FAMLog
Get(アプリケーションバージョン)関数
June 21, 2005
FileMaker Pro 7の関数である「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMakerのアプリケーションの種類およびバージョン情報を示す文字列を返します。
各アプリケーションに対して返される値は、次の通りです。
・FileMaker Pro:「Pro」
・FileMaker Developer:「Developer」
・FileMaker Runtime:「Runtime」
・Web公開エンジンやWebブラウザーなど:「Web Publishing Engine」
Web公開機能経由で、Webブラウザーがこの関数を利用した場合には、「Web Publishing Engine 7.0v5」という形式で値が返されます。
(2016/01/26追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Server 7のイベントログ
May 31, 2005
FileMaker Server 7の実行中に発生するイベントは、タイムスタンプ情報と共にログに記録されます。ログに記録されるイベントには、FileMaker Serverの起動と停止、データベースファイルの開閉、クライアントのログインとログアウト、タスクスケジュールの実行およびFileMaker Serverのプロパティへの変更などがあります。
例えば、FileMaker Serverへの接続を保護する設定に変更して、FileMaker Serverを再起動すると、起動時に「安全な(SSL)ネットワークの暗号化: 有効」という内容の記録がイベントログに残り、ログを参照することによってもFileMaker Serverの設定内容を確認できます。
Mac OS Xでは、イベントは下記のファイルに記録されます。
/Library/FileMaker Server 7/Data/Logs/Event.log
このファイルが40MBに達すると、「Event-old.log」に名前が変更され、新しい「Event.log」ファイルが作成されます。
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (5)
April 11, 2005
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドラインツール「systemsetup」を使用すると、Mac OS Xにおいてコマンドラインでネットワークタイムサーバーを使用するように設定できます。
ネットワークタイムサーバーを使用する設定を有効化するには下記のように入力します。
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
(実際には1行で入力します)
(2007/01/04追記:「(実際には1行で入力します)」という注釈を追加しました。)
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (4)
April 08, 2005
Apple Remote Desktop 2に付属するsystemsetupを使用すると、コマンドラインでネットワークタイムサーバーを設定できます。ネットワークタイムサーバーは時刻を合わせるために使用されます。
ネットワークタイムサーバーを設定するには下記のように入力します。
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
(実際には1行で入力します)
現在設定されているネットワークタイムサーバーについては、次のコマンドで確認できます。
/System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/
(実際には1行で入力します)
(2007/01/04追記:「(実際には1行で入力します)」という注釈を追加しました。)
Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (3)
March 09, 2005
Apple Remote Desktop 2に付属するsystemsetupを使用すると、コマンドラインで時間帯を設定できます。
現在の時間帯を東京の時間帯に設定するには下記のように入力します。
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
(実際には1行で入力します)
設定可能な時間帯および主要都市の一覧については、下記のコマンドで確認できます。
/System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/
(実際には1行で入力します)
(2007/01/04追記:「(実際には1行で入力します)」という注釈を追加しました。)
cscreen
February 25, 2005
Mac OS Xでコマンドラインからディスプレイの解像度を変更したい場合には「cscreen」というツールを利用できます。
(使用例)
$ cscreen -x 1024 -y 768 -d 32
上記例の場合、次のように設定が変更されます。
・解像度を1024×768に変更
・カラーを約1670万色(32bits/pixel)に変更
cscreenの使い方は下記のコマンドで参照することができます。
$ cscreen -h
FileMaker Server 7 Advancedのサーバー構成例 (4)
February 15, 2005
FileMaker Server 7 Advancedでは、3台のサーバーを使用したシステム構成にすることもできます。
この場合は、Webサーバー、Webサーバーモジュールおよび管理コンソールを1台目のサーバーに、Web公開エンジンを2台目のサーバーに、そしてFileMaker Serverを3台目のサーバーにインストールするという構成になります。
Webサーバーがインストールされているサーバーでは、Webサーバーが使用するポート以外にはTCP16010および16018番のポートが使用可能である必要があります。Web公開エンジンがインストールされているサーバーではTCP16008から16018番のポートが、FileMaker Server用のサーバーではTCP5003番のポートが使用可能になっている必要があります。
また、WebサーバーとWeb公開エンジン間ではTCP16016および16018番のポートが、Web公開エンジンとFileMaker Server間ではTCP5003番のポートが通信可能な状態になっている必要があります。
FileMaker Server 7 Advancedのサーバー構成例 (3)
February 08, 2005
2台のサーバーでFileMaker Server 7 Advancedを利用する場合、WebサーバーとWebサーバーモジュール、および管理コンソールを1台のサーバーにインストールし、Web公開エンジンとFileMaker Serverを2台目のサーバーにインストールするというバリエーションもあります。
この場合は、Webサーバー用のサーバーでは、TCPの16010番および16018番のポートが使用可能となっている必要があります。Web公開エンジンとFileMaker Serverをインストールしているサーバーでは、TCPの5003番および16008から16018番のポートが使用できる状態である必要があります。
2台のサーバー間ではAJPの通信ができるように、TCPの16016および16018番のポートで通信可能になっている必要があります。
なお、その他の2台のサーバーを使用した構成として、Web公開エンジンのみサーバーを別にするというバリエーションも一応可能です。
FileMaker Server 7 Advancedのサーバー構成例 (2)
February 07, 2005
FileMaker Server 7 Advancedでは、2台のサーバーを使用したシステム構成にすることもできます。
2台のサーバーを使用した構成の1つとして、Web公開エンジン、Webサーバー、Webサーバーモジュールおよび管理コンソールを1台のサーバーにインストールし、FileMaker Serverを2台目のサーバーにインストールするというバリエーションがあります。
この構成では、Web公開に関連するすべてのソフトウェアコンポーネントがFileMaker Serverから分離されます。
WebサーバーやWeb公開エンジンをインストールしているサーバーでは、TCP16008から16018番のポートが使用可能となっている必要があります。FileMaker ServerをインストールしているサーバーではTCP5003番のポートが使用可能になっていて、かつ2台のサーバー間でTCP5003番のポートが通信可能になっている必要があります。
クエリーコマンドを使用する際の注意点 (4)
January 27, 2005
FileMaker Server 7 Advancedにおいて、クエリー文字列で使用されるデータベース名、レイアウト名、およびフィールド名では、大文字と小文字は区別されません。
例えば、SampleLayoutという名称のレイアウトを利用する際に、「-lay=SampleLayout」だけでなく「-lay=samplelayout」というようにもクエリー文字列内で指定することができます。
ただし、XSLTスタイルシート内の記述では、大文字と小文字が区別されるため、データベースで使用されている実際の名称に完全に一致させる必要があります。
データベースのフィールド名が「LastName」である場合には、<xsl:value-of select="fmrs:field[@name='LastName']" />というように、フィールドの名称が完全に一致するように記述しなければなりません。