FAMLog
FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバが公開
August 24, 2012
ファイルメーカー社が「FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバ」を公開しています。
FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバは、FileMaker Server 12v2 アップデータと同時に公開されたものであり、ODBCクライアントドライバーのインストーラーがOS X Mountain Lionへのインストール用にデジタル署名されています。
FileMaker用のドライバーをインストールおよび設定する方法については「FileMaker 12 ODBC と JDBC ガイド」に記載されています。このPDFファイルはファイルメーカー社のプロダクト ドキュメンテーション センターから入手することもできます。
FileMaker Pro 12の新機能:刷新されたプラグインの更新方法
August 17, 2012
FileMaker Pro 12では、スクリプトを使用してプラグインをインストールおよび更新する方法が新しくなり、FileMaker Serverを使わずにプラグインを自動インストールおよび自動アップデートできるようになっています。
プラグインファイルをデータベースファイルのオブジェクトフィールド内に格納した上で、[プラグインファイルのインストール]スクリプトステップを使用することで、プラグインをインストールおよびアップデートできます。
プラグインをインストールする場合、クライアントの[プラグイン]環境設定で[ソリューションにファイルのインストールを許可]オプションが選択されている必要があります。ただし、この設定は最初から有効になっており、プラグインを使用しない場合にはセキュリティ上の理由からこの設定を無効にしておくことが推奨されます。
APPLE-SA-2012-07-25-2 Xcode 4.4
July 31, 2012
Appleから「Xcode 4.4」が公開されています。
バージョン4.4ではセキュリティ上の問題が2点修正されており、OS X LionおよびOS X Mountain Lionに対応しています。Mac App Storeで無料で配布されており、動作条件としてOS X Lion v10.7.4以降が必要となっています。
なお、Xcode 4.3以降でXcodeのインストール時にコマンドラインツールがインストールされなくなっているので、その点は注意が必要です。
[関連]Xcode 4.3でコマンドラインツールをインストールする手順(FAMLog)
OS X Mountain Lionのダウンロード販売が開始
July 27, 2012
アップルが「OS X Mountain Lion」のダウンロード販売を開始したと発表しています。
OS X Mountain Lionは、Mac App Storeから1,700円で購入できます。また、OS X Serverの利用にはMountain Lionが必要となり、Mac App Storeから1,700円で購入できます。Mountain Lionには、OS X v10.6.8以降、2GBのメモリー、および内蔵ストレージに8GBの空きスペースが必要で、対応するシステムの詳細についてはhttp://www.apple.com/jp/osx/specs/で案内されています。
なお、2012年7月27日時点において、FileMaker Server 11とFileMaker Server 12.0v1のWeb公開機能がOS X Mountain Lion上で動作しないことが分かっており、FileMaker ServerおよびFileMaker Server AdvancedをMountain Lionにインストールすることは現在推奨されていない状況となっています。
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧
June 29, 2012
FileMaker Pro 12では新しい関数が追加され、オブジェクトフィールド内のデータを扱う関数や、FileMaker Goで位置情報を取得する関数などが新設されています。
バージョン12で追加された関数一覧は下記の通りです。
・ExecuteSQL
・GetHeight
・GetThumbnail
・GetWidth
・Location
・LocationValues
・VerifyContainer
・Get ( 接続状態 )
・Get ( インストールされた FM プラグイン )
・Get ( 持続 ID )
・Get ( トリガ現在のタブパネル )
・Get ( トリガターゲットタブパネル )
・Get ( UUID )
・Get ( ウインドウスタイル )
なお、バージョン12では、Get ( ツールバーの表示状態 )関数はGet ( 書式設定バーの表示状態 )関数に名称が変更されています。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトステップ一覧
June 01, 2012
FileMaker Pro 12では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・一致するレコードを検索
・オーディオ/ビデオを挿入
・URL から挿入
・PDF を挿入
・プラグインファイルのインストール
・オブジェクトの管理を開く
・レコードをフィールド順でソート
ヘルプおよび[スクリプトの編集]ダイアログボックスで確認できる互換性セクションも表示方法が改善されています。これにより、各スクリプトステップが、FileMaker Pro(デスクトップ)、FileMaker Server スクリプトスケジュール(サーバー)、FileMaker Go(iOS)、カスタムWeb公開およびインスタントWeb公開でサポートされているかどうか確認できるようになっています。
なお、ヘルプでは、スクリプトステップがランタイムソリューションでサポートされているかどうかも記載されています。
APPLE-SA-2012-05-09-2 Safari 5.1.7
May 15, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 5.1.7」が配布されています。
Safari 5.1.7では、バージョン10.1.102.64よりも古いAdobe Flash Playerがインストールされている場合にはFlash Playerを無効化し、AdobeのWebサイトから最新版をダウンロードすることを促すダイアログボックスを表示するようになっています。
また、多数の脆弱性も修正されており、アプリケーションの異常終了もしくは任意のコードが実行される恐れのある脆弱性やクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性などが修正されています。
APPLE-SA-2012-04-13-1 Flashback malware removal tool
April 18, 2012
JavaをインストールしていないOS X Lionユーザー向けに「Flashback マルウェア削除ツール」が公開されています。
Flashback マルウェア削除ツールには、Java for OS X 2012-003と同じマルウェア削除ツールが含まれています。
OS X LionでJavaをインストールしている場合にはJava for OS X Lion 2012-003を適用し、Javaをインストールしていない場合には上記のマルウェア削除ツールをインストールすることが推奨されます。
[関連]Java for OS X Lion 2012-003とJava for Mac OS X 10.6 Update 8が公開(FAMLog)
FileMaker Server Admin ConsoleとJava for OS X Lion 2012-001は非互換
April 09, 2012
バージョン10および11のFileMaker Server Admin Consoleは、Java for OS X Lion 2012-001と非互換です。
Java for OS X Lion 2012-001を適用した環境では、FileMaker Server Admin Consoleを使用してFileMaker Serverを管理できない問題が確認されています。また、FileMaker Serverがインストールされているサーバーに上記アップデートを適用した場合、リモートでアクセスするAdmin Consoleすべてに同様の問題が発生します。
上記の問題を解決するには、2012年4月6日にリリースされたJava for OS X Lion 2012-002をインストールする必要があります。
[関連]FileMaker Server Admin Console は Java for OS X Lion 2012-001(Java 6 update 31)と互換性がありません(FileMaker ナレッジベース)
Apple Configuratorが提供開始
March 22, 2012
AppleがMac用モバイルデバイス管理アプリケーション「Apple Configurator」をMac App Store経由で2012年3月上旬に提供を開始しています。
Apple Configuratorを使用すると、一度に30台までのiOSデバイスの一括設定や管理が可能になります。最新バージョンのiOSへのアップデート、名前やプロファイルの設定、Appのインストール、監視、デバイスごとのユーザー設定等を行うことができます。
Apple ConfiguratorはMac App Storeで無料で配布されており、動作条件としてOS X Lion v10.7.2以降およびiTunes 10.6以降が必要となっています。