FAMLog
FileMaker Go 14の新機能:署名キャプチャの機能強化
April 27, 2016
FileMaker Go 14では、署名キャプチャの機能が強化されています。
FileMaker Go 14では、iPadで署名キャプチャ画面を縦方向にも横方向にも表示できるようになっています。また、スクリプトを使用すれば、敬称や説明、署名行の下のテキストなど、情報を追加することもできるようになっています。
FileMaker Go 13以前では、ユーザーが署名キャプチャ画面に入ったときには、署名の内容のみが表示されていました。バージョン14では[デバイスから挿入]スクリプトステップが強化され、署名オプションとしてタイトル、メッセージおよびプロンプトという3つの追加パラメータを指定できるようになっています。
[関連]FileMaker Go 14 - 署名キャプチャの強化(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14の新機能:上部および下部のナビゲーションパート
March 14, 2016
FileMaker Pro 14では、上部ナビゲーションと下部ナビゲーションというレイアウトパートが新たに追加されています。
これらの新しいレイアウトパートを使うことにより、スクロールしても常にナビゲーションを表示することができ、使いやすいインターフェースを利用者に提供できます。上部および下部のナビゲーションパートは、スクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。
1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートおよび下部ナビゲーションパートはそれぞれ1つだけであり、ナビゲーションパートに追加したフィールドは現レコードのデータを使用します。
[関連]レイアウトパートのタイプについて(FileMaker Pro 14 ヘルプ)
FileMaker Pro 14の新機能:新しい[セキュリティの管理]ダイアログボックス
December 02, 2015
FileMaker Pro 14では、[セキュリティの管理]ダイアログボックスのインターフェースが一新されています。
新しい[セキュリティの管理]ダイアログボックスの基本設定ビューでは、1つのウインドウでアカウントを作成したり、アカウント名やアクセス権セット等を編集できるようになっています。
[セキュリティの管理]ダイアログボックスにおいて[詳細設定の使用...]ボタンを押すことによって、バージョン13のときと同様のインターフェースでアクセス権セットや拡張アクセス権、ファイルアクセスの設定を管理することもできます。
[関連]FileMaker Pro でのセキュリティ管理の基本設定ビュー(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2015-09-16-1 iOS 9
September 17, 2015
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 9の提供が開始されています。iOS 9では脆弱性の修正も多数行われています。
iOS 9では検索機能とSiriが強化されています。また、iPadの新しいマルチタスク機能では、画面を分割したりピクチャ・イン・ピクチャ機能を使って、2つのアプリケーションを同時に使用できるようになっています。その他にも、メモアプリケーションが刷新され、バッテリーの最適化が行われるなど、数多くの機能追加や改善が行われています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能があり、国や地域によっては一部機能を利用できない場合があります。
アップデートの対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
(2015/10/22追記:アップデートの対象機種に関する記述からiPad Proを削除しました。)
FileMaker Pro 14の新機能:起動センター
August 28, 2015
FileMaker Pro 14では、クイックスタート画面が「起動センター」に置き換わっています。新しく導入された起動センターでは、すべてのFileMakerソリューションが見やすく整理され、必要なソリューションをすぐに見つけることができます。
見栄えのするアイコンが29種類用意されており、[ファイルオプション]ダイアログボックスで起動センターに表示するソリューションのアイコンを自由に選択、指定できます。また、カスタムアイコンを指定することも可能です。
起動センターでは、FileMakerプラットフォーム全般を通じて一貫した方法でソリューションアイコンを表示することができ、ローカルならびに共有FileMaker Proソリューションを開く、他のファイルの変換、およびお気に入りのファイルとホストの管理をすべて1つの場所で行えます。
[関連]FileMaker Pro のソリューション起動センター(FileMaker ナレッジベース)
(2019/02/05追記:リンク先のURLを変更・修正しました。)
FileMaker Pro 14の動作環境
June 04, 2015
OS X版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、OS X MavericksもしくはOS X Yosemiteとなっており、OS X LionとOS X Mountain Lionが動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、Windows 7、Windows 8もしくはWindows 8.1となっています。
FileMaker Proはバージョン14で64ビットに対応し、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。なお、OS X版は32ビットおよび64ビットの両バージョンを含む単一のアプリケーションとなっています。
[関連]FileMaker Pro 13の動作環境(FAMLog)
FileMaker Server 13の改善点:カスタムWeb公開の同時接続上限数が2000に
September 03, 2014
FileMaker Server 13では、カスタムWeb公開における同時接続クライアント数の上限が増加しています。
FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は100、FileMaker Server 12 AdvancedのカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は200でしたが、FileMaker Server 13では新たに理論上の上限が2000に引き上げられています。接続数の上限は、ハードウェアの構成、データベース設計およびOSに依存しますが、カスタムWeb公開では複数のユーザーが1つの接続を共有できます。
なお、上記の同時接続上限数は理論値であり、FileMaker社によるテスト済みの接続数はカスタムWeb公開では200となっています。
[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)、FileMaker Server 13 ホストとクライアントの互換性チャート(FileMaker ナレッジベース)
(2014/09/03追記:カスタムWeb公開およびxDBC接続にはFileMaker Server 13で新たに導入された“同時接続”のライセンスは必要ありません。)
FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect
December 13, 2013
FileMaker Server 13では、「FileMaker WebDirect(ウェブダイレクト)」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
FileMaker WebDirectは、一切プログラミングすることなく、FileMaker Proで作成したレイアウトをWebブラウザー上に再現し、Webブラウザーからデータベースを直接使用できる革新的な機能です。Webブラウザーを用いてサーバー上のデータベースを直接更新できるので、各端末にFileMaker ProやFileMaker Goをインストールする手間は不要です。また、FileMaker ServerがWebブラウザーにデータをプッシュしてWebブラウザー内のデータを更新するので、FileMaker Proデータベースへの変更が即座に当該データベースに接続中のWebブラウザーに反映されます。
なお、FileMaker WebDirectにアクセスするにはFileMaker Server 13の「同時接続」を利用します。FileMaker Server 13には1つの「同時接続」が付属し、追加の接続はFileMaker Server 13のAdmin ConsoleまたはFileMaker Storeから購入できます。「同時接続」は5単位で販売され、価格は5同時接続につき104,400円です。
[関連]FileMaker WebDirectとFMPress Publisherの比較(株式会社エミック)
FileMaker カンファレンス 2013 & FileMaker 13 関連リンク集
December 11, 2013
・ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス 2013」を開催(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカーの総合イベント「FileMaker カンファレンス 2013」が開幕(マイナビニュース)
・FileMaker カンファレンス 2013 FileMakerによるソリューションやテクニックなど最新情報を共有(インナビネット)
・FileMaker カンファレンス 2013 レポート(株式会社ジェネコム)
・FileMakerカンファレンス2013報告(イエスウィキャンのファイルメーカー情報)
・FileMakerカンファレンス2013 レポート(株式会社スプラッシュ)
・FileMaker カンファレンス 2013ご来場のお礼(株式会社エミック)
・ファイルメーカー、Universalアプリ化したiPhone/iPad用FileMakerアプリ「FileMaker Go 13」をリリース(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカーのデザイン作成機能が強化された「FileMaker Pro 13」をチェック(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカーの「FileMaker Pro 13 Advanced」に追加された256ビットAES暗号化機能(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカーのSafariからデーターベース編集を可能にする「FileMaker WebDirect」機能を搭載した「FileMaker Server 13」の変更点(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・ファイルメーカー、「FileMaker 13」シリーズを発売(CodeZine)
・「FileMaker 13」がリリース、ブラウザーからの直接アクセスに対応 (ITpro)
・ファイルメーカー、iPadやiPhone向けツールが揃った「FileMaker 13」(マイナビニュース)
・ファイルメーカー、「FileMaker Go 13」を提供開始 - ユニバーサルアプリに(マイナビニュース)
・ファイルメーカー、50を超える新機能を搭載した最新版「FileMaker 13」を発売(BCN Bizline)
・ファイルメーカー、データベースソフト「FileMaker 13」を発売(MdN Design Interactive)
・データベースソフト「FileMaker」最新版が発売、iPhoneアプリも一新。(AppBank)
・「ポストPC時代」をにらんで多様性に対応する――ファイルメーカー・エプリング社長(ITmedia エンタープライズ)
・モバイルの急伸に対応し、継続的な投資ができる体制を整えた(ITpro)
・「FileMakerはあらゆる業種で使っていただけると自負しています」 - ファイルメーカー社長ビル・エプリング氏(マイナビニュース)
・開発担当者が「ぜひiPadで」と語る「FileMaker 13」とは?(ASCII.jp)
・新登場の「FileMaker Go 13」はもうひとつのiOSアプリ製作環境だ!(マイナビニュース)
・iOSやパソコンで仕事を共有できるカスタム業務システム構築の最短距離、FileMakerの新版登場(PC Online)
(最終更新日:2013/12/11)
FileMaker 12のLocation関数とiOS 6
September 06, 2013
FileMaker 12で追加されたLocation関数を利用すると、FileMaker Go 12で現在の位置情報を元に緯度と経度の情報を取得できます。
GPSや携帯電話通信網、Wi-Fiから入手できる位置情報を取得するには、FileMaker Go 12を実行しているiOSデバイスにおいて位置情報サービスが有効になっている必要があります。位置情報を取得できない場合、Location関数の戻り値は空の文字列になります。また、FileMaker Pro 12で実行した場合も空の文字列を返します。
Location関数のヘルプには経度と緯度をカンマ区切りのテキスト文字列で返すと記載されていますが、iOS 6では経度と緯度に加えて水平精度も含まれ、戻り値の取り扱いには注意が必要です。
[関連]Location 関数は iOS 6 環境下で 3 つの値を返す(FileMaker ナレッジベース)