FAMLog
FileMaker Server 16.0.2 アップデータが公開
July 18, 2017
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.2 アップデータ」を公開しています。
バージョン16.0.1のFileMaker Server 16をバージョン16.0.2に更新するこのアップデータには、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれています。JavaについてはJava 8 Update 131に、Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます。
FileMaker Server 16.0.2では、サブジェクトの別名(SAN)に対応したSSLサーバー証明書をインポートできないことがある問題や、FileMaker WebDirectにおいて特定のネットワーク構成でフィールド内容のエクスポートに失敗する問題などが修正されています。
[関連]Java 8 Update 131が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 8.5.15、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 7.0.78が公開(FAMLog)
(2017/10/14追記:「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.78に更新されます」を「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます」に変更・修正しました。)
Apache Tomcat 8.0系列のサポート終了予定日
July 03, 2017
Apache Tomcat 8.0系列は2018年6月30日にサポートが終了する予定となっています。
Apache Tomcat 8.0系列のサポート終了に関する案内は2017年6月末に発表されていました。2018年10月になるとApache Tomcat 8.0のダウンロードページが削除される予定となっており、現在Apache Tomcat 8.0系列を利用している場合にはApache Tomcat 8.5系列へのアップグレードが推奨されることになります。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在バージョン9.0.0.M22(アルファ版)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。Apache Tomcat 7.0系列のサポート終了予定日については現時点では特に案内はありません。
第35回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
June 27, 2017
2017年8月12日(土)午前10時より「第35回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/35
FileMaker Master Book 初級編(バージョン16対応)
June 26, 2017
FileMaker 16に対応した「FileMaker Master Book 初級編」は2017年5月に無料でダウンロードおよび冊子版の購入ができるようになったトレーニング教材です。
本書は、実際のビジネス現場を想定した解説と演習を通して、実際のビジネスシーンでの活用方法にそったカスタム Appの構築を初歩から順を追って学習していくことができるよう構成された400ページを超えるテキストブックです。日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMaker開発パートナーがテキストの執筆を担当しています。
FileMaker Master Book 初級編の冊子版はFileMaker StoreもしくはFileMaker製品取扱店にて1,800円(税別)で販売され、ダウンロード版については無料でPDFファイルをダウンロードできるようになっています。これ以外にも、ほとんどのFileMaker学習コンテンツが無料でダウンロードできるようになっています。
FAMLog News Archive:第77回 2017年夏号
June 22, 2017
■FileMaker 16 製品ラインが発売(2017年5月)
「FileMaker Pro 16」「FileMaker Pro 16 Advanced」および「FileMaker Server 16」が2017年5月10日に発売されました。「FileMaker Go 16」についてはiTunes App Storeから無料で入手できますが、FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 16にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。
[関連]FileMaker 16 プラットフォームが登場(FAMLog)
■FileMaker CloudがEMEAで利用可能に(2017年3月)
EMEA(ヨーロッパ、中東およびアフリカ)でFileMaker Cloudを利用できるようになったことがFileMaker, Inc.から今年3月に発表されました。FileMaker Cloudは、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するクラウドサービスです。2017年6月22日現在、米国やカナダ、ヨーロッパ、中東、アフリカで利用可能ですが、日本ではまだ使用できません。日本では今年の夏にサービス開始予定となっています。
[関連]FileMaker CloudがEMEAで利用可能に(FAMLog)、「FileMaker 16」の強化ポイントをビル・エプリング社長に聞く - 「私たちは成長を続けていきます」(マイナビニュース)
FileMaker Server 16で非推奨になった機能
May 24, 2017
FileMaker, Inc.が、2017年5月にFileMaker Server 16で非推奨になった機能についてFileMaker Knowledge Baseで案内しています。
FileMaker Server 16において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2017年5月現在)。
・スタンバイサーバー
・Windows Server 2008 R2のサポート
上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。
[関連]FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Server 16 Technical Specifications(FileMaker)
APPLE-SA-2017-05-15-7 Safari 10.1.1
May 18, 2017
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 10.1.1が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 10.1.1は、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS Sierra 10.12.5にもSafari 10.1.1が含まれています。
OS X Mavericks用のSafari 10は提供されておらず、OS X Yosemite以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2017-05-15-1 macOS 10.12.5(FAMLog)
APPLE-SA-2017-05-15-1 macOS 10.12.5
May 17, 2017
macOS Sierra 10.12.5、OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-002が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれている他、macOS Sierra 10.12.5ではBoot Campを使ってWindows 10 Creators Updateのメディアフリー・インストールができるようになっています。
FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。
FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
May 12, 2017
FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
バージョン16では、Safari 9およびMobile Safari 9がサポート対象外となり、Google Chromeはバージョン55以上、Microsoft Edgeはバージョン38に対応しています。FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・macOSの場合:Safari 10.0.x、Google Chrome 55以上
・Windowsの場合:Google Chrome 55以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 38
・iOSの場合:iOS 10.x上のMobile Safari 10.0.x
・Androidの場合:Android 6.x上のGoogle Chrome 55以上
サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Pro(12.9インチおよび9.7インチ)、iPad Air 2、iPad mini 4、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusとなっています。Androidについては、2GB以上のRAM、1.4GHzおよびクアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。
[関連]FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 16 技術仕様(FileMaker)
FileMaker 16 プラットフォームが登場
May 10, 2017
ファイルメーカー社が、FileMaker 16 プラットフォームを2017年5月10日から販売を開始すると発表しています。
FileMaker 16 プラットフォームの各製品は日本国内では下記の価格にて販売され、「FileMaker Go 16」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。
・FileMaker Pro 16:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 16 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 16:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・FileMaker Licensing for Teams (FLT) 5 ユーザ接続:96,000 円(年間利用料金、最大500ユーザ接続まで購入可能)
FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 16にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。なお、FileMaker Pro 16では、OS X Yosemite v10.10はサポート対象外となっています。