FAMLog


FileMaker Pro 8の新機能:ドロップダウンカレンダー

December 22, 2005

FileMaker Pro 8では、「ドロップダウンカレンダー」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

フィールドに対してドロップダウンカレンダーを使用するように設定すると、ブラウズモードまたは検索モードでカレンダーから日付を選べるようになるので、入力書式を気にせずに素早く正確に日付のデータを入力できるようになります。

なお、ドロップダウンカレンダーはバージョン8のインスタントWeb公開機能と互換性があり、インスタントWeb公開でドロップダウンカレンダーを利用することが可能です。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:オートコンプリート

December 21, 2005

FileMaker Pro 8では、「オートコンプリート」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

オートコンプリート機能を有効にすると、ブラウズモードまたは検索モードで、過去に入力したデータまたは値一覧の値に基づいてフィールドの内容を半自動的に入力できるようになります。これにより、テキストフィールドに整合性のあるデータを素早く簡単に入力することができます。

なお、オートコンプリート機能を有効にできるテキストフィールドの表示形式は次の3種類です。

・編集ボックス
・ドロップダウンリスト
・ドロップダウンカレンダー

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2019/01/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:Fast Match

December 09, 2005

FileMaker Pro 8では「Fast Match」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

この機能は、検索モードに移動せずに、フィールド内のデータを利用して簡易検索を実行できる機能であり、文字入力することなく手軽に検索を行うことができます。

具体的には、任意のフィールドまたは選択したフィールド内のテキストに対して右クリック、またはcontrolキーを押しながらクリックして(Macの場合)、[一致するレコードを検索]を選びます。これにより、選択したフィールドもしくはテキストを検索条件に使って、そのフィールドに対して自動的に検索を実行します。

また、同様の操作で[対象レコードの絞り込み]または[対象レコードの拡大]を選択して、対象レコードを絞り込んだり、拡大したりすることもできます。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表

November 24, 2005

FileMaker Server カスタムWebテクニック」正誤表

・書籍の帯
(誤)FileMaker Advanced
(正)FileMaker Server Advanced

・31ページ
(誤)Appendix(92ページ〜)
(正)付録(192ページ〜)

67ページ
(誤)検索処理に用いられるクエリー引数
(正)スクリプトの実行に用いられるクエリー引数

(誤)[表2-2]検索用クエリー引数
(正)[表2-2]スクリプト実行用クエリー引数

・76ページ
(誤)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にする必要があります。
(正)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、グローバルフィールドの値をリクエスト間で保持しながら、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。

・78ページ
(誤)name属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード
(正)table属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード

・119ページ
(誤)「11:57:46」という形式の日付を取得
(正)「11:57:46」という形式の時刻を取得

・137ページ
(誤)セッションには複数のオブジェクトを保存することができて、セッションのオブジェクトには、文字列、数字、論理値、またはノードセットを保存できます。
(正)セッションには複数のオブジェクトを保存することができ、各オブジェクトには任意の文字列を保存できます。
[関連]fmxslt:set_session_object関数の引数(FAMLog)

・140ページ
(誤)データベースセッションはXSLTを使用したカスタムWeb公開でのみ利用できます。
(正)データベースセッションオプションは、XSLTを使用したカスタムWeb公開のみにおいて、有効もしくは無効にすることを選択できます。

・168ページ
(誤)なお、Web経由でグローバルフィールドを使用するためには、セッション拡張関数を利用する必要があります。
(正)なお、Web経由でグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持するためには、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。

・177ページ
(誤)system-property('vendor-url')
(正)system-property('xsl:vendor-url')

・185ページ、187ページ
(誤)C:¥Program Files¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
(正)C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

[最終更新日:2008/10/07]

(2006/03/14追記:データベースセッションオプションとグローバルフィールドに関する記述についての修正分を追加しました。)

(2006/12/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2007/02/24追記:137ページのfmxslt:set_session_object関数に関する記述についての修正分を追加しました。)

(2008/09/09追記:78ページのrelatedsetエレメントノードに関する記述についての修正分を追加しました。)

(2008/09/23追記:119ページ、177ページ、185ページおよび187ページの修正分を追加しました。)

(2008/10/07追記:67ページのスクリプト実行用クエリー引数に関する記述についての修正分を追加しました。)

Tag: Book

Troi URL Plug-in 1.8.1 for FileMaker Pro 8

October 18, 2005

FileMakerでHTTPによる通信を可能にするプラグイン「Troi URL Plug-in 1.8.1」がリリースされています。

Troi URL Plug-inを使用すると、Webサーバーから取得したデータをFileMakerのデータベースに格納したり、FileMakerからWebのフォームにリクエストを直接送信することが可能になります。GETメソッドだけでなくPOSTメソッドにも対応しており、HTTPSによる通信やCookieにも対応させることができます。

バージョン1.8.1では、新たにFileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応し、GIF形式およびJPEG形式の画像をオブジェクトフィールドに入れられるようになっています。

Troi URL Plug-in 1.8.1は、FileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7、FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応していて、Mac OS X v10.3.9以降とWindows 2000、およびWindows XPで動作します。シングルユーザーライセンス価格は59USドルです。

Tag: FileMaker

FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317

July 13, 2005

ファイルメーカー社が「FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317」を配布しています。

このFileMaker xDBC アップデートには、最新のxDBCプラグイン、ODBCクライアントドライバ、およびJDBCクライアントドライバが含まれています。これらのプラグインやドライバは、FileMaker Server 7v3 Advanced、FileMaker Pro 7v3、FileMaker Developer 7v3向けのもので、FileMakerデータベースをMac OS X上でODBC/JDBCのデータソースとしても利用できるようになります。また、ダブルバイト文字(特に日本語)やオブジェクトフィールドもサポートされるようになっています。

あわせてODBC/JDBCのマニュアルが更新され、最新マニュアルの PDFファイルもダウンロードできるようになっています。

(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMate Events

March 31, 2005

フォーサイト社が、FileMaker 7で自動的にスクリプトを起動できるプラグイン「FileMate Events」の販売を開始し、あわせて試用版を公開しています。

FileMate Events 4.0は、ファイルMate スケジューラProのFileMaker 7対応版に相当するもので、各種のイベントを定期的にもしくは指定したタイミングで起動する機能を提供し、フィールドの更新時やレコードを作成、更新、削除するときなどにスクリプトを起動、実行することを可能にするプラグインです。

1ライセンスの価格はWindows版、Mac版共に税込24,600円で、ファイルMate スケジューラPro 3.0Jからのアップグレード価格は税込13,860円となっています。

Tag: FileMaker

Beta version of FMrobot for Macintosh

March 02, 2005

New Millennium Communications社が「FMrobot for Macintosh」の商用ベータ版を配布しています。

FMrobotは、FileMaker Developer 6もしくはFileMaker Developer 7で作成されたデータベースデザインレポートを利用して、FileMaker 7のテーブルやフィールドの作成処理を自動化するツールです。FileMaker Pro 7の通常機能では実現できない、テーブルの複製やテーブルを他のファイルに移動させる処理などが、このツールにより実現できるようになります。

FMrobotの価格は、シングルユーザーライセンスで$199.95となっています。

Tag: FileMaker

URLに非ASCII文字列を含める場合の留意点

February 02, 2005

FileMaker Server 7 Advancedにおいて、XMLデータおよびオブジェクトにアクセスするためのURLは、非ASCII文字列についてはURLエンコードされたUTF-8形式の文字列を利用する必要があります。

例えば、「data」フィールドの値を「XMLデータ」に設定する場合には、下記のようなURLを使用します。

(例)http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=dbname&-lay=layoutname&data=XML%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF&-recid=2&-edit

Tag: FileMaker

クエリーコマンドを使用する際の注意点 (5)

February 01, 2005

FileMaker Server 7 Advancedにおいて、-findクエリーコマンドを使用した場合には、フィールドの値の大文字と小文字は区別されません。一方、-newおよび-editクエリーコマンドを利用する場合には、フィールドの値に使用した大文字と小文字は保持され、クエリー文字列で指定した通りにデータベースに保存されます。

例えば、検索処理を行うように指定されたクエリー文字列内において、下記のように「Product=FileMaker」と指定しても、「Product=filemaker」と指定しても、両者の検索結果に違いはありません。

http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=dbname&-lay=layoutname&Product=FileMaker&-find
http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=dbname&-lay=layoutname&Product=filemaker&-find

逆に、-newや-editクエリーコマンドの場合には、前者はFileMakerと、後者はfilemakerと登録もしくは修正され、大文字小文字は保持されます。

Tag: FileMaker

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