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Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート

July 15, 2021

macOS版のClaris FileMaker Server 19.3.1は、ユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応したことにより、Appleシリコン搭載Macで従来より高速に動作するようになっています。

Appleシリコン搭載Mac上でFileMaker Server 19.3を動作させると、Intel搭載Mac上でFileMaker Server 19.3を動作させた場合と比べて、パフォーマンスが大幅に向上しているとのことです。

ただし、プラグインやODBCクライアントドライバを使う場合は注意が必要で、プラグインもAppleシリコン搭載Macに対応している必要があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:バージョン19.3.1で追加された関数

July 14, 2021

Claris FileMaker Pro 19.3.1では新しい関数が追加され、現在ロードされているCore ML モデルのメタデータをJSON形式で返す関数が新設されています。

バージョン19.3.1で追加された関数一覧は次の通りです。

・GetModelAttributes

GetModelAttributes関数を使用する前に、[機械学習モデルを構成]スクリプトステップを使用して、Core ML モデルをあらかじめロードしておく必要があります。なお、[機械学習モデルを構成]スクリプトステップは、iOS、iPadOSおよびmacOSでのみサポートされています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート

July 06, 2021

macOS版のClaris FileMaker Pro 19.3.1は、ユニバーサルアプリケーションとしてAppleシリコン搭載Macに対応したことにより、Appleシリコン搭載Macで従来より高速に動作するようになっています。

Appleシリコン搭載Mac上でFileMaker Pro 19.3を動作させると、Intel搭載Mac上でFileMaker Pro 19.3を動作させた場合と比べて、パフォーマンスが大幅に向上しているとのことです。

ただし、プラグインやODBCクライアントドライバを使う場合は注意が必要で、プラグインもAppleシリコン搭載Macに対応している必要があるか、もしくはFileMaker ProをRosetta上で動作させる必要があります。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.3.1が公開

June 30, 2021

Claris FileMaker Go 19.3.1の提供が開始されています。

FileMaker Go 19.3.1ではいくつかの問題と互換性に関する問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。

なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了し、App StoreでのFileMaker Go 18の提供もすでに終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないこともあり、今後はClaris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨される状況になっています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console上でのスクリプトスケジュールの作成および編集

June 24, 2021

Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、Admin Consoleを使用してFileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成および編集できるようになっています。

FileMaker Cloudでは、共有しているデータベースに含まれるFileMakerスクリプトを実行できます。FileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成するには、データベースを指定し、データベース内で作成されたスクリプトを選択して、スクリプトを実行する時間や頻度を指定します。

なお、スケジュール設定ファイルをロードすることも可能です。スケジュール設定ファイルをロードすると、既存のスクリプトスケジュールがすべて削除された上で設定ファイルのスケジュールに置き換えられるようになっているので、その点に留意する必要があります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア

June 23, 2021

Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleにログビューア機能が追加されています。

FileMaker CloudではUTC(協定世界時)でログのタイムスタンプが表示されますが、バージョン2.19.3.1ではFileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブを使用してログを表示およびダウンロードできるようになっています。ログを表示する際、列の並び替えやソート順の変更、フィルタ条件の適用も可能です。

なお、FileMaker Cloud Admin Consoleを使用するには、FileMaker Cloudのチームマネージャである必要があります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Web公開エンジン用Javaの自動検出

June 17, 2021

2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、JAVA_HOME環境変数を読み取ることですでにインストールされているJavaを自動的に検出するようになっています。

バージョン18.0.2以降かつバージョン19.1.2以前のmacOS版およびWindows版FileMaker Serverでは、Web公開エンジンを使用する前に、FileMaker Server Admin Console経由でJavaを手動でアップロードおよびインストールする必要がありました。

バージョン19.2.1では、FileMaker Serverをインストールする前にJavaのインストールとJAVA_HOME環境変数の設定を行うと、追加の操作なしでAdmin ConsoleにおいてWeb公開エンジンを有効にすることができるようになっています。

[関連]macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート

June 15, 2021

Claris FileMaker Server 19.2.1ではJava 11(OpenJDK 11)がサポートされるようになっています。

2019年2月にOracle社によるJava 8のパブリック・アップデートが終了したことを受けて、Claris ナレッジベースの記事ではOracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順も記載されています。FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なるため、OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

なお、FileMaker Server for Linuxでは、OpenJDKがデフォルトでインストールされて使用されるようになっていて、手動で設定を行う必要は特にありません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

CentOS Linux 8 (2105)が公開

June 10, 2021

CentOS Linux 8 (2105)が公開されています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2105)はRed Hat Enterprise Linux 8.4に対応するバージョンとなっています。CentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定になっている点に留意する必要があります。

なお、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。今後、代替のLinuxディストリビューションとしてFileMaker ServerはUbuntuのサポートを開始する予定であることがすでに発表されており、近いうちにUbuntuとFileMaker Serverについての詳細情報が出てくるものと思われます。

[関連]CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更予定(FAMLog)

Tag: Linux

Apache HTTP Server 2.4.48が公開

June 03, 2021

Apache HTTP Server 2.4.48が公開されています。

Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアであり、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に利用されています。Apache HTTP Server 2.4.48では、mod_proxy_httpやmod_proxy_wstunnel、mod_session、mod_auth_digest等の脆弱性が修正されています。

なお、OpenSSL 1.1.1を併用してApache HTTP ServerでTLS 1.3に対応させる場合には、バージョン2.4.43以降を使用する必要があります。

Tag: Apache

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