FAMLog
FileMaker Pro 14で取り除かれた機能
May 09, 2016
FileMaker Pro 14では一部の機能が削除されています。バージョン14で削除された機能の一覧は下記の通りです。
・QuickTime を挿入
・Bentoデータのインポート
・環境設定ダイアログボックスの[フォント]タブ
・クラシックテーマ
・新規デフォルトスクリプト
環境設定ダイアログボックスの[フォント]タブは、新しいインスペクタオプション[フィールドの言語と同期]に置き換わっています。[フィールドの言語と同期]は、インスペクタの[データ]タブの[動作]領域にある[インプットメソッドの設定]内で指定できます。
「クラシック」テーマについては、バージョン14でサポート対象外となり、[テーマの変更]ダイアログボックスで「クラシック」に変更および指定できなくなっています。
また、FileMaker Pro 14では、画面ステンシルの内容・一覧が更新されており、iOS用画面ステンシルの高さが変更され、3.5インチスクリーン用のサイズが削除されています。
[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Pro 13の改善点:画面ステンシル(FAMLog)、FileMaker Pro 14の新機能:「ミニマリスト」および「ミニマリストタッチ」テーマ(FAMLog)
Cyberduck 4.9が公開
April 07, 2016
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.9」が公開されています。
バージョン4.9では、Backblaze社のB2 Cloud Storageが新たにサポートされるようになっています。
Cyberduck 4.9のライセンスはGPLであり、OS X版についてはOS X v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。なお、Windows 10への対応については特に言及されていない模様です。
(2016/10/20追記:「Windows XP(Service Pack 3)以降で動作」を「Windows Vista以降で動作」に変更・修正しました。)
APPLE-SA-2016-03-21-6 Safari 9.1
March 28, 2016
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.1が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9.1は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.4にもSafari 9.1が含まれています。
OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2016-03-21-5 OS X El Capitan 10.11.4 and Security Update 2016-002(FAMLog)
FileMaker Pro 14の新機能:上部および下部のナビゲーションパート
March 14, 2016
FileMaker Pro 14では、上部ナビゲーションと下部ナビゲーションというレイアウトパートが新たに追加されています。
これらの新しいレイアウトパートを使うことにより、スクロールしても常にナビゲーションを表示することができ、使いやすいインターフェースを利用者に提供できます。上部および下部のナビゲーションパートは、スクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。
1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートおよび下部ナビゲーションパートはそれぞれ1つだけであり、ナビゲーションパートに追加したフィールドは現レコードのデータを使用します。
[関連]レイアウトパートのタイプについて(FileMaker Pro 14 ヘルプ)
第26回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
February 29, 2016
2016年4月16日(土)午前10時より「第26回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/26
Ruby 2.0.0の公式サポートが終了
February 26, 2016
2016年2月24日をもってRuby 2.0.0の公式サポートが終了しています。
バージョン2.0.0のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.0.0に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2015年12月に公開されたRuby 2.3.0です。
Ruby 2.1については、3月末までに予定されているバージョン2.1.9のリリースをもって通常メンテナンスを終了し、セキュリティメンテナンスに移行する予定となっています。これは、バージョン2.1.9以降は重大なセキュリティ修正のみが行われ、単なるバグなどの修正が行われなくなることを意味します。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、Ruby 2.1.9のリリース後1年でRuby 2.1の公式サポートは終了するとのことです。
[関連]Ruby 2.0.0 および Ruby 2.1 の今後について
Cyberduck 4.8が公開
February 25, 2016
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.8」が公開されています。
バージョン4.8では、SFTPにおいてEd25519鍵が新たにサポートされるようになっています。また、SFTPにおいて鍵交換アルゴリズムでdiffie-hellman-group-exchange-sha256とcurve25519-sha256@libssh.orgがサポートされるようにもなっています。
Cyberduck 4.8のライセンスはGPLであり、OS X版についてはMac OS X v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。なお、Windows 10への対応については特に言及されていない模様です。
(2016/10/20追記:「Windows XP(Service Pack 3)以降で動作」を「Windows Vista以降で動作」に変更・修正しました。)
ファイルメーカー社が「カスタム App 利用状況調査 2016」を発表
February 17, 2016
ファイルメーカー社が、FileMakerプラットフォームを導入しているユーザー企業に対して行った実態調査の報告書「カスタム App 利用状況調査」を発表しています。
この報告書は、FileMaker製品を使っているユーザー企業がアプリケーションをどのように利用しているのかについて詳しく把握するために実施されたアンケート調査の回答結果がまとめられたものです。
調査結果によると、82%がITソリューションを内製化し、74%のユーザー企業がFileMakerプラットフォームを使って作成されたアプリケーションを利用したことでビジネスチームの生産性が向上したと回答しています。
APPLE-SA-2016-01-19-3 Safari 9.0.3
January 25, 2016
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.0.3が配布されています。
多数の脆弱性やプライバシーに関わる問題が修正されたSafari 9.0.3は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.3にもSafari 9.0.3が含まれています。
OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
APPLE-SA-2016-01-19-2 OS X El Capitan 10.11.3 and Security Update 2016-001
January 22, 2016
AppleからOS X El Capitan v10.11.3、OS X Yosemite v10.10.5用およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2016-001が公開されています。
OS X El Capitan v10.11.3では、AppleGraphicsPowerManagement、Disk Images、IOAcceleratorFamily、IOHIDFamily、IOKit、Kernel、libxslt、OSA Scriptsおよびsyslogのセキュリティ脆弱性が修正されています。また、Security Update 2016-001ではlibxsltのセキュリティ脆弱性が修正されています。
FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan対応の予定はない模様です。