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Web公開エンジン管理コンソール

November 11, 2004

「Web公開エンジン管理コンソール」は、Webサーバーモジュールと共に、Webサーバーにインストールされるソフトウェアコンポーネントです。

管理コンソールは、Web公開エンジンの設定・管理を行うためのWebアプリケーションであり、Webブラウザー経由で使用するものです。Web公開エンジンの一部と見なすこともできますが、FileMaker Server 7 Advancedに付属するマニュアルでは、Webサーバーモジュールとセットで扱われています。

必要に応じて、特定のIPアドレスからのみ管理コンソールへアクセスできるように制限をかけることができます。

Tag: FileMaker

Security Update 2004-10-27

November 01, 2004

AppleからSecurity Update 2004-10-27がリリースされています。

このセキュリティアップデートはMac OS X v10.3.xのApple Remote Desktop Client v1.2.4向けに提供され、loginwindowの裏でアプリケーションを起動でき、root権限で動作してしまう問題が修正されます。この問題は以下の条件を満たすシステムで発生し、ファーストユーザスイッチ機能のないMac OS X v10.2.x以下のシステムには影響しません。

・Apple Remote Desktop Clientがインストールされている
・「アプリケーションの起動と終了」権限付きでApple Remote Desktopが有効になっている
・ARDユーザーのユーザー名とパスワードが知られている
・ファーストユーザスイッチが有効になっている
・ユーザーがログインしていて、ファーストユーザスイッチによって loginwindowが前面にきている

本アップデートでは、loginwindowが前面にきている時にApple Remote Desktopでアプリケーションを起動できないようになっています。この修正内容はApple Remote Desktop 2.1 Clientにも含まれています。

Tag: Security

FileMaker Server 7 Advancedで使用するソフトウェアコンポーネント

October 26, 2004

FileMaker Server 7 AdvancedでWeb公開する際に使用するソフトウェアコンポーネントは下記の通りです。

・Webサーバー
・Webサーバーモジュールおよび管理コンソール
・Web公開エンジン(Web公開コア+カスタムWeb公開エンジン)
・FileMaker Server 7

FileMaker Server 7 Advancedには、FileMaker Server 7とWeb公開エンジンおよび関連ツールが含まれていて、Web公開エンジンのインストーラで、「Web公開エンジン」と「Webサーバーモジュールおよび管理コンソール」をインストールできます。

Webサーバーは、Mac OS Xの場合はあらかじめインストールされているApache HTTP Serverが使用されます。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Apple Remote Desktop 2.1

October 15, 2004

アップルから「Apple Remote Desktop 2.1 Admin」と「Apple Remote Desktop 2.1 Client」がリリースされています。

Apple Remote Desktop 2.1の改良点は下記の通りです。

・リモートコンピュータの制御・監視時のフルスクリーンモードに対応
・複数モニタを使用した、リモートコンピュータの制御・監視に対応
・リモートコンピュータの制御時のマウスのスクロールホイール、右クリックに対応
・再起動が必要なパッケージのためのコンピュータの再起動が可能
・UNIXコマンド送信時の出力レポート機能を改良
・ハードウェア、ソフトウェアのレポートのプリント機能を改良
・リモートデータ収集機能の改良
・ネットワーク化されたホームディレクトリ内のファイルについてのコピー機能を改良
・管理アプリケーションでのカラム並べ替え機能を改良

Apple Remote Desktop 2.1 ClientはApple Remote Desktop 2.1 Adminからのみ管理することができるもので、管理用ソフトウェアであるApple Remote Desktop 2.1 AdminにアップデートするためにはApple Remote Desktop 2があらかじめインストールされている必要があります。

Tag: Mac

FileMaker Server Web公開エンジン

October 14, 2004

FileMaker Server 7 Advancedには「FileMaker Server Web公開エンジン」(以下、Web公開エンジン)と呼ばれるソフトウェアコンポーネントのセットが含まれます。

Web公開エンジンを使用することにより、FileMaker Server 7 Advancedでは下記の方法でFileMakerデータベースのWeb公開が可能となります。

・XML(Extensible Markup Language)を使用したカスタムWeb公開
・XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を使用したカスタムWeb公開
・インスタントWeb公開

公開されるデータベースはFileMaker Serverでホストされ、旧バージョンのようにカスタムWeb公開を利用するためにFileMaker Pro(FileMaker Pro Unlimited)がインストールまたは実行されている必要はありません。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

製品版FileMaker Server 7の利用前に評価版をアンインストール

September 29, 2004

評価版のFileMaker Server 7をインストールしたことがある場合には、製品版をインストールする前に、評価版のFileMaker Server 7をアンインストールしておく必要があります

Mac OS XでFileMaker Server 7をアンインストールするには、FileMaker Server Adminを利用して、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperデーモンを停止させた上で、「/Library/FileMaker Server 7/」フォルダと「/Applications/FileMaker Server 7/」フォルダをゴミ箱に移動します。

このとき「/Library/FileMaker Server 7/Data/」以下にあるデータベースファイル等は、誤って削除しないように別の場所に移動させておくことが重要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7をインストールする時に行われる処理

September 28, 2004

Mac OS XでFileMaker Server 7をインストールすると、関連ファイルがインストールされる以外に、下記の処理が行われます。

・fmserverという名前のユーザーとfmsadminという名前のグループが作成される

・FileMaker Server 7をインストールしたユーザーアカウントは自動的にfmsadminグループに追加される

FileMaker Serverに必要なファイルは、FileMaker Server Adminやマニュアル、StartupItemsなどを除くと、「/Library/FileMaker Server 7/」以下にまとめられています。

「/Library/FileMaker Server 7/」フォルダは、fmserverユーザーとfmsadminグループによって所有されています。FileMaker Serverデーモンおよびfmsadminグループに属するユーザーは、このフォルダに対して読み書きが可能となっています。

Tag: FileMaker

スリープモードをオフにする

September 09, 2004

FileMaker Server 7は常時起動しているコンピュータで継続して動作することを前提に設計されているため、FileMaker Serverがインストールされているコンピュータはスリープ状態に入らないように設定する必要があります。

スリープモードに入るとFileMaker Serverは強制的に処理を終了するため、データファイルの破壊や、他の予期しない動作が発生する可能性があります。

Mac OS X v10.3 "Panther"がインストールされているMacをスリープさせないようにする場合には、システム環境設定の「省エネルギー」で、「コンピュータがスリープするまでの静止している時間」のところを「しない」に設定します。

また、「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」設定も必要に応じて無効にしておくとよいでしょう。

Tag: FileMaker

Security Update 2004-09-07

September 08, 2004

AppleからSecurity Update 2004-09-07がリリースされました。以下のシステム用のセキュリティアップデートが提供されています。

・Mac OS X v10.3.5 "Panther"
・Mac OS X v10.3.4 "Panther"
・Mac OS X v10.2.8 "Jaguar"
・Mac OS X Server v10.3.5 "Panther"
・Mac OS X Server v10.3.4 "Panther"
・Mac OS X Server v10.2.8 "Jaguar"

今回はMac OS X v10.3.5がリリースされてからそれほど時間が経過していないことから、Mac OS X v10.3.4とMac OS X v10.3.5の両バージョンに対してセキュリティアップデートが用意されています。

Security Update 2004-09-07では下記のソフトウェアが更新されます。

・CoreFoundation
・IPSec
・Kerberos
・lukemftpd
・OpenSSH
・PPPDialer
・rsync
・Safari
・SquirrelMail
・tcpdump
・OpenLDAP(Mac OS X v10.3.x、Mac OS X Server v10.3.x)
・Apache 2(Mac OS X Server v10.2.8/v10.3.4/v10.3.5)
・QuickTime Streaming Server(Mac OS X Server v10.2.8/v10.3.4/v10.3.5)

Mac OS X ServerにインストールされているApache 2はApache 2.0.50にアップデートされます。OpenSSHでは、OpenSSH 3.4以前に存在した、悪意あるsshサーバーによってローカルファイルを破壊される可能性がある脆弱性が修正されます。

Tag: Security

FileMaker Server 7でリモート管理を有効化するには

August 23, 2004

FileMaker Server 7でリモート管理を有効にするには、FileMaker Serverと同じコンピュータにインストールされたFileMaker Server Adminを使用します。

FileMaker Server AdminでFileMaker Serverに接続後、「リモートユーザに FileMaker Server の管理を許可する」設定を有効にすると、リモート管理が有効化されます。

なお、リモート管理を行うためには、FileMaker Serverを実行するコンピュータ上で、FileMaker Server Helperデーモンが動作している必要があります。

Tag: FileMaker

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