FAMLog
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374が公開
July 02, 2013
「Ruby 2.0.0-p247」、「Ruby 1.9.3-p448」および「Ruby 1.8.7-p374」が公開されています。
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374では、OpenSSLクライアントにおけるホスト名検証バイパス脆弱性が修正されています。
なお、予定通りRuby 1.8.7は今後メンテナンスされなくなるため、今回公開されたRuby 1.8.7-p374がRuby 1.8系統における最後のバージョンとなります。今後はRuby 1.9.3系統もしくはRuby 2.0系統に移行することが強く推奨されます。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
バージョン12.0v3以前のFileMaker ServerとJava SE 6 Update 51 for OS Xは非互換
June 28, 2013
バージョン12.0v3およびそれ以前のFileMaker Serverは、先週公開されたJava for OS X 2013-004およびJava for Mac OS X 10.6 Update 16と非互換です。
Java for OS X 2013-004もしくはJava for Mac OS X 10.6 Update 16を適用すると、バージョン12.0v3およびそれ以前のMac版FileMaker Serverを使用している場合に、Admin ConsoleサーバーおよびWeb公開エンジン用のTomcatが自動起動しない問題が発生します。この問題は、Mac OS X v10.6.8だけでなく、OS X LionおよびOS X Mountain Lionでも発生し、FileMaker Server 10も影響を受けるのでご注意ください。なお、FileMaker Server 12.0v4にすでに更新済みの場合にはこの問題は発生しません。
現状の回避策は、catalina.shファイルのJAVA_OPTS環境変数に「-Djava.awt.headless=true」を追加することです。詳細については下記ナレッジベースの記事をご参照ください。
[関連]Java 1.6.0_51-b11 が適用された Mac OS X 10.6.8 で Admin Console が起動しない(FileMaker ナレッジベース)、APPLE-SA-2013-06-18-1 Java for OS X 2013-004 and Mac OS X v10.6 Update 16(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2013が2013年11月下旬に開催
June 26, 2013
ファイルメーカー社が、2013年11月27日(水)から11月29日(金)までの3日間、東京コンベンションホールで「FileMaker カンファレンス 2013」を開催すると発表しています。
FileMaker カンファレンスでは、FileMakerプラットフォームを用いたiPad・iPhone向けのカスタム・ビジネスソリューションの設計・構築・展開について最新のベストプラクティスを数多く学ぶことができます。参加費無料の事前登録制で、一部有料のセッションもあります。今年は、会期3日間でこれまで最大規模の50以上のセッションが予定されているとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて2013年9月中旬より開始される予定です。
INTER-Mediator 3.5が公開
June 25, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.5」を公開しています。
バージョン3.5では、認証時にユーザー名に対応付けたメールアドレスを利用できるようになった他、サーバーでAPCが有効になっている場合にファイルアップロードのコンポーネントでプログレスバーを出せるようになっています。また、FileMaker Server利用時にエラーメッセージ内にパスワードが表示されないようにする修正も加えられています。
なお、INTER-Mediator関連のイベントとして、INTER-Mediator Meet-up #3が2013年7月3日(水)にKDDI ウェブコミュニケーションズ セミナールームで行われる予定となっています。参加費は無料で、参加希望者はFacebookのグループに参加の上、イベント参加を申し込む必要があります。
FileMaker Server 12の新機能:展開アシスタントの機能強化
June 21, 2013
FileMaker Server 12では、展開アシスタントで初期設定を行う際に、別のFileMaker Serverで出力したスケジュールとグループ設定ファイルをインポートできるようになっています。
さらに、バージョン12では、展開アシスタントによる設定が行われている際に進行状況の詳細が表示されるようになっています。
スケジュールとグループ設定ファイルを読み込む場合には、事前に移行前のサーバーと同一のフォルダ構造になっていることを確認し、データベースファイルを移行前のサーバーから新しいサーバーにコピーしておかなければいけないので、その点は注意する必要があります。
Java SE 7 Update 25およびJDK 7 Update 25が公開
June 19, 2013
Java SE 7 Update 25およびJDK 7 Update 25が公開されています。
バージョン7 Update 25では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。
なお、Java SE 6の公式アップデート終了に伴い、Oracleの公式ダウンロードサイトでJava SE 6の最新アップデートが公開されなくなっています。OS X用のJava SE 6についてはアップデートがAppleから配布されていますが、Windows版等のJava 6を利用している場合にはJava 7への更新を検討および実行する必要が出てきています。
第6回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
June 18, 2013
2013年6月29日(土)午前10時より「第6回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/6
なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。
FileMaker Server 12の新機能:使用状況グラフ
June 17, 2013
FileMaker Server 12では、Admin Console内でデータベースの使用状況をグラフとして表示できるようになっています。
Admin Consoleの[使用状況]ペインにある[サーバー]タブ内で[グラフ]タブをクリックすることで、1秒ごとにディスクに書き込まれているデータの量など、リアルタイムの各種データベース使用状況をグラフとして表示できます。
グラフで表示する使用状況タイプを選択するには、上記の[グラフ]タブにおいて[使用状況...]ボタンをクリックし、1つまたは複数の使用状況タイプを選択してから[OK]をクリックします。
CakePHP 2.3.6が公開
June 14, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.6」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.6では、日本語のメッセージを扱う際のEmailコンポーネントによる改行処理が改善されており、その他にも多数の改善や不具合の修正が行われています。
また、旧バージョンのCakePHPで既に修正済みのセキュリティ脆弱性3点に関する詳細な解説が同時に公開されており、CakePHP 2を使用している場合にはバージョン2.3.5以降へのアップデートが強く推奨されています。