。
その他、FileMaker Server 9.0v2で修正された、インスタントWeb公開において特定の条件下で値一覧から間違った値を表示する問題も修正されています。
第29回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
November 19, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年11月10日に行われた第29回のイベントレポートが追加されており、FileMakerのキーボードショートカットや値一覧、およびFileMaker 9の新機能である外部SQLデータソースに関する情報が紹介されています。
次回は、「集計はどうでしょう」というテーマで、2007年12月22日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。
なお、毎月のイベントとは別に、2007年12月4日(火)12:00-19:00に、「FileMaker Day」というイベントが再びApple Store, Ginza 3Fシアタールームで行われるという案内もされています。今回は、Apple Store, GinzaだけでなくApple Store, Nagoya Sakae(2007年12月6日(木)15:00-19:00)およびAppls Store, Shinsaibashi(2007年12月7日(金)15:00-19:00)でも同企画が開催されます。
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Server 9v2 アップデータ
September 27, 2007
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 9v2 アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Server 9またはFileMaker Server 9 Advancedをバージョン9.0v2(9.0.2.151)に更新するもので、FileMaker Server 9.0v1およびFileMaker Server 9.0v1 Advanced(バージョン9.0.1.132もしくは9.0.1.140)を対象としています。
付属のドキュメントによると、FileMaker Server 9v2では以下の点が修正されています。
・Mac OS XにおいてWeb公開エンジンが約5日間で応答を停止する問題
・インスタントWeb公開において特定の条件下で値一覧から間違った値を表示する問題
・FileMaker API for PHPが2007年10月7日以降に正常に作動しなくなる問題
・PHP Site Assistantによって生成されるサイトにおけるセキュリティに関わる問題やレコード削除ボタンに関する不具合
・Windows Server 2003のパフォーマンスモニタにFileMaker Serverのパフォーマンス状況が正しく追加されない問題
このアップデータを適用する前に、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console、PHP Site Assistant等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 9 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2007/10/02追記:FileMaker Server 9 Advancedに関する記述を追加しました。)
OpenSSH 4.7
September 05, 2007
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 4.7」が公開されています。
OpenSSH 4.7にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、X11の転送で、信頼できないクッキーの生成に失敗する場合に、信頼できるクッキーをssh(1)が利用しないように修正されています。
機能追加や不具合の修正も行われており、UMAC-64(RFC 4418)というMACアルゴリズムが新たにサポートされいます。その他、新規にインストールされたsshdにおいて、SSH Protocol 2のみ有効となるように初期設定値が変更されています。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 4.7/4.7p1 リリース
日本語版FileMaker Pro 9は2007年9月中旬に発売
August 21, 2007
ファイルメーカー社が、WindowsおよびMac OS Xに対応し世界中で最も数多くの賞を受賞しているデスクトップデータベースソフトウェアの新バージョン「FileMaker Pro 9」を2007年9月中旬に日本国内で発売すると発表しています。
同時に、FileMaker 9 製品ラインを構成する4つの新製品が、以下の価格にて2007年9月中旬に日本国内で同時発売されると発表しています。
・FileMaker Pro 9:税込39,990円
・FileMaker Pro 9 Advanced:税込60,900円
・FileMaker Server 9:税込134,400円
・FileMaker Server 9 Advanced:税込336,000円
各製品の税込価格は、FileMaker Server 9 Advanced以外は、従来のバージョン8と同じです。FileMaker Server Advancedのみ若干値上がりしており、バージョン8では税込302,400円だったものが、バージョン9では税込336,000円となっています。
Exact関数
August 07, 2007
FileMaker ProのExact関数は、引数として指定した2つのテキスト、もしくはフィールドの内容が完全に一致する場合に「1」(真)、それ以外の場合に「0」(偽)を返します。
[構文]
Exact(テキスト; 比較テキスト)
[例]
Exact("FileMaker"; "FILEMAKER")
Exact (国; "日本")
FileMakerでは、比較演算子である「=」は大文字と小文字を区別しないため、それらを区別して文字列を比較したい場合にはExact関数を利用するように注意する必要があります。
なお、Exact関数で値を評価する場合、フォント、スタイル、サイズなどのテキスト属性は考慮されません。
mod_dosdetector v0.2
August 06, 2007
DoS攻撃を検知するApacheモジュール「mod_dosdetector v0.2」が公開されています。
mod_dosdetectorは、オープンソースとして公開されている、Apache HTTP Server 2.2用のモジュールです。mod_rewriteと共に使用されるように設計されています。
バージョン0.2では、共有メモリー周りの安定性が増し、DoS判定の閾値が2段階になるように変更されています。
[関連]mod_dosdetector v0.2(とあるはてな社員の日記)
Get(システムプラットフォーム)関数とWindows Vista
July 27, 2007
FileMaker Pro(バージョン7以降)の「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
Windows Vistaの場合には、この関数の戻り値はWindows 2000およびWindows XPの場合と同様に「-2」となります。そのため、FileMaker Pro 7以降では、Get(システムプラットフォーム)の結果が-2である場合には、現在のプラットフォームはWindowsであると判定することができます。
一方、Mac OS Xにおいて、FileMaker Pro 8.5以降ではGet(システムプラットフォーム)関数は「-1」もしくは「1」を返します。現在のプラットフォームがMac OS Xであるか判定したい場合には、Abs(Get(システムプラットフォーム))の結果が1であるか確認することになります。
[関連]Get(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
Get(ファイルパス)関数
July 10, 2007
FileMaker Proの「Get(ファイルパス)関数」は、現在アクティブなデータベースファイルの場所を示す完全パスを返します。
Mac OS Xでは「file:/ボリューム/フォルダ/ファイル名」の形式で値が返ります。一方、Windows環境では、ローカルファイルの完全パスは「file:/ドライブ:/フォルダ/ファイル名」の形式で値が返り、リモートファイルの場合には、完全パスは「file://ボリューム/フォルダ/ファイル名」となります。
なお、Mac OS XにおいてFileVaultの機能を有効にしている場合と、その機能を利用していない場合では、返ってくる値が異なるので注意が必要です。
[Mac OS XでFileVaultを無効にしている場合の例]
file:/VOLUMENAME/Users/USERNAME/Desktop/FILENAME.fp7
[Mac OS XでFileVaultを有効にしている場合の例]
file:/USERNAME/Desktop/FILENAME.fp7
第24回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 04, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを先月下旬に更新しています。
2007年6月23日に行われた第24回のイベントレポートが追加されており、値一覧の基本や制御まわりのスクリプト、およびトランザクションに関する情報などが紹介されています。
次回は、「分離モデルの光と影(と罠)」というテーマで、2007年7月14日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)