FAMLog
gemパッケージインストール時にRDocドキュメント生成処理を省略する
January 06, 2010
Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを使用してパッケージをインストールする際に、RDocドキュメントの生成処理を省略するには--no-rdocオプションを使用します。
[使用例]
$ sudo gem install rfm --no-rdoc
$ sudo gem install rfm --no-rdoc --no-ri
RDocドキュメントの生成処理が省略されることで、インストール作業が高速化され、ディスク領域の節約になります。特にドキュメントをインストールする必要がない環境の場合には、このオプションは有用です。
なお、RIドキュメントの生成処理を省略する場合には--no-riオプションを使います。
Mac OS X Server Snow Leopardでシリアル番号を設定する
November 18, 2009
Mac OS X Server Snow Leopardでは、通常インストール時にシリアル番号を設定しますが、CLI(コマンドラインインターフェース)で設定することも可能です。
Mac OS X Server Snow Leopardにおいて、コマンドラインインターフェースでシリアル番号を設定するには次のように入力します。
$ sudo /System/Library/ServerSetup/serverserialnumberutil -set XSVR-106-XXX-X-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-X
(実際には1行で入力します)
旧バージョンではserversetupコマンドを使用しましたが、バージョン10.6ではserversetupコマンドはなくなっているので注意が必要です。
インストール済みのgemパッケージの保存場所を調べる方法
October 29, 2009
Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを使用してインストールしたgemパッケージの保存場所を調べるにはgemコマンドを使用します。
例として、Rfmをすでにインストールしている状態で、下記のコマンドを実行すると、Rfmのソースコードファイルが保存されているディレクトリを確認できます。
[使用例]
$ gem which rfm
(checking gem lardawge-rfm-1.3.0 for rfm)
/Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.3.0/lib/rfm.rb
なお、gemコマンドの詳細を確認したい場合には、下記のコマンドでヘルプを参照できます。
$ gem help commands
lardawge版Rfmのインストール手順
October 27, 2009
lardawge版RfmはGemcutterにgemパッケージが用意されていて、gemコマンドを使用してインストールすることができます。
[インストール例]
$ sudo gem sources -a http://gemcutter.org
$ sudo gem install lardawge-rfm
lardawge版Rfmを利用する場合には、オリジナルバージョンのRfmは不要になるのでアンインストールしておくとよいでしょう。
なお、Gemcutterを利用するにあたり、RubyGemsのバージョンを事前に更新しなければならない場合があります。
[関連]Rfmのインストール(FAMLog)
Mac OS X Snow LeopardでRosettaが有効であるか確認する方法
September 25, 2009
Mac OS X Snow Leopardにおいて、Rosettaが有効な状態であるか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースでRosettaが有効であるか確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n kern.exec.archhandler.powerpc
/usr/libexec/oah/translate
Rosettaが組み込まれている場合の出力結果は「/usr/libexec/oah/translate」ですが、Rosettaがインストールされていない環境では出力結果は次のようになります。
[実行例]
$ sysctl -n kern.exec.archhandler.powerpc
/usr/libexec/oah/RosettaNonGrata
[関連]Mac OS X Snow LeopardではRosettaはオプションに(FAMLog)
FileMaker Server 10.0v2 フルインストーラ
September 17, 2009
Mac OS X Snow LeopardでFileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedを使用する場合には、FileMaker Server 10.0v2のフルインストーラを利用する必要があります。
FileMaker Server 10.0v1をインストールしてからFileMaker Server 10.0v2にアップデートする手順をとることはできません。また、Mac OS X Leopard上でFileMaker Server 10.0v2にアップデートした上で、オペレーティングシステムをMac OS X Snow Leopardにアップデートした場合も、ソフトウェアが機能しなくなります。
なお、フルインストーラを使ってインストールした後は、FileMaker Server Admin Consoleでライセンスキーを更新する必要があります。詳しくはファイルメーカー社が提供するテクニカルサポートインフォメーションにある下記の記事を参照するとよいでしょう。
[関連]Mac OS X v10.6 Snow Leopard への FileMaker Server 10 および FileMaker Server 10 Advanced のインストール(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
Mac OS X Snow LeopardではRosettaはオプションに
September 01, 2009
Mac OS X Snow Leopardでは、Rosettaはオプション扱いとなり、標準でMac OS Xに組み込まれなくなりました。
Mac OS X Snow Leopardをインストールする際にオプションでRosettaをインストールできますが、Rosettaがインストールされていない環境では一部のアプリケーションで問題が発生する可能性があります。
例えば、FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 10(10.0v3)をMac OS X Snow Leopard上で動作させた場合に、現在のところExcel形式(*.xlsファイル)でのエクスポートができない問題が確認されているとのことです。
[関連]Mac OS X v10.6 Snow Leopard 上で Excel 形式(*.xls ファイル)でのエクスポートができません(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
Mac OS X LeopardでStopFold 0.3を使用する
July 07, 2009
Apple純正メールソフトMailの行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold」をMac OS X Leopardで利用するには、ターミナルで以下のコマンドを実行する必要があります。
defaults write com.apple.mail EnableBundles YES
defaults write com.apple.mail BundleCompatibilityVersion 3
上記以外については、インストール方法はMac OS X v10.4のときと違いはありません。
StopFoldが適切にインストールされているかを確認するには、「コンソール」アプリケーションを起動して、Mailを起動した後に「StopFold: Ready.」というメッセージがコンソールメッセージに表示されていることを確認します。
[関連]StopFold 0.3(FAMLog)
FileMaker Pro 10の新機能:バージョン10で追加されたスクリプトステップ一覧
March 02, 2009
FileMaker Pro 10では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・OnTimer スクリプトをインストール
・フィールドを名前で設定
・保存済み検索を開く
[OnTimer スクリプトをインストール]スクリプトステップを使用すると、任意のスクリプトを指定した間隔で実行できます。また、[フィールド設定]スクリプトステップの代わりに[フィールドを名前で設定]スクリプトステップを使用すると、計算式を使用してスクリプト内でフィールド名を動的に指定できるようになります。
バージョン10では[印刷]スクリプトステップの機能が改善および強化され、スクリプト実行時に指定した対象プリンターを任意の長さの名前で保存できるようになっているとのことです。
FileMaker Server大全 ver.9対応:追加情報
February 10, 2009
http://msyk.net/にある、書籍「FileMaker Server大全 ver.9対応」のサポートページにおいて、FileMaker Server 10に関する追加情報が先月から逐次公開されています。
FileMaker Server 9とFileMaker Server 10の違いを中心に、インストール時の注意点やファイル構成、FileMaker API for PHPおよびエラーコードなどの差分についての情報が掲載されています。
なお、同書籍はバージョン9のときに執筆されたものですが、バージョン10でもほぼそのまま適用できる内容となっているとのことです。