FAMLog
curl 7.83.0が公開
April 28, 2022
curl 7.83.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.83.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。
PHP 7.4.29、PHP 8.0.18およびPHP 8.1.5が公開
April 15, 2022
PHP 7.4.29、PHP 8.0.18およびPHP 8.1.5が公開されています。
タイムゾーンのデータベースが更新されているPHP 7.4.29は、主にWindows版でOpenSSLとzlibのセキュリティアップデートを適用するために更新されたものであり、PHPのコアを構成するソースコードの変更は特にないとのことです。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Ruby 2.6の公式サポートが終了
April 14, 2022
2022年4月に公開されたRuby 2.6.10をもってRuby 2.6系列の公式サポートが終了しています。
バージョン2.6のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.6系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、Ruby 2.6.10と同時に公開されたRuby 3.1.2です。
Ruby 2.7系列については、2023年3月末頃に公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 2.7系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。
[関連]Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開(FAMLog)
Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開
April 13, 2022
Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開されています。
Ruby 3.1.2およびRuby 3.0.4では2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2022-28738、CVE-2022-28739)が修正されていて、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2022-28739)が修正されています。
なお、今回公開されたRuby 2.6.10をもってRuby 2.6系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.6のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.6系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。
macOS Monterey 12.3.1の提供が開始
April 01, 2022
macOS Monterey 12.3.1の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.3.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.3.1にアップデートすることが推奨されます。
Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。なお、macOS版のFileMaker Server 19.4.1以降では新規インストール時にPHPがインストールされなくなっている点に留意する必要があります。
LibreSSL 3.4.3が公開
March 31, 2022
LibreSSL 3.4.3が2022年3月中旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 3.4.3では1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
PHP 8.0.17とPHP 8.1.4が公開
March 30, 2022
PHP 8.0.17とPHP 8.1.4が2022年3月中旬に公開されています。
PHP 8.0.17とPHP 8.1.4では不具合の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、今後はバージョン7.4系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート
March 28, 2022
Claris FileMaker Pro 19.4.1では、Claris FileMaker Server 19.4.1でサポートされるようになったカスタム OAuth アイデンティティプロバイダに新たに対応しています。
バージョン19.4.1以降のFileMaker Proを使用して、外部認証用にカスタム OAuth アイデンティティプロバイダが設定されているFileMaker Server上で共有されているデータベースを開くと、[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「カスタム OAuth」を選択できるようになります。
「カスタム OAuth」を選択している状態でグループまたはユーザを作成および設定することで、アイデンティティプロバイダで定義されているユーザーもしくはグループでFileMakerデータベースにサインインできるように設定できます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)
Xcode 13.3の提供が開始
March 23, 2022
AppleからXcode 13.3の提供が開始されています。
Xcode 13.3には、iOS 15.4、iPadOS 15.4、tvOS 15.4、watchOS 8.5およびmacOS Monterey 12.3用のSDKが含まれています。また、iTMSTransporterとotoolのセキュリティ脆弱性が修正されています。
Xcode 13.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/から入手可能で、動作条件としてmacOS Monterey 12以降が必要です。
macOS Big Sur 11.6.5の提供が開始
March 18, 2022
macOS Big Sur 11.6.5の提供が開始されています。
macOS Big Sur 11.6.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、アプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある問題や、ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者からサービス運用妨害を受ける可能性がある問題などが修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。
[関連]macOS Monterey 12.3の提供が開始(FAMLog)