FAMLog
PHP 5.2.4
August 31, 2007
「PHP 5.2.4」が公開されています。
PHP 5.2.4では、10点以上のセキュリティ上の問題や120を超える不具合が修正されていて、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン7.2に更新されています。
PHP 5.2.4はPHP 5系統の最新安定バージョンと位置づけられており、本バージョンへのアップグレードが推奨されています。
[関連]PHP 4のサポート終了時期(FAMLog)
Mac OS X Leopard ServerにはRuby on Railsが搭載予定
July 09, 2007
旧聞の通り、2007年10月出荷予定のMac OS X Leopard ServerにはRuby on Rails、MongrelおよびCapistranoが標準搭載される予定です。
Mongrelは、Ruby用のWebサーバー兼HTTPライブラリであり、Ruby on Railsにも対応しています。Capistranoは、Ruby製のアプリケーションデプロイメントツールです。
他にもRuby関連のソフトウェアがLeopardに標準添付される予定であり、Mac OS X LeopardにはRubyGemsが標準で同梱されることが予想されます。Mac OS X Leopardであれば、RubyやRubyGemsを別途インストールすることなく、Rfm(FileMaker API for Ruby)のインストールをすぐに実行することができるでしょう。
(2007/07/12追記:「Ruby FileMaker API」を「FileMaker API for Ruby」という表記に変更しました。)
PHP 4.4.6
March 05, 2007
PHP 4系列の最新バージョンである「PHP 4.4.6」が公開されています。
バージョン4.4.6では、PHP 4.4.5でregister_globalsの設定が有効になっていた場合に、セッション拡張モジュールでPHPがクラッシュしていた問題が修正されています。
Perl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリがバージョン7.0に更新されており、その他にも何点か不具合が修正されています。
FileMaker Pro 8.5 Advancedで外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応
October 20, 2006
FileMaker Pro 8.5 Advancedには、PowerPCベースMacとIntelベースMacの両方で動作するようにアップデートされたサンプルプラグインが付属し、同時に外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応しています。
FileMaker Pro Advancedにはバージョン8のときからXcode用のプロジェクトファイルが同梱されていますが、バージョン8.5で同プロジェクトファイルおよび関連ライブラリが更新され、新たにIntel搭載Macに対応したFileMakerプラグインを開発できるようになっています。
なお、プラグイン開発の参考資料の1つに、製品に付属する「FileMaker Pro 8 Advanced デベロップメントガイド」があり、この文書の第5章がFileMakerプラグインの開発に関する内容となっています。
[関連]FileMaker Pro 8 AdvancedでXcodeによるプラグイン開発が可能に(FAMLog)
ICU4J 3.6
October 10, 2006
Unicodeのサポートやソフトウェアの国際化に必要な機能を提供するJavaライブラリ「ICU4J」の新バージョン「ICU4J 3.6」が2006年10月1日に公開されています。
ICU4J 3.6では、Unicode 5.0およびCommon Locale Data Repository (CLDR) 1.4がサポートされています。
なお、Unicode 4.1に対応したICU4J 3.4の最新バージョンは、2006年10月現在でバージョン3.4.5となっています。
[関連]ICU4J 3.4(FAMLog)
OpenSSL 0.9.8d & 0.9.7l
October 03, 2006
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8d」および「OpenSSL 0.9.7l」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ上の問題が修正され、OpenSSLのSSL_get_shared_ciphers()におけるバッファーオーバーフローの脆弱性や、細工されたX.509証明書の検証でサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある問題などが修正されています。
バージョン0.9.8系列を利用している場合にはOpenSSL 0.9.8dへ、バージョン0.9.7系列を利用している場合にはOpenSSL 0.9.7lへのアップデートが推奨されます。
OpenSSL 0.9.8c & 0.9.7k
September 08, 2006
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8c」および「OpenSSL 0.9.7k」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ上の問題が修正され、バージョン0.9.8bおよび0.9.7jまでには、指数に3を指定したRSA公開鍵が利用される場合に、PKCS #1 v1.5の署名を偽造でき、正当な署名と判定してしまう可能性がある問題が存在していたとのことです。
このため、OpenSSL 0.9.8cもしくは0.9.7kへのアップグレードが推奨されています。