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FileMaker CDML Converter
November 15, 2004
FileMaker Server 7 Advancedには「FileMaker CDML Converter」というツールも含まれています。
CDML Converterは、既存のCDMLフォーマットファイルをWeb公開エンジンと互換性があるXSLTスタイルシートに変換する場合に使用します。
変換作業にあたっては、CDMLフォーマットファイルが入っている変換元のフォルダ、および生成するXSLTスタイルシートファイルを入れる変換先のフォルダを選択し、ファイルのテキストエンコードを指定します。
意図通りに動作させるためには、変換後のXSLTスタイルシートファイルをさらに編集する必要があるでしょう。
FileMaker Server 7 Advancedで使用するソフトウェアコンポーネント
October 26, 2004
FileMaker Server 7 AdvancedでWeb公開する際に使用するソフトウェアコンポーネントは下記の通りです。
・Webサーバー
・Webサーバーモジュールおよび管理コンソール
・Web公開エンジン(Web公開コア+カスタムWeb公開エンジン)
・FileMaker Server 7
FileMaker Server 7 Advancedには、FileMaker Server 7とWeb公開エンジンおよび関連ツールが含まれていて、Web公開エンジンのインストーラで、「Web公開エンジン」と「Webサーバーモジュールおよび管理コンソール」をインストールできます。
Webサーバーは、Mac OS Xの場合はあらかじめインストールされているApache HTTP Serverが使用されます。
(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
pmset
September 10, 2004
Mac OS Xには「システム環境設定」の「省エネルギー」設定をコマンドラインから変更するためのツールとしてpmsetが用意されています。
pmsetは電源管理関連設定の変更と読み込みを行うツールで、管理者権限を持つユーザーで実行する必要があります。
(使用例)
$ sudo pmset -a sleep 0 dim 5 spindown 0 womp 1 autorestart 1 dps 0 reduce 0
上記例の場合、下記のように設定が変更され、パラメーターで-aを指定したことによりすべての省エネルギー設定に反映されます。
・スリープしない設定に変更
・ディスプレイがスリープするまでのコンピュータが静止している時間設定を5分に
・ハードディスクをスリープさせる設定を無効に
・Ethernet経由による管理者のアクセスでスリープから復帰する機能を有効に
・停電後に自動的に再起動する設定を有効に
・プロセッサのパフォーマンス設定を「最高」に変更
pmsetの詳細はmanページに記載されていて、下記のコマンドで参照することができます。
$ man pmset
FMBench 2.0
August 02, 2004
FileMaker用ベンチマークツールである「FMBench」の新バージョンが2004年7月20日にリリースされていました。FMBench 2.0ではFileMaker 7に対応したバージョンも用意されています。
FMBenchはFileMakerの各種機能の性能を計測するためのツールで、フリーウェアです。さらに自由にファイルの中身を修正することもできるようになっています。
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (4)
May 17, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、Webブラウザーからアクセスする際に、ツールバーアイコンとボタンの付いたステータスエリアが表示されます。
ステータスエリアにはWeb上でソリューションを操作するために必要な機能があらかじめ備わっており、デスクトップでFileMaker Proを操作するときと同じように操作が可能です。ステータスエリアは非表示にすることもできます。
FileMaker Proで定義した任意のレイアウトを表示することができるようになり、画面は選択したレイアウトに関連した表示がされます。あわせて表示方法の切り替えも可能で、フォーム形式、表形式に加えリスト形式も新たに選ぶことができるようになっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
CDMLからXSLTへ
April 05, 2004
FileMaker Server 7 AdvancedではCDMLがサポートされなくなりましたが、カスタムWebに相当する機能はXSLTで記述することになるようです。
CDMLからXSLTへの移行ツールがServer 7 Advancedに付属するようですが、どの程度まで実際に移行をしてくれるものなのか現時点では不明です。
上記のような不安要素がありますが、FileMaker Server 7 Advancedは100までのWeb接続と250までのFileMaker Proの接続をサポートするとのことですので、性能面ではかなり期待できます。
実際の評価は販売開始を待つしかありませんが、とても待ち遠しいものです。