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FAMLog News Archive:第97回 2022年秋号
October 17, 2022
■カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(2022年7月)
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際に、カスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されていました。カスタムWeb公開 with PHPおよびFileMaker API for PHPの利用は以後推奨されなくなっていますが、最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっている状況でした。
[関連]カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始(FAMLog)
■Claris FileMaker 19.5.4の提供が開始(2022年9月)
Claris FileMaker 19.5.4の提供が2022年9月に開始されました。バージョン19.5.4では、FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2でアクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後にFileMaker ProおよびFileMaker Serverで再度開くことができなかったファイルを開けるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.4の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.4の提供が開始(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.10が公開
October 14, 2022
INTER-Mediator Ver.10が公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.10では、テキストフィールドやテキストエリアの自動保存、ユーザーエクスペリエンスの改良など、機能追加および改善点は多岐に渡っています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の改善点:Admin Console ログビューア
October 13, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleのログビューア機能が更新されています。
バージョン2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブにおいて次のログを表示およびダウンロードできるようになっています。
・Access.log
・ClientStats.log
・TopCallStats.log
・fmsDebug.log
・fmsadminDebug.log
・fmsaseDebug.log
・fmsgetpasskeyDebug.log
・fmshDebug.log
・fmslogDebug.log
なお、各ログの詳細については、Claris FileMaker Cloud ヘルプの「ログファイルの表示およびダウンロード」に記載されています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始(FAMLog)
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開
October 12, 2022
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.6では、カスタム暗号作成をサポートするEVP_CIPHER_meth_new()関数および関連する関数にてカスタム暗号を誤って処理することに起因しNULL暗号化が発生する問題(CVE-2022-3358)が修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。
[関連]JVNVU#92530096: OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
(2022/10/13追記:重大な不具合が検出されたためOpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6の公開が取り下げられており、不具合に対応する新バージョンの公開を現在準備中であるとのことです。)
Apache Tomcat 8.5.78、9.0.62および10.0.20ではセキュリティ脆弱性が修正済み
October 05, 2022
Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20ではセキュリティ脆弱性が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20では、Http11Processorインスタンスにて競合状態が発生して誤ったクライアントへのレスポンスを行うことで情報漏えいとなる脆弱性(CVE-2021-43980)が修正されています。この脆弱性は、 Apache Tomcat 10で導入されて、Apache Tomcat 9.0.47以降にバックポートされたブロッキング処理の簡素化実装によって生じた脆弱性であるとのことです。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.0ですが、Claris FileMaker Server 19.5.4ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.45が使用されています。
[関連]JVNVU#98868043: Apache TomcatにHttp11Processorインスタンスにおける競合状態による情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
OpenSSH 9.1が公開
October 04, 2022
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.1が公開されています。
OpenSSH 9.1では、悪用可能ではないと考えられているメモリ安全性に関する問題が3件修正されています。
なお、バージョン9.1では新機能の1つとして、ssh(1)とsshd(8)において最小のRSA鍵長を設定するRequiredRSASizeディレクティブが追加されていて、この長さを下回る鍵についてはsshd(8)のユーザー認証とホスト認証で無視されるようになっているとのことです。
[参考]OpenSSH 9.1 がリリースされました(春山征吾のBlog)
PHP 7.4.32、PHP 8.0.24およびPHP 8.1.11が公開
October 03, 2022
PHP 7.4.32、PHP 8.0.24およびPHP 8.1.11が公開されています。
PHP 7.4.32、PHP 8.0.24およびPHP 8.1.11ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 RC3が公開されている状況です。
なお、PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Claris FileMaker ガイドブック
September 29, 2022
Claris FileMakerの新しいトレーニング教材である「Claris FileMaker ガイドブック」シリーズのPDF版が無料でダウンロードできるようになっています。
「Claris FileMaker ガイドブック」シリーズは、「FileMaker Master Book」をベースにClaris FileMakerのより新しいバージョンの内容に合わせて内容が更新・再構成されたものです。基礎編と実践編はClaris FileMaker 19.5に対応した内容となっており、運用管理編ではFileMaker Serverを使ってカスタム Appを複数人で共有するための設定や管理方法などについて演習を交えて学習できます。
なお、基礎編の冊子版は3,300円(税別)、運用管理編の冊子版は3,600円(税別)で販売開始されており、実践編の冊子版については2022年11月頃から販売される予定となっています。
Claris FileMaker Pro 19.5.1の改善点:タブ順設定
September 28, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では、タブ順設定のないオブジェクトをコピーした場合、貼り付けもしくはペーストを実行したオブジェクトにはタブ順が設定されないように改善されています。
バージョン19.4までは、レイアウトモードでタブ順設定のないオブジェクトを貼り付けもしくはペーストを実行した場合に自動的にタブ順に追加され、意図しないタブ順の変更を招いていました。バージョン19.5ではこの点が改善され、意図しないタブ順になってしまう可能性がより低減されるようになったと言えます。
なお、レイアウトオブジェクトに設定されているタブ順を確認および設定するには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[タブ順設定...]を選択します。オブジェクトの横にある矢印に番号がない場合、そのオブジェクトにはタブ順が設定されていないことを示します。
Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップ
September 27, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1では、FileMaker Serverから[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップを使用してXMLファイルを保存できるようになっています。
FileMaker Pro 18 Advancedで追加された[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップは、Claris FileMaker 19.4まではFileMaker Server スケジュールスクリプトではサポートされていませんでしたが、バージョン19.5ではサーバーサイドでも使用できるように改善されています。
当該スクリプトステップを使用すると、開いているファイルのコピーをスキーマ、レイアウトおよびスクリプトのXML表現として保存します。なお、このXML形式は、FileMaker Proのバージョンごとに変更されることがあるとのことです。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:名前を付けて XML として保存(FAMLog)