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Dashboardを無効にする

May 26, 2005

Mac OS X v10.4でDashboardを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。

defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES

上記コマンドを実行後に、ログアウトおよび再ログイン、もしくはシステムを再起動することでDashboardが機能しなくなります。

元の状態に戻す場合には、次のように入力します。

defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean NO

Tag: Mac

FileMaker Pro 7はMac OS X v10.4 “Tiger”と互換

May 02, 2005

ファイルメーカー社が2005年4月30日に、FileMaker Pro 7はMac OS X v10.4 “Tiger”と互換性があることをニュースリリースで案内しています。

ニュースリリースでは上記の他、Mac OS X v10.4 “Tiger”の中の2つの代表的な新機能であるDashboardおよびAutomatorを、FileMakerで将来サポートする計画があることについて言及されています。

なお、FileMaker Server 7 Advancedについては、このニュースリリースでは特に明記されていません。

(2005/05/13追記:FileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 Advancedが、Mac OS X v10.4ならびにMac OS X Server v10.4に対応していることがFileMaker, Inc.のWebサイトですでに案内されていました。)

Tag: FileMaker

Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced

April 22, 2005

FileMaker, Inc.のWebサイトで、FileMaker Server 7 AdvancedのカスタムWeb公開で利用できるXSLTの機能を拡張する方法について記述されたPDFファイルが公開されています。あわせて、この文書に関連するファイル(bsf.jarjs.jar)も配布されています。

文書のタイトルは「Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced Custom Web Publishing with Server-Side Scripting」で、XSLTを使用したカスタムWeb公開の機能を拡張する方法について記述されています。

この文書では、XSLTの機能を拡張する方法の1つとして、JavaScriptやPythonなどといったスクリプト言語でサーバーサイドの処理を実装できることが解説されていて、あわせてサンプルのXSLTスタイルシートも掲載されています。

上記の拡張性は、XSLTプロセッサーのXalan-Javaがもたらしてくれるもので、これにより従来のCDMLでは実現できなかった機能を実装できるようになったり、様々な機能を利用することができます。

(2006/05/02追記:FileMaker Server 8 Advancedでは上記の拡張機能が標準でサポートされるようになりました。)

Tag: FileMaker

7.0v3 Web公開アップデートの変更点 (2)

March 17, 2005

FileMaker Server Advanced 7.0v3では、管理コンソールのインターフェースが一部改善されています。

設定を効率的に行うことができるように、Web公開エンジンおよびFileMaker Serverのアドレスを設定するインターフェースおよび説明文が変更、改善され、設定をスムーズに進められるようになっています。

管理コンソールでは上記の他に、Web公開エンジンのアドレスとして無効な文字列を入力した場合に発生する問題も修正されています。

(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (2)

March 08, 2005

Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドラインツールであるnetworksetupとsystemsetupの使い方については、下記のように入力して確認します。

/System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/Support/networksetup -help

/System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/Support/systemsetup -help

実際にはそれぞれ1行で入力し、上記により各コマンドラインの構文、説明および例を参照することができます。

Tag: Mac

cscreen

February 25, 2005

Mac OS Xでコマンドラインからディスプレイの解像度を変更したい場合には「cscreen」というツールを利用できます。

(使用例)
$ cscreen -x 1024 -y 768 -d 32

上記例の場合、次のように設定が変更されます。

・解像度を1024×768に変更
・カラーを約1670万色(32bits/pixel)に変更

cscreenの使い方は下記のコマンドで参照することができます。

$ cscreen -h

Tag: Mac

APPLE-SA-2005-02-22 Security Update 2005-002

February 23, 2005

AppleからSecurity Update 2005-002がリリースされています。

Security Update 2005-002はJava 1.4.2を利用しているMac OS X向けのアップデートで、信頼できないアプレットがより高い権限を入手して任意のコードを実行する可能性がある問題(CAN-2004-1029)を修正するために、Javaをアップデートしています。

なお、Mac OS X上でJava 1.4.2より前のリリースでは、上記の問題は発生しません。

Tag: Security

参照情報のみ保存されているオブジェクトデータの公開

December 27, 2004

オブジェクトフィールドに実際のファイルではなくファイル参照情報が保存されている場合、FileMaker Server Web公開エンジンを使用してオブジェクトフィールドのオブジェクトを公開するには、下記の操作を行います。

・オブジェクトフィールドにファイル参照として保存するファイルをFileMaker Proフォルダ内の「Web」フォルダに配置します。

・FileMaker Proで、オブジェクトフィールドにオブジェクトを挿入して、「ファイルの参照データのみ保存」オプションを選択します。

・「Web」フォルダ内にある参照されているファイルを、Webサーバーソフトウェアのルートフォルダ内の同じ相対パスの場所にコピーします。

Mac版(Apache)の場合は「/Library/WebServer/Documents」以下に、Windows版(IIS)の場合は「<ルートドライブ>\Inetpub\wwwroot」以下にファイルをコピーします。

(2006/03/14追記:インスタントWeb公開の場合には、上記方法は画像ファイルのみに限定されるようです。)

Tag: FileMaker

Security Update 2004-12-02のApache設定ファイル変更点 (1)

December 07, 2004

Security Update 2004-12-02を適用することで、Apacheで「.DS_Store」ファイルおよび「.ht」で始まるファイルに対するアクセスを完全にブロックしていなかった問題(CAN-2004-1083)が修正されます。

Apacheの設定ファイルでは下記のように変更されており、この変更により「.ht」または「.DS_S」からはじまるすべてのファイルに対するアクセスを、大文字を使っているかに関わらず、制限するように修正されています。

[変更前]
<Files ~ "^\.ht">
    Order allow,deny
    Deny from all
    Satisfy All
</Files>

[変更後]
<Files ~ "^\.([Hh][Tt]|[Dd][Ss]_[Ss])">
    Order allow,deny
    Deny from all
    Satisfy All
</Files>

Mac OS XのファイルシステムであるHFS+は通常のままではファイル名の大文字と小文字を区別しないため、Apacheのデフォルト設定ではURLの大文字小文字を意図的に変えることで非公開ファイルの閲覧が可能になってしまう場面があります。そのため、Mac OS XでApacheを動作させる場合には、上記のように設定を変更することが必須と言えます。

Tag: Security

QuickTime 6.5.2

October 29, 2004

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 6.5.2」がリリースされています。

BMPイメージタイプのデコード処理がヒープメモリを上書きし、イメージに隠された任意のコードの実行を許可する恐れがある脆弱性(CAN-2004-0926)が修正されていますが、Mac版についてはSecurity Update 2004-09-30を適用していればすでに修正されているものです。

QuickTime 6.5.2では上記修正の適用可能なシステムが新たに増え、Windowsプラットフォームでの脆弱性にも対処されています。

Windowsプラットフォームでは上記の他に、整数オーバーフローによりリモートのアタッカーからDoS攻撃を受けてしまう脆弱性(CAN-2004-0988)も修正されています。この問題はMac OS X版QuickTimeには存在しません。

Tag: Security

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