FAMLog


CentOS Linux 7のサポート終了予定日

December 28, 2020

CentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、現時点におけるCentOS Linuxの最新バージョンはCentOS Linux 8 (2011)です。ただし、2020年12月にCentOS Linuxの開発方針が変更され、2029年5月末にサポートが終了する予定だったCentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定に変更されました。

CentOS Linux 7についてはRed Hat Enterprise Linux 7のライフサイクルにあわせて公開を進めるとのことで、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は今月変更された開発方針の影響は受けない模様です。

[関連]CentOS Linuxの開発方針が変更(FAMLog)、CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Linux

curl 7.74.0が公開

December 14, 2020

curl 7.74.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。実験的にHSTS(HTTP Strict Transport Security)がサポートされるようになったcurl 7.74.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。

Tag: Apache

CentOS Linux 8 (2011)が公開

December 08, 2020

CentOS Linux 8 (2011)が公開されています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2011)はRed Hat Enterprise Linux 8.3に対応するバージョンとなっています。

なお、Claris FileMaker Server for Linuxの対応OSは「CentOS Linux 7.8」と記載されています。CentOS Linuxの最新版はCentOS Linux 8 (2011)ですが、Claris FileMaker Server for Linuxを利用する場合にはCentOS Linux 8ではなくCentOS Linux 7を利用すると良いでしょう。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)

Tag: Linux

PHP 8.0.0が公開

December 01, 2020

PHP 8.0.0が公開されています。

JITが導入されたことで実行速度の高速化が図られているPHP 8.0では、名前付き引数やNull安全オペレーターなど数多くの新機能が追加されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.4からPHP 8.0に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHP 7.2系統の保守は2020年11月に終了しており、今後はバージョン7.3系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

Tag: Apache

Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:AD FSでの認証

November 20, 2020

Claris FileMaker Pro 19.1.2では、Claris FileMaker Server for Linuxで共有されるカスタム AppでAD FS(Active Directory Federation Services)を用いて認証できるようになっています。

Claris FileMaker Server for Linux以外に、Windows ServerでAD FSサーバーを別途構築する必要がありますが、AD FSによるシングルサインオンで共有データベースにサインインできるように設定することが可能になっています。

なお、[セキュリティの管理]ダイアログボックスでは、AD FSで認証する外部サーバーアカウントアクセスエントリを作成できるようになっています。

[関連]Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証(FAMLog)、「FileMaker UG 全国合同オンラインミーティング 2020」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

CentOS Linux 7 (2009)が公開

November 19, 2020

CentOS Linux 7 (2009)が公開されています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 7 (2009)はRed Hat Enterprise Linux 7.9に対応するバージョンとなっています。

なお、2020年10月下旬に登場したClaris FileMaker Server 19.1.2ではCentOS Linux 7 (2003)がサポートされ、FileMaker Server for Linuxを正式に利用できるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)

Tag: Linux

APPLE-SA-2020-11-13-1 macOS Big Sur 11.0.1

November 16, 2020

AppleがmacOS Big Surの提供を開始しています。

macOS Big Surには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac Pro(2017以降)およびMac Pro(2013以降)です。

なお、Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 19.1.3およびClaris FileMaker Server 19.1.2はmacOS Big Surと互換性があり現在のところ既知の問題点はないとのことです。

[関連]FileMaker Pro 19.1.3 および FileMaker Server 19.1.2 macOS Big Sur 11.0 との互換性(Claris ナレッジベース)

Tag: Security

Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証

November 05, 2020

Claris FileMaker Server for Linuxでは、AD FS(Active Directory Federation Services)とOAuthを利用した外部認証に新たに対応しています。

Windows ServerでAD FSサーバーを別途構築する必要がありますが、AD FSによるシングルサインオンで共有データベースにサインインまたはAdmin Consoleにサインインできるように設定することが可能です。

なお、FileMaker Server 19.1.2では、AD FSとOAuthを利用した外部認証にはFileMaker Server for Linuxのみ対応しています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server for LinuxではカスタムWeb公開機能は非サポート

October 30, 2020

Claris FileMaker Server for LinuxではカスタムWeb公開機能はサポートされていません。

Linux版のClaris FileMaker Server 19.1.2では、XMLを使用したカスタムWeb公開機能およびPHPを使用したカスタムWeb公開機能はどちらもサポートされていません。FileMaker Server for Linuxでは、カスタムWeb公開の代わりにClaris FileMaker Data APIまたはOData APIを使用するように案内されています。

なお、OData APIのデータ転送量上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様であり、FileMaker Data APIと制限を共有するようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2 リリースノート(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)

(2023/01/20追記:FileMaker Server 19.6.1でFileMaker Server for LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっています。)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップの[結果を JSON として書式設定]オプション

October 27, 2020

Claris FileMaker Pro 19.1.2では、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップで[結果を JSON として書式設定]オプションを使用できるようになっています。

バージョン19で追加された[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップを使用することで、NFC(Near Field Communication/近距離無線通信)タグをスキャンまたはスキャンを停止することができます。スキャン後に任意のスクリプトを実行させることができますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを有効にするには0以外の値を指定します。値が0または指定されていない場合、バージョン19.0と同様に値の一覧が複数行で返されます。

なお、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップはClaris FileMaker Go 19でのみ利用できますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを使用する場合にはFileMaker Goをバージョン19.1.2以降にアップデートする必要があります。

[関連]Claris FileMaker Go 19の新機能:NFCタグのスキャン(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.1.2が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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